CL敗退のPSGがトゥールーズに敗れ昨年9月以来のリーグ戦2敗目を喫す…【リーグ・アン】

2024.05.13 06:01 Mon
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パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、リーグ・アン第33節でトゥールーズと対戦し1-3で敗戦した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでドルトムントに敗れ、悲願のCL優勝の可能性が消滅したPSGは、その試合のスタメンからムバッペ以外の10人を変更。3トップにバルコラ、アセンシオ、ムバッペを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。
すでに残留を決めている12位トゥールーズ(勝ち点40)に対し、PSGは8分に先制する。GKテナスのロングフィードからDFの裏へ抜け出したムバッペが飛び出していたGKをかわしゴール左にシュートを突き刺した。当初はムバッペのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆って先制ゴールが認められた。

先制したPSGだったが、わずか5分で試合を振り出しに戻される。13分、左サイドをドリブルで持ち上がったムサ・ディアラのラストパスからゴールエリア左手前に抜け出したダリンガにダイレクトシュートを流し込まれた。

追いつかれたPSGは17分にもピンチ。ハイプレスから自陣でボールを失うと、ダリンガの落としを受けたアブクラルに決定機を許したが、シュートはGKテナスが好セーブで阻止した。
前半半ば以降は一進一退の展開の展開が続くなか、互いにアタッキングサードまでボールを運んだが、決定機を作るには至らず。前半は1-1で終了した。

迎えた後半、先にチャンスを作ったのはPSG。56分、右サイドでボールを受けたイ・ガンインのクロスをファーサイドに走り込んだアセンシオがワンバウンドしたボールを頭で合わせたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのトゥールーズだった。68分、スアソのパスをボックス左手前で受けたグボオにペナルティライン付近からコントロールショットをゴール右に決められた。

勝ち越しを許したPSGは、試合終了間際の95分にもショートコーナーの流れからマグリにネットを揺らされ、そのまま1-3でタイムアップ。PSGは昨年9月15日のニース戦以来となるシーズン2敗目を喫した。

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「今季はプレーしないと思っていた」レアル移籍のムバッペ、PSGでのラストシーズンを語る「彼らは暴力的に話してきた」

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「安心した」ユーロ前にレアル移籍が決まったムバッペ、改めて移籍を語る「解放され、安堵し、誇りに思う」

レアル・マドリーへの移籍が決定したフランス代表FWキリアン・ムバッペが、改めて移籍について語った。フランス『レキップ』が伝えた。 3日、パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が決定していたムバッペのマドリー移籍が正式発表。2029年までの5年契約が結ばれることが発表された。 幼少期からの憧れのクラブへと移籍を果たしたムバッペ。憧れていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドからも祝福を受けるなどした中、ユーロ2024に向けて準備しているフランス代表に合流した。 5日にルクセンブルク代表との試合を控えているフランス。試合前の記者会見に出席したムバッペは、冒頭に自ら切り出し、今回の移籍についてコメント。代表以外のことは話さないと牽制もした。 「この記者会見を始める前に、いくつか話したいことがある。僕はレアル・マドリーの選手になる予定だ。これは大きな喜びであり、夢だ」 「このクラブに来ることができ、僕は解放され、安堵し、とても誇りに思っている。とても興奮もしている」 「そして、とても謙虚な気持ちでここに到着した。複雑なことだったので、僕をサポートし、直接的、または間接的に貢献してくれたすべての人々に感謝したいと思う。注目すべきはフロレンティーノ・ペレス会長だ」 「今、僕には責任があり、キャプテンとしての役割に戻らなければならない。アンフェアかもしれないけど、代表に関すること以外の質問には答えるつもりはない」 それでも、ユーロの前に移籍の話がまとまったことについて問われ、「安心した」とコメント。意気込みを語った。 「とても安心した。それは僕の顔にすぐ出ていると思う。シーズンの終わりはかなりプレーする機会が減った。ただ、これはユーロに対する言い訳にはならない。僕たちは、監督やグループと共に、たくさんのフィジカル的なトレーニングを行った」 「僕の目標はユーロに向けて最高の状態になること。たとえ多くのプレッシャーがあったとしても、これは複雑な大会であり、おそらくワールドカップより難しい」 「僕たちは難しいグループに入った。そして、24年間優勝していない大会であり、僕たちの国にとってもとても大きなことだ。準備を整えて到着し、グループステージからパフォーマンスを発揮しなければいけない」 また、移籍が決まったことが影響することについては「幸せな人は、不幸な人よりもパフォーマンスが良い可能性が高くなる」とコメント。「僕たちにはやるべき仕事があり、笑ったからといってゴールを決められるわけではない」と語り、移籍が決まって幸せであっても、良い結果がついてくるわけではないとし、ユーロに集中していくとした。 2024.06.05 10:45 Wed

PSGがシェルキ獲得の動きを本格化…L・エンリケ監督もゴーサイン

パリ・サンジェルマン(PSG)がリヨンのU-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(20)獲得へ本腰を入れ始めたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 フランス代表FWキリアン・ムバッペのレアル・マドリー移籍に伴い、今夏前線の刷新に動くPSG。 国外のビッグネームに加え、国内の若手逸材を注視する中、モナコのU-23フランス代表MFマグネス・アクリウシェと共に獲得候補に挙がっているのが、今シーズンの公式戦で39試合3ゴール9アシストの数字を残したシェルキだ。 昨夏にも獲得に動いた万能型アタッカーへの再アプローチに向けてクラブは、ルイス・エンリケ監督からのゴーサインをすでに受け取っており、ここから動きを本格化させるという。 昨夏はシェルキ残留へ徹底抗戦の構えを見せていたリヨンも、2025年夏のフリートランスファーを回避すべく今夏は交渉のテーブルにつく可能性が高いとみられる。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材だ。 2024.06.04 20:30 Tue

マドリーがムバッぺの獲得合意を発表!2029年までの5年契約を結ぶ

レアル・マドリーは3日、今季限りで パリ・サンジェルマン(PSG)を退団するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の獲得合意を発表した。契約期間は2029年6月30日までとのことだ。 2017年8月にモナコから鳴り物入りで加入したムバッペは、レンタル期間も含めて7シーズンで公式戦308試合で最多の256ゴールを記録。6度のリーグ優勝を含め通算13個のタイトル獲得に貢献。また、個人としても5度のリーグ・アン得点王に輝いている。 マドリーへの加入が決まったムバッペは、自身の公式X(@KMbappe)で以下のように喜びを語った。 「夢が叶った、憧れのマドリーに加入できて、とても幸せで誇りに思う。僕が今どれほど興奮しているか、誰も理解できないだろう。マドリディスタのみんな、いつも最高の声援をありがとう。君たちに会うのが待ちきれないよ。マドリー万歳!」 2024.06.04 03:40 Tue

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就任濃厚から一転…ポルト退任のコンセイソン監督はマルセイユのオファーを保留か

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リール、ミラン行きが噂されるフォンセカ監督の退任とジェネジオ氏の新監督就任を発表

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