チェルシーがバルサMFガビを狙う? カギはバルセロナの資金確保、新監督次第では移籍後押しに?

2023.04.12 12:45 Wed
Getty Images
バルセロナのスペイン代表MFガビ(18)に対し、チェルシーが関心を寄せているという。スペイン『アス』が伝えた。
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2015年7月にレアル・ベティスからバルセロナのカンテラへと加入したガビ。若くしてその才能が花開くと、2021年8月にファーストチームデビュー。当初はさほど重宝されていなかったが、スペイン代表を率いたルイス・エンリケ監督がその才能を高く評価。クラブでのプレー時間以上にスペイン代表で早く主軸となると、バルセロナでもポジションを掴んでいった。
今やチームに欠かせない存在となったガビだが、クラブが一向に改善しない財政問題の影響を受けることに。今年1月、バルセロナはファーストチーム登録をラ・リーガに拒否されるも、バルセロナの裁判所が予防措置として一時的に登録を認めるように指示。その結果、チャビ・エルナンデス監督が背負っていた背番号「6」を引き継ぎ、ファーストチームに登録されたが、書類の不備などがあり、この登録が白紙に。Bチームの選手としての登録に切り替わると、Bチーム登録の選手が付けられない「6」も剥奪されることとなった。

さらに、契約も2026年夏までの契約更新が無効となり、5000万ユーロ(約72億5000万円)の契約解除条項が含まれる、2024年6月までになっていた。

そのガビに対し、チェルシーが獲得に動き出しているとのkと。すでにスペインへとやってきており、ガビの代理人であるイバン・デ・ラ・ペーニャ氏と会談。最初のコンタクトを取ったという。
マドリードで行われた会談は、互いにとってとても満足いくものであり、今後も進めていくことで同意。再度、会談が行われるとのことだ。

『アス』によれば、バルセロナの対応にガビは腹を立てているとのこと。クラブの財政問題がありながら、自身が優先されていない状況に不満だという。

カギを握るのはバルセロナの財政問題。6月30日までに2億ユーロ(約292億円)のサラリー上限を解放できなければ、ガビとのプロ契約は無効。今夏フリーでの退団が可能となる。

また、チェルシーの新監督にスペイン代表の元指揮官であるルイス・エンリケ氏が就任する可能性があり、ガビは自身を見出してくれ、よく知る指揮官との仕事を前向きに考えると見られている。

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