冬の移籍市場では総額3億2300万ポンド(約521億9000万円)を投じて計8選手を乱獲していながら、調子が上向く様子が全く見えないチェルシー。
グレアム・ポッター監督には脅迫文が届くなど混迷を極めている。
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週末のトッテナムとのプレミアリーグでも2-0で敗戦。公式戦6試合未勝利、リーグ戦5試合未勝利と最悪の状況。ポッター監督は「私や、私の子供に死んでほしいとか」と脅迫のメッセージも届いていると明かしていた。
そのポッター監督に対し、同じプレミアリーグで戦うブレントフォードの
トーマス・フランク監督が虐待についてコメント。イギリス『BBC』の「Radio 5」でソーシャルメディアの使い方が問題だとした。
「時間が経てば、彼は解決策を見つけるだろうと私は確信している」
「残念ながら、それが業界の一部になっているケースもあり、色々な意味で恥ずべきことだと思う」
「大きいのはソーシャルメディアだと思う。私はソーシャルメディアを使っていないが、私には3人の子供がいて、全員が利用しているし、私の妻も同じだ。だから、いずれにせよ、彼らはいつでも我々を見つけることができる。いつだってメッセージを伝えることが可能だ」
「虐待は1回で済まされない。最も騒がしく、最も耳にするのは少数派だ。彼らを応援するファンがまだたくさんいるということを意識する必要があるのは、とても大事なことだ」
また、昔から良く知るポッター監督自身についても言及。今の状況は難しいものだと語り、これまでやって来たことを信じてチームを作っていくべきだとアドバイスした。
「何よりもまず、彼はとても良い人間だ。第2に彼はとても優れた監督であり、優れた仕事ができることは証明されている。優れた監督はどのクラブでも働くことが可能だ」
「これはチェルシーに対して言っているわけではない。状況によって、全てが上手くいくことが難しい環境を作ってしまうことがある」
「多くの新しい選手がおり、チームはまとまっておらず、選手の適切なバランスを見つけようとしている。多くの選手が出入りしている。グレアムは解決策を探している。私は時間が経つにつれて、彼はその解決策を見つけるだろうと確信している」
「もし私がアドバイスをするなら、それは『自分自身を信頼すること』だろう。彼はこの状況を好転させる力を持っているからだ。自分自身と彼を成功に導き、チェルシーの監督になる機会を与えた自分の指導指針を信頼することだ」
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