ブレントフォード、完全復活のデンマーク代表エリクセンに契約延長を準備
2022.03.30 18:51 Wed
ブレントフォードが、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(30)に契約延長のオファーを用意しているようだ。イギリス『The Times』が報じている。昨夏に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦で心停止という不慮の事故に遭ったエリクセン。医師らの懸命な努力の末、なんとか一命をとりとめ、植え込み型除細動器(ICD)を装着して復帰を目指した。
イタリアではICDを付けた状態でのプロスポーツ活動は認められおらず、当時所属していたインテルからの退団を余儀なくされたが、今年1月に同胞のトーマス・フランク監督が率いるブレントフォードに加入。そして、2月26日に行われたプレミアリーグ第27節のニューカッスル戦で、約8カ月ぶりの公式戦復帰を果たした。
そこからエリクセンの快進撃は続き、今月12日のバーンリー戦では復帰後初アシストを記録。さらに今月半ばには、およそ9カ月ぶりにデンマーク代表にも招集された。
その復帰戦となった26日のオランダ代表戦では、後半から287日にぶりに代表のピッチに立つと、わずか2分後の48分に味方のクロスを右足で合わせてゴールを記録。終盤にもポスト直撃の鋭いシュートを放つなど完全復活を遂げると、続く29日のセルビア代表戦の舞台となったのは、心臓発作に見舞われたパルケン・スタジアム。
まるで用意されたシナリオのような復活劇を演じた30歳に、ブレントフォードが契約延長オファーを準備しているという。現行契約は今季限りとなっているが、フランク監督に加え、MFクリスティアン・ノルゴーアやDFマティアス・ヨルゲンセンら同胞の存在を心強く思っており、獲得が噂される中堅クラブからの関心には惑わされないという見方を『The Times』はしている。
そこからエリクセンの快進撃は続き、今月12日のバーンリー戦では復帰後初アシストを記録。さらに今月半ばには、およそ9カ月ぶりにデンマーク代表にも招集された。
その復帰戦となった26日のオランダ代表戦では、後半から287日にぶりに代表のピッチに立つと、わずか2分後の48分に味方のクロスを右足で合わせてゴールを記録。終盤にもポスト直撃の鋭いシュートを放つなど完全復活を遂げると、続く29日のセルビア代表戦の舞台となったのは、心臓発作に見舞われたパルケン・スタジアム。
試合前から「間違いなくスペシャルなものになる」と意気込みを語っていたエリクセンは、試合の57分にボックス手前でパスを受けると、そこから右足を一閃し、スーパーゴールを突き刺して見せた。
まるで用意されたシナリオのような復活劇を演じた30歳に、ブレントフォードが契約延長オファーを準備しているという。現行契約は今季限りとなっているが、フランク監督に加え、MFクリスティアン・ノルゴーアやDFマティアス・ヨルゲンセンら同胞の存在を心強く思っており、獲得が噂される中堅クラブからの関心には惑わされないという見方を『The Times』はしている。
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