ブレントフォード加入のエリクセン、ICDを装着しての再発進に気合い 「サッカー選手として再び見られたい」
2022.02.08 15:54 Tue
ブレントフォードのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、再びサッカーができる喜びを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
イタリアのスポーツ界ではICDを装着した状態でのプロスポーツ活動が認められないことから、12月半ばにエリクセンとインテルは双方合意の下で契約を解消。1月31日に、同胞であるトーマス・フランク監督率いるブレントフォードへの加入が発表された。
クラブ公式サイトのインタビューに応じたエリクセンは、復帰に向けたプログラムについて言及。多くのテストを受けた結果、心臓に問題は発生しなかったと強調した。
「医師から与えられたテストをこなし、プログラムをこなせば、徐々にサッカーができるようになるとのことだった。トレーニングを再開するため、心臓の反応を見るためのテストもたくさんあったよ」
また、エリクセンは自身が再び1人のサッカー選手として見られるようになることを希望。ユーロ2020での出来事は過去として、前を向いていきたいと意気込んだ。
「(倒れてから)最初の3カ月は何もせず、ここ3、4カ月はリハビリのプログラムをしてきた。最初のうちは、プレーしたいと常に思っていたから、なかなか試合を見られなかったよ。試合を見ていても、他のことや家族のことに意識が向いてしまっていた」
「でも、ここ数カ月でそれが戻ってきたんだ。ボールに触れ、芝の匂いを嗅ぎ、スパイクを履き、スタジアムの興奮、ファン、チームに関わること。すべてが自分の中に戻ってきた」
「僕にとっての普通はイタリアでまたプレーすることだった。だから、僕のなかで普通を変える必要があったね。そしてブレントフォードでは、普通の生活に戻れるチャンスがある」
「エリクセンというサッカー選手として再び見られること、それが僕の目標だ。医師からは、またクリスティアンのようなサッカー選手になれるというゴーサインが出たよ。もちろん、あの時のことはずっと心に残っていて、誰もがあの時を思い出すだろう。でも今は新しい思い出を作り、前を向く時だ」
「心停止に陥ったとしても、ICDを装着し適切な検査を行い、問題がなければ再びプレーできると示せる。とても興奮しているし、嬉しいことだね」
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昨シーズンまでインテルに所属していたエリクセンは、昨年6月に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦中に心臓発作を起こして卒倒。懸命な蘇生措置もあって一命を取り留め、植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けた。クラブ公式サイトのインタビューに応じたエリクセンは、復帰に向けたプログラムについて言及。多くのテストを受けた結果、心臓に問題は発生しなかったと強調した。
「医師から与えられたテストをこなし、プログラムをこなせば、徐々にサッカーができるようになるとのことだった。トレーニングを再開するため、心臓の反応を見るためのテストもたくさんあったよ」
「幸いなことに、何も異常は出なかった。すべてが順調だったと思う。1カ月に1度、頑張ればプレーできるようになった。ICDを装着していても限界はないよ。マラソンでもダイビングでも何でもできる。診断と気持ち次第でね」
また、エリクセンは自身が再び1人のサッカー選手として見られるようになることを希望。ユーロ2020での出来事は過去として、前を向いていきたいと意気込んだ。
「(倒れてから)最初の3カ月は何もせず、ここ3、4カ月はリハビリのプログラムをしてきた。最初のうちは、プレーしたいと常に思っていたから、なかなか試合を見られなかったよ。試合を見ていても、他のことや家族のことに意識が向いてしまっていた」
「でも、ここ数カ月でそれが戻ってきたんだ。ボールに触れ、芝の匂いを嗅ぎ、スパイクを履き、スタジアムの興奮、ファン、チームに関わること。すべてが自分の中に戻ってきた」
「僕にとっての普通はイタリアでまたプレーすることだった。だから、僕のなかで普通を変える必要があったね。そしてブレントフォードでは、普通の生活に戻れるチャンスがある」
「エリクセンというサッカー選手として再び見られること、それが僕の目標だ。医師からは、またクリスティアンのようなサッカー選手になれるというゴーサインが出たよ。もちろん、あの時のことはずっと心に残っていて、誰もがあの時を思い出すだろう。でも今は新しい思い出を作り、前を向く時だ」
「心停止に陥ったとしても、ICDを装着し適切な検査を行い、問題がなければ再びプレーできると示せる。とても興奮しているし、嬉しいことだね」
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