ポステコグルーのセルティックが井手口陽介、旗手怜央、前田大然の一挙獲得を公式発表!

2021.12.31 20:40 Fri
©︎J.LEAGUE
セルティックは31日、ガンバ大阪のMF井手口陽介(25)、横浜F・マリノスのFW前田大然(24)、川崎フロンターレのFW旗手怜央(24)を獲得したと正式発表した。井手口と旗手はともに4年半契約での加入。前田は今季終了後の買い取り義務オプションが付随した半年レンタルとなる。
PR
セルティックは今季から横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執り、すでにスコティッシュ・リーグカップを制覇。今夏にヴィッセル神戸から加入したFW古橋亨梧も活躍中で、これからは日本人4選手が在籍することになる。
井手口はG大阪下部組織出身のボランチで、2018年1月にリーズ・ユナイテッド移籍を果たすが、就労ビザの問題などでスペイン、ドイツを転々。2019年8月からG大阪復帰を決め、今季は明治安田生命J1リーグ29試合に出場した。

前田は2016年に松本山雅FCでプロ入り。ポルトガルのマリティモでの欧州初挑戦も経て、2020年夏から横浜FMに加わると、今季は持ち味のスピードだけでなく、点取り屋としての才能を開花させ、J1リーグ23ゴールで初の得点王に輝いた。

旗手は静岡学園高校、順天堂大学を経て、昨年に川崎F入り。川崎Fでは左サイドバックでもプレーするなど、ユーティリティ性にも磨きをかけ、チームとしてリーグ連覇を達成した今季は30試合に出場して5ゴールの活躍を披露した。
井手口と前田にとっては2度目の欧州挑戦になり、旗手にとっては初。また、前田にとっては横浜FM時代の恩師と再会となる。その3選手はそれぞれの所属クラブを通じて、コメントした。

◆井手口陽介
「このたび、セルティックFCに移籍する事になりました。ファン・サポーター、ガンバ大阪の関係者の皆様に直接報告できなくてすみません。今シーズンは個人としても納得のいくパフォーマンスがなかなか出来なくて本当に申し訳ないと思っています。来シーズンこそはチームの力に少しでもなりたいと思っていましたが、このタイミングで移籍の話をもらって移籍する事に決めました。1回目の海外挑戦は不完全燃焼で悔しい思いばかりで自分の力不足を感じさせられました」

「今回こそは活躍して皆様にいいニュースを届けられる様に頑張ってきます。ガンバ大阪には約12年間お世話になりました。良い時も悪い時も本当に支えられっぱなしで人としてもサッカー選手としても成長させてもらいました。ガンバ大阪に入っていなかったら今の自分はいません。このクラブが本当に大好きで家族の様な存在です。これからはガンバのファンとしてずっと応援していきますし、またいつかガンバ大阪に帰って来られる日を夢にみています。長くなりましたが、本当にありがとうございました。そしてお世話になりました」

◆前田大然
「このたび、セルティックFCに期限付き移籍することになりました。コロナ禍にもかかわらず、スタジアムに足を運んでくださり、または画面の前で応援して頂きありがとうございました。加入した20年シーズンは、ファン・サポーターの期待に応えられなかった自分がふがいなく、本当に本当に悔しかったです。なので『21年シーズンこそは!』という思いで、1年間自分なりに試行錯誤し、サッカーをしてきました」

「だからこそ、最終節でゴールを決めた時のスタジアムのあの一体感を感じて、『自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだ』『横浜F・マリノスでサッカーができて本当に良かったな』と思うことができました。僕自身、海外でまたチャレンジしたいという思いを持っていた中で、その気持ちを理解して頂いたチームメート、コーチングスタッフ、強化の方々には本当に感謝します」

「皆さんにいい報告ができるよう自分らしく、がむしゃらに食らいついてきます! BOSSのところにいってきます! #マリノスファミリー」

◆旗手怜央
「このたびセルティックFCに完全移籍することになりました。僕はフロンターレでプロ生活をスタートさせ、このクラブで2年間プレーさせてもらいました。すごく長かったようで短い期間でしたが、監督をはじめスタッフ、チームメートのおかげでたくさんのことを経験させてもらいました。毎日が楽しく、刺激的な日々でした。自分がプロに入るときフロンターレを選んでいなければ、大卒2年目の選手がこれだけの経験をすることはできなかったと思います」

「本当にこのチームでプレーできて良かったと思っていますし、温かく迎え入れてくれたクラブの皆さんに感謝しています。そして大変な状況の中、たくさんのサポーターがフロンターレの試合を観に来てくれました。温かい雰囲気を作っていただきましたし、その温かさの中にある熱い気持ちを感じていました。本当にサッカーが好きで、本当にフロンターレが好きな方々なんだろうなと思っていました。僕自身、等々力陸上競技場でプレーできることが大きな楽しみでした」

「僕は来シーズンから違うチームでプレーすることになります。サッカー選手として、1人の人間として、成長するためにチャレンジをしたいと思います。フロンターレとともに僕のことも気にかけてもらえたらすごくありがたいですし、僕自身フロンターレのリーグ3連覇とACL制覇を応援しています。そしてカオル(三笘薫)も話していましたが、いつの日か等々力陸上競技場で僕の応援歌を生で聞けたらうれしいなと思っています。お互いに頑張っていきましょう。2年間本当にありがとうございました」




PR
1 2
関連ニュース

古橋の2発などでハーツとの上位対決を制したセルティックが次節オールドファームへ弾み!【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でハーツと対戦し3-0で勝利した。 リーグ戦5戦負けなしの首位セルティック(勝ち点81)が、3位ハーツ(勝ち点63)をホームに迎えた一戦。 セルティックはこの試合、FW古橋亨梧とMF旗手怜央スタメン入り、ケガ明けのFW前田大然とDF岩田智輝はベンチスタートとなり、DF小林友希はベンチ外となった。一方、ハーツのFW田川亨介とFW小田裕太郎はベンチスタートとなっている。 日本人所属クラブ同士の上位対決は、開始早々の4分にセルティックが先制する。右CKのこぼれ球をボックス手前で拾った旗手が胸トラップから左足でゴール前へボールを送ると、ゴール前の古橋がヘディングでゴール左に押し込んだ。 先制したセルティックだが、11分にピンチを迎える。左サイドを抜け出したグラントの折り返しをからボックス内に走り込んだデブリンがダイレクトシュートを放ったが、これはGKハートが左手一本で弾き出した。 その後は一進一退の展開が続く中、再びスコアを動かしたのはセルティック。21分、オライリーのロングパスからボックス中央に抜け出した古橋が右足ボレーでゴールネットを揺らした。 ハーフタイムにかけて押し込む状況を続けるセルティックは45分、ボックス内でこぼれ球を拾った古橋にチャンスが訪れたが、シュートはGKクラークのセーブに阻まれ、前半は2-0で終了した。 後半も立ち上がりから攻勢を続けるセルティックは57分、ボックス内でオライリーのパスを受けた旗手がシュート。相手GKが弾いたボールを拾ったオライリーがゴールを狙ったが、これもGKクラークの好セーブに防がれた。 膠着状態が続く中、セルティックは71分に旗手、古橋、キューンを下げて岩田、前田、イダーを投入。対する、ハーツはキングスレイを下げて小田をピッチに送り出した。 すると87分、セルティックは左クロスの流れからシャンクランドのハンドを誘発しPKを獲得。このPKをオライリーがゴール右に決め、試合を決定づける3点目を奪取。 結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。古橋の2ゴールなどで完勝のセルティックが次節の大一番へ大きな弾みを付けた。 セルティック 3-0 ハーツ 【セルティック】 古橋亨梧(前4) 古橋亨梧(前21) オライリー(後87[PK]) 2024.05.05 00:57 Sun

フォレストの2発で連勝のセルティックが首位を堅守!古橋は先制点を演出【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは28日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディーFCと対戦し2-1で勝利した。 先週行われたスコティッシュカップ準決勝のアバディーン戦をPK戦の末に制し、2年連続の決勝進出を決めたセルティック。4戦ぶりの白星を目指した6位チーム相手のホームゲームではFW古橋亨梧、MF旗手怜央がスタメン入り、MF岩田智輝はベンチスタートとなり、負傷のFW前田大然はDF小林友希と共にベンチ外となった。 試合は地力に勝るセルティックが主導権を握ると24分、フォレストの左クロスをキューンが左足で合わせると、相手DFのブロックしたこぼれ球を走り込んだ旗手が詰めたがが、シュートはゴール左に外れた。 さらに攻勢を続けるセルティックは30分、旗手のパスをペナルティアーク内で受けた古橋がトラップで浮かせると、このボールに反応したフォレストが右足ボレーシュートをゴール右に突き刺した。 1点リードで後半を迎えたセルティックは、積極的な入りを見せるホームチームの後手に回ると62分に古橋とC・マクレガーを下げて岩田とイダーを投入。 すると67分、敵陣での果敢なハイプレスでフォレストがパスを引っ掛けると、こぼれ球を拾った旗手がラストパス。このパスでボックス内に侵入したフォレストが相手DF2人の間を強引に突破し、シュートをゴールに流し込んだ。 さらに73には、ボックス中央右から侵入した旗手がコントロールショットでゴールに迫ったが、これが左ポストを直撃した。 その後、セルティックは75分にポータレスのゴールで1点を返されたが、そのまま2-1でタイムアップ。フォレストの2ゴールで逃げ切ったセルティックがリーグ戦連勝で首位をキープしている。 2024.04.29 01:05 Mon

シーズン絶望予想の前田大然がトレーニング復帰、ロジャーズ監督もタイトル争いに期待「素晴らしいニュース」

負傷離脱しているセルティックの日本代表FW前田大然がトレーニングに復帰。シーズン中にプレーする可能性が出てきた。イギリス『デイリー・レコード』が伝えた。 今シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで25試合に出場し5ゴール2アシストを記録するなど、公式戦32試合で9ゴール3アシストの前田。しかし、7日に行われたレンジャーズとの“オールドファーム"で負傷していた。 ハムストリングを傷めた前田に関して、ブレンダン・ロジャーズ監督は離脱を認め、数週間はいないとしていた。 今シーズン中の復帰は絶望とも見られていた前田だが、驚異の回復を見せているという。 ロジャーズ監督は28日のダンディー戦に向けた記者会見で前田について言及。トレーニングに復帰したことを認めた。 「我々に与えられた情報は、彼はおそらくシーズン残りは欠場するだろうというものだった」 「しかし、彼はとても良く反応しており、スキャンとウルトラスキャンを受けた後、ピッチに戻ってきた」 「今朝、我々のメディカルチームの責任者であるティム(・ウィリアムソン)と話していたが、彼(前田)はここにいる間、回復と全体的な身体能力の点で常に驚かされ続けていると言っていた」 「(レンジャーズ戦の)試合後に彼が感じた腱の損傷は何もないというのは素晴らしいニュースだが、まだいくつかのステップを踏む必要がある」 前田は、ダンディー戦はさすがに起用できないものの、次節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦では起用可能になる見込み。熾烈なリーグ優勝争いに向けて、大きな戦力となることは間違いない。 また、5月11日にはスコティッシュカップ決勝が控えており、レンジャーズとのタイトルマッチでも大きな役割を果たすことになると期待されている。 2024.04.27 23:15 Sat

PK戦までもつれた激闘を制したセルティックが2年連続の決勝進出!【スコティッシュカップ】

セルティックは20日、スコティッシュカップ準決勝でアバディーンと対戦し2-2で120分が終了。その後、PK戦を6-5で制したセルティックが決勝進出を決めた。 準々決勝でリヴィングストンを前田大然のハットトリックなどで下した前回王者のセルティックが、2年連続の決勝進出を懸けてアバディーンのホームに乗り込んだ一戦。 セルティックはこの試合、FW古橋享梧とMF旗手怜央がスタメン入り、MF岩田智輝はベンチスタートとなり、負傷中のFW前田大然はDF小林友希と共にベンチ外となった。 セルティックは開始早々の2分に失点を許す。クラークソンのスルーパスでDFの裏に抜け出したミオフスキがそのままボックス内まで侵入。飛び出したGKとの一対一を制し、ゴールネットを揺らした。 先制を許したセルティックだったが、21分に古橋のハイプレスから同点弾が生まれる。最終ラインでバックパスを受けたマクドナルドに素早くプレスをかけた古橋がボールを奪うと、そのままドリブルでカウンター。ボックス内から放ったシュートはガーテンマンのブロックに阻まれたが、こぼれ球をキューンがゴールに流し込んだ。 同点で迎えた後半、立ち上がりからボールを保持するものの、なかなか攻め切れない状況が続くセルティックは、62分にヤン・ヒョンジュンとC・マクレガーを下げてフォレストと岩田を投入。すると直後の63分、バイタルエリア左でボールを受けたフォレストがカットインから右足を振り抜くと、狙いすましたシュートがゴール右隅に吸い込まれた。 70分に古橋を下げたセルティックは、80分にロングボールでDFの裏に抜け出したミオフスキのラストパスからホイレットに決定機を許したが、シュートはゴール左に外れて難を逃れた。 その後、セルティックは86分に旗手とキューンを下げてベルナルドとパルマを投入。このまま逃げ切るかと思われたが、90分にボックス左から侵入したホイレットのクロスをソクラーにヘディングで叩き込まれ、土壇場で試合を振り出しに戻された。 2-2のまま突入した延長戦もセルティックがポゼッションでアバディーンを圧倒する。すると延長前半追加タイム1分、味方のスルーパスでボックス右深くに抜け出したアリスター・ジョンストンの折り返しをオライリーがワントラップから左足でゴール右を射貫いた。 このまま試合終了かと思われたが、セルティックは試合終了間際の119分にホイレットの左クロスからマクドナルドにヘディングシュートを流し込まれ、再び試合を振り出しに戻された。 延長戦でも決着が付かずに迎えたPK戦では、5人目のハート以外の7人が成功したセルティックに対し、アバディーンは4人目のダンカンと7人目のフィリップスが失敗。この結果、連覇を狙うセルティックが2年連続の決勝へ駒を進めた。 2024.04.21 01:10 Sun

「素晴らしいタッチとフィニッシュ」半年ぶりゴールの旗手怜央を指揮官も絶賛「戻ってきたのは素晴らしい」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、ゴールを記録した日本代表MF旗手怜央、FW古橋亨梧を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 13日、スコティッシュ・プレミアシップ第33節でセルティックはセント・ミレンと対戦した。 日本代表FW前田大然が今季絶望とも言われる負傷を負った中、旗手、古橋、DF岩田智輝が先発出場。すると0-0で迎えた52分に旗手がボックス手前でパスを受けると、そのまま持ち出し右足一閃。半年ぶりのゴールで先生に成功すると、60分にはアリスター・ジョンストンの完璧なクロスに古橋がヘッドで飛び込み、2-0とした。 その後も追加点をあげ、3-0で勝利したセルティック。ロジャーズ監督は、試合を振り返り、「こういう試合は常に先制ゴールが重要で、後半の初めにゴールを決めて、そこから全てが流れ始めて、後半は非常に調子が良かったように見えた」と先制点が重要だったとした。 その先制点を決めた旗手のゴールについては「レオの素晴らしいタッチとフィニッシュだった」とコメント。「彼が戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだ。今日は試合の出場時間が少し長くなり、それはとても喜ばしいことだ」と、ケガで離脱する時間が長かった旗手の復活を喜んだ。 また、2点目を奪った古橋のゴールについても言及。「2点目は、最初にクロスを見ればアリ(アリスター・ジョンストン)の素晴らしいクロスだった。キョウゴの動きは彼のゲームの全てであり、自分のためのスペースをどう作り出すかが重要だ」と語り、「最初の動きはディフェンダーを動かし、その後は彼がポジションを移してフィニッシュした」と、古橋の特徴が出たゴールだったとして称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】半年ぶり!旗手怜央が華麗なフィニッシュ&古橋亨梧のドンピシャヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YmBT5LrRb8k";var video_start = 52;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 21:50 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly