「レヴァンドフスキとほとんど同じレベル」かつて相手に称賛されたオリジをクロップが改めて称賛「私が起用していないだけ」
2021.12.07 11:56 Tue
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ベルギー代表FWディヴォク・オリジを改めて称賛した。クラブ公式サイトが伝えている。
しかし、クラブを満足させるようなオファーは届かず、結局チームに残留。今シーズンもカップ戦要員という扱いだったが、プレミアリーグ第11節のウェストハム戦で好調の相手にゴールを決めてアピールすると、4日に行われたプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦では、途中交代でピッチに入り後半アディショナルタイムに劇的決勝弾を記録。チームを勝利に導く活躍を見せ、さまざまな方面から称賛を浴びた。
7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)最終節ミラン戦の試合前会見に出席したクロップ監督も、改めてオリジを称賛。2015-16シーズンのエバートン戦で悪質なタックルを受けて負傷したことがキャリアに大きく響いたとしつつ、それでも同選手の持つ才能を称えた。
「ディヴォクが私の部屋のドアをノックして、いろいろと話したこともあった。でも、こうしたことは話をするのではなく、成り行きに任せるしかない。今の彼はどんな状況でも常にワールドクラスだったが、私が起用していないだけなんだ」
「こうしたことはキャリアに影響を与える。その後、我々チームは一歩一歩成長して特定の先発メンバーを持つようになり、ディヴォクはその後ろにいて役割を果たした。試合後に私が言ったことは、もし君がリバプールのスタメンでなくても、世界的な選手になれるということだ。それは本当に可能だと思う。人によって見方が少しずつ違うとは思う」
「彼は途中出場で出番が来れば良いプレーができるだけではない。スタメンでも素晴らしい試合を見せてくれる。我々の歴史の中でもっとも大きな試合の一つである(2018-19シーズンの)バルセロナ戦では、彼が先発で素晴らしいプレーを見せ、適切なタイミングでゴールを決めた」
「彼はとてもポジティブな人間で、信じられないほどの才能を持っている。右でも左でもシュートを打てて、技術レベルも素晴らしく、本当に速く、空中戦ではご存知の通りモンスターだ。本当に面白い才能だ」
「ただ、だからといってリバプールのクオリティは高く、常にスタメンで出場できるわけではない。人生とはそういうものだ。ここで常にスタメンではないことより悪いことだってあると私は言ってきた。それでも彼がこのチームの一員であることは、本当に素晴らしい」
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オリジはリバプールでこれまで公式戦通算166試合に出場して39ゴール16アシストを記録。随所で印象的な活躍をしながらも主軸に定着はできず、昨季はプレミアリーグでわずか181分の出場、ノーゴールに終わったことから、今夏の移籍は既定路線とされていた。7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)最終節ミラン戦の試合前会見に出席したクロップ監督も、改めてオリジを称賛。2015-16シーズンのエバートン戦で悪質なタックルを受けて負傷したことがキャリアに大きく響いたとしつつ、それでも同選手の持つ才能を称えた。
「ディヴォクが私の部屋のドアをノックして、いろいろと話したこともあった。でも、こうしたことは話をするのではなく、成り行きに任せるしかない。今の彼はどんな状況でも常にワールドクラスだったが、私が起用していないだけなんだ」
「彼は悪いタイミングで負傷した。今でも覚えているがエバートン戦、あのときディヴォクは飛躍していたから本当に決定的な瞬間だった。(負傷前の)ドルトムント戦で、相手チームは『なんてストライカーだ』と言った。レヴァンドフスキを失っていた彼らは『ほとんど同じレベルじゃないか』と。本当に酷いケガをした彼を、我々はヨーロッパリーグの決勝戦に間に合わせるため急いで復帰させた」
「こうしたことはキャリアに影響を与える。その後、我々チームは一歩一歩成長して特定の先発メンバーを持つようになり、ディヴォクはその後ろにいて役割を果たした。試合後に私が言ったことは、もし君がリバプールのスタメンでなくても、世界的な選手になれるということだ。それは本当に可能だと思う。人によって見方が少しずつ違うとは思う」
「彼は途中出場で出番が来れば良いプレーができるだけではない。スタメンでも素晴らしい試合を見せてくれる。我々の歴史の中でもっとも大きな試合の一つである(2018-19シーズンの)バルセロナ戦では、彼が先発で素晴らしいプレーを見せ、適切なタイミングでゴールを決めた」
「彼はとてもポジティブな人間で、信じられないほどの才能を持っている。右でも左でもシュートを打てて、技術レベルも素晴らしく、本当に速く、空中戦ではご存知の通りモンスターだ。本当に面白い才能だ」
「ただ、だからといってリバプールのクオリティは高く、常にスタメンで出場できるわけではない。人生とはそういうものだ。ここで常にスタメンではないことより悪いことだってあると私は言ってきた。それでも彼がこのチームの一員であることは、本当に素晴らしい」
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