イブラヒモビッチが自身をPSGに売り込み…今夏の逸話を自伝で告白「サッカー選手としてではない。SDとしてだ」

2021.12.03 18:40 Fri
Getty Images
ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、今夏パリ・サンジェルマン(PSG)へと復帰する可能性があったことを明かした。
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先日40歳になったイブラヒモビッチ。ケガなどで離脱するなど、欠場することが増えている一方で、ピッチに立てば抜群のパフォーマンスを披露。セリエAでは9試合で6ゴール2アシストと結果を残している。
ミランとイブラヒモビッチの契約は2022年6月30日までとなっているが、契約延長の意思を示していることもあり、まだまだミランでそのプレーを見ることができそうだ。

そのイブラヒモビッチだが、新たな自伝『Adrenalina』を出版。選手ではないイブラヒモビッチのことが書かれているという。

この自伝の中では、PSGに関して多くのページを割いているとのこと。その中で、今夏PSGのナセル・アル・ケライフィ会長とクラブに戻る可能性を話していたと明かしているとフランス『レキップ』が報じた。
しかし、PSG復帰は選手としてではなく、クラブ幹部として。レオナルド氏が務めるスポーツ・ディレクター(SD)に就任することを申し出ていたようだ。

「2021年夏。確かに俺は自分をPSGに提供した。サッカー選手としてではない。スポーツ・ディレクターとしてだ。ナセル・アル・ケライフィ会長に電話をかけ、彼に提案をした。『ミランとの契約を更新しないのであれば、PSGにやってきて、あなたのチームを整えることになる』と」

「ナセルは笑ってはいたが、ノーとは言わなかった。(代理人の)ミーノ・ライオラも『君の理想的な役割だ。完全に行かなければいけない』と同意してくれた。ただ、彼は俺がミランから離れられないことを分かっていたが、同意してくれた」

「もし、契約を延長していなければ、PSGのマネージャーの役割は良い未来だったはずだ。俺が話したPSGの選手でさあえ、そう思っていた」

「ある選手は言った。『ズラタン、あなただけが秩序を戻し、チームに規律をもたらすことができる』とだ。別の選手は『ズラタン、もしあなたであれば、ドレッシングルームでこのようなことは起きなかっただろう』とね」

「俺はこのプロジェクトを気に入っていたが、サッカーのキャリアを辞めることへの恐怖感やパニックを防ぐには十分ではなかった」

「言うことと、行動することは別のことだ。俺はパリに行き、チームのトレーニングを見て何千回も自問しただろう。『何故やめたのか?』とね」



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