昨季CL準決勝で敗れたシティとの再戦にPSG指揮官は気合い 「世界最高の監督との対戦」

2021.09.28 11:49 Tue
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での大一番に向けた意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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先週末のリーグ・アン第8節で勝利を収め、リーグ戦開幕から無傷の8連勝となっているものの、15日に行われたCLグループA開幕節ではクラブ・ブルージュ相手にまさかのドローとなったPSG。28日にホームで行われるCLグループA第2節でマンチェスター・シティと対戦する。
昨シーズンのCL準決勝で敗れた相手との再戦になり厳しい戦いが予想されるが、前日会見に出席したポチェッティーノ監督は勝利の可能性はあると強調。開幕直後は難しいチーム状況だったが、現在は落ち着いていると語った。

「我々の仕事は進行中であり、これは一意見ではなく事実だ。我々は自分たちがどこから来て、今どこにいるのかを見る必要があるだろう。これからマンチェスター・シティと、世界最高の監督であるジョゼップ・グアルディオラとの対戦になる。彼らは素晴らしいチームであり、我々同様CL制覇を夢見るクラブだ」

「彼らは我々より先を行っているかもしれないが、サッカーでは何が起こるかわからない。多くの欲望と決意を持って彼らに問題を起こさせ、彼らのクオリティを制限し、弱点を見つけて利用したいね。選手たちにとっては、自分たちの可能性を発揮できる試合だ」
「チームは落ち着いており、お互い仲良くやっている。良い雰囲気があると思うよ。PSGは他のクラブでは見られないような特殊な状況にある特別なクラブだ。それは理解する必要があるが、チームは非常に優れている」

「これが最初のテストになるとは思わない。試合ごとに、異なる課題を抱えているからね。徐々に選手が戻ってきたが、シーズンのスタートは簡単ではなかった。それでもメンバーが揃ってからは仕事ができるようになったと思う」

「自分たちに期待されていることはわかっている。そして明日ではなく今日、責任と厳しさを持って仕事をしなければならないことも理解しているつもりだ」

また、ポチェッティーノ監督は現在負傷中のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの状態に言及。どちらもシティ戦出場の可能性があるとしつつ、公式戦3試合の出場で無得点が続くメッシの適応についても触れている。

「マルコはここ数日、良いトレーニングをしている。彼はチームの一員になるだろう。先発できるかどうかはまだわからないが、出場する可能性はある。レオ(リオネル・メッシ)についても同じ状況だ」

「レオは回復しており、スカッドには入ると思うが先発できるかはわからない。彼は世界最高の選手だが、他の人と同じ人間であることに変わりはないよ。新しいチーム、新しい文化、新しい国に適応する必要がある。20年間バルセロナにいて、ここではすべてが初めてだ。時間が経てばすべてうまくいき、一緒に本当の成功を手にできると信じている」

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