東京五輪で日本を沈めたアセンシオ、トッテナム&ミランのオファーを拒否し新境地に挑戦

2021.09.08 12:10 Wed
Getty Images
東京オリンピックでは準決勝で対戦したU-24日本代表を一撃で沈めたスペイン代表MFマルコ・アセンシオ(25)だが、今夏はオファーを断っていたようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
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アセンシオは、2015年7月にマジョルカからマドリーへと加入。エスパニョールへのレンタル移籍を経験し、2016年6月からはマドリーでプレーしている。
選手層が厚いマドリーにおいて、ポジションを確保することは困難を極めている状況。さらに2019-20シーズンに向けたプレシーズンで大ケガをしたことで、その立場はかなり危ういものになると思われた。

しかし、アセンシオは復活すると、2020-21シーズンはラ・リーガで35試合に出場し5ゴール2アシストを記録したが、レギュラーポジションを確保したとは言えなかった。

そのアセンシオは前述の通り、U-24スペイン代表の1人として東京オリンピックに参加。日本戦でゴールを決めるなどし、銀メダル獲得に貢献した。
アセンシオにはトッテナムやミランからのオファーが届いていたが、「ノー」と良い返事を得られたなったとのこと。アセンシオはマドリーでのキャリアを選択した。

今シーズンからカルロ・アンチェロッティ監督が就任したマドリー。6シーズン目を迎えるアセンシオは、アンチェロッティ監督の下での復活を目指しているとのことだ。

アセンシオは右のウイングが主戦場。しかし、マドリーの前線は激戦区であり、カリム・ベンゼマガレス・ベイルエデン・アザールヴィニシウス・ジュニオールらがライバルとしている。

そんな中、アンチェロッティ監督は中央での起用を模索している状況。オファーを断ってまでマドリーでの新境地開拓にかけるアセンシオは、ここまで3試合は中盤中央でのプレーとなっているが、新境地を開拓することはできるだろうか。



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