アラバ父がバイエルン現会長を非難「言ってることは事実無根」
2021.06.05 16:45 Sat
オーストリア代表DFダビド・アラバの父親であるジョージ氏が、事実とは異なる発言をしたとして、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長を非難している。
契約延長はしばらく続いていたようだが、両者の間で折り合いがつかず、結局13年過ごしたクラブを退団。キャリアの新たなステージを進む決断をした。
交渉が決裂した理由について、ルンメニゲ会長は以前ドイツ『キッカー』の取材で「すでに1500万ユーロの年俸を受け取っている選手が、この経済難の中で1950万ユーロでは満足できないことを理解できる人は限りなく少ないと思う」とコメント。アラバ側が大幅な給与アップを望んでいることを示唆する発言を残していた。
しかしながらジョージ氏は、今月末で退任する同会長の発言は事実無根だとして非難。息子とクラブによる賃金に関する話し合いはなかったと主張した。
「だから結局、彼(ルンメニゲ)がお金の話をやめなかった理由は私にはわからなかった。交渉はコロナ禍の前から行われていたが、同じ時期に他の交渉がスムーズに進んでいたにもかかわらず、コロナを言い訳にされたことには失望したよ」
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今夏でバイエルンとの契約が満了を迎え、5年契約でレアル・マドリーしたアラバ。下部組織から所属し、半年間のホッフェンハイムへのローンを除いて、公式戦431試合に出場して33ゴール55アシストを記録。2度のチャンピオンズリーグ優勝、10度のブンデスリーガ優勝、6度のDFBポカール優勝とバイエルンのタイトル獲得に大きく貢献してきた。交渉が決裂した理由について、ルンメニゲ会長は以前ドイツ『キッカー』の取材で「すでに1500万ユーロの年俸を受け取っている選手が、この経済難の中で1950万ユーロでは満足できないことを理解できる人は限りなく少ないと思う」とコメント。アラバ側が大幅な給与アップを望んでいることを示唆する発言を残していた。
しかしながらジョージ氏は、今月末で退任する同会長の発言は事実無根だとして非難。息子とクラブによる賃金に関する話し合いはなかったと主張した。
「詳しくは言わないが、実際に何が起こったかは責任者が知っているだろう。私が言えるのは、時間の経過とともに非常に難しい立場に追い込まれ、お金の話は一切しなくなったということだけだ」
「だから結局、彼(ルンメニゲ)がお金の話をやめなかった理由は私にはわからなかった。交渉はコロナ禍の前から行われていたが、同じ時期に他の交渉がスムーズに進んでいたにもかかわらず、コロナを言い訳にされたことには失望したよ」
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