日本代表デビュー戦ゴールのDF山根視来、湘南と川崎Fで培ったもの「両方でやってきたことが結果になった」
2021.03.25 22:54 Thu
日本代表デビュー戦でいきなりゴールを決めた川崎フロンターレのDF山根視来が、試合後に喜びを語った。
日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表と対戦。10年ぶりとなる国際親善試合での対戦となったが、前半17分に前線に抜け出ていた山根が大迫勇也からのヒールパスに反応し、豪快にゴール。史上34人目の快挙を成し遂げた。
試合は27分に鎌田大地が追加点を奪うと、後半にはCKから遠藤航がヘディングでゴールを奪い、日本が3-0で勝利した。
試合後デビューを果たした山根は「日本代表の選手としてピッチに立つのはサッカーを始めた頃からの夢でしたし、日韓戦という歴史のある日本にとって負けられない試合でデビューできたのは凄く嬉しいです」と振り返理、喜びを露わにした。
先制点の場面は川崎Fでもよく見せている攻撃参加の形だったが「自分の特徴はゴールの匂いがするところに入っていくことだと思うので、あのシーンも守田から綺麗な形ではなかったですけど、イメージとしてはあの様なボールがくるイメージだったので、あとはしっかり枠に打ち込むことを意識しました」とコメント。自身の特徴が存分に出たゴールだと分析した。
この試合の収穫と課題については「後半になって相手がちょっと元気になってきたときの精度や90分間コミュニケーションを取り続けることは質を上げるべきだと思いました」とコメント。徐々に攻撃参加できなくなった部分を反省した。
その中でもしっかりと味方と連携していた山根。「海外組が来てから一緒に練習して、すごく短い期間でしたけど、その中でもポジション近くの麻也くんや航くん、純也くんとコミュニケーションをとってできたので、今日は難しさはほとんどなくできたと思います」と語り、近くのポジションの選手たちとコミュニケーションが取れていたと語った。
また同じサイドの伊東純也との関係については「スピードがある選手なので、一対一になった時にあまり邪魔しないようにというのと、僕が幅取るのか、純也くんが幅取るのかというのは、純也くんの動き見ながらとか、相手のビルドアップのやり方を見て決めていました。僕自身はストレスなくできたと思います」と語り、こちらも連携面で問題はなかったと手応えを語った。
インナーラップで仕掛けるなど特徴も出せ、守備でもしっかりとハメていたが「ポジションはありますけど、人なので行かなきゃいけないところは行ったほうが良いという感じでした」と語り、「2人から3人を見て守備をするということを川崎でも実践してきました」と普段からやっている守り方だったとコメント。さらに「ダブルボランチで航くんが常に近くにいて、純也くんも凄く守備を頑張ってくれたので、僕自身もやりやすく90分間できました」とし、周りの選手の助けもあったことを明かした。
今回はフィジカル的に優れる韓国代表との試合でデビューとなったが、物怖じすることなくデュエルでも負ける場面は少なかった。その点については「この活動の一発目に麻也くんからJリーグの1.5倍ぐらいの力で行かないとダメだと言われていたので、一発目からそのパワーで行きました」と語り、吉田麻也の助言があったことを明かした。また、「僕自身、球際だったりそういった部分は、湘南時代に曺貴裁監督に口すっぱく言われていたので、それを出すだけでした。湘南時代にやっていたことは間違っていなかったと1つ証明できたと思います」と語り、かつて所属していた湘南ベルマーレでやってきたことが生きたと語った。
また、「自分のベースの切り替えや球際は湘南でずっとやってきたことですし、攻撃の関わりや得点シーンの感覚は川崎で身についたものなので、両方でやってきたことが結果になったなと思います」と語り、プロになって培ってきたものがしっかりと日本代表の舞台で発揮できたとした。
落ち着いたプレーが見て取れた山根だったが、デビューに向けてのメンタリティについては「ずっと緊張していましたし、ホテルの部屋にいる時も一人のことが多かったので色々考えましたし、考えることはすごく良い準備になると思います」とコメント。また、「麻也くんが試合前とか後ろからずっとポジティブな声をかけてくれて、自分がやるべきことをやって、絶対に後悔ないようにやろうと思っていたのが良かったです」と語り、吉田の存在も大きかったとコメントした。
今後は右サイドバックの競争がスタートするが「まだ一歩踏み出したばかりですし、自分にできることを一日一日、海外組の強度はこの活動で知れて良い刺激になったので、もっともっとという気持ちをもって、明日からまた成長できるように頑張りたいと思います」とし、今後の活躍に意欲を示した。
日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表と対戦。10年ぶりとなる国際親善試合での対戦となったが、前半17分に前線に抜け出ていた山根が大迫勇也からのヒールパスに反応し、豪快にゴール。史上34人目の快挙を成し遂げた。
試合後デビューを果たした山根は「日本代表の選手としてピッチに立つのはサッカーを始めた頃からの夢でしたし、日韓戦という歴史のある日本にとって負けられない試合でデビューできたのは凄く嬉しいです」と振り返理、喜びを露わにした。
先制点の場面は川崎Fでもよく見せている攻撃参加の形だったが「自分の特徴はゴールの匂いがするところに入っていくことだと思うので、あのシーンも守田から綺麗な形ではなかったですけど、イメージとしてはあの様なボールがくるイメージだったので、あとはしっかり枠に打ち込むことを意識しました」とコメント。自身の特徴が存分に出たゴールだと分析した。
そのゴール後には力強いガッツポーズを見せていたが「ああいうところで点を獲る気持ち良さのためにサッカーをやっているみたいなところもあるので、色々な人が観てくれている中でゴールを決めて、喜びが爆発しちゃいました」と率直な感想を語った。
この試合の収穫と課題については「後半になって相手がちょっと元気になってきたときの精度や90分間コミュニケーションを取り続けることは質を上げるべきだと思いました」とコメント。徐々に攻撃参加できなくなった部分を反省した。
その中でもしっかりと味方と連携していた山根。「海外組が来てから一緒に練習して、すごく短い期間でしたけど、その中でもポジション近くの麻也くんや航くん、純也くんとコミュニケーションをとってできたので、今日は難しさはほとんどなくできたと思います」と語り、近くのポジションの選手たちとコミュニケーションが取れていたと語った。
また同じサイドの伊東純也との関係については「スピードがある選手なので、一対一になった時にあまり邪魔しないようにというのと、僕が幅取るのか、純也くんが幅取るのかというのは、純也くんの動き見ながらとか、相手のビルドアップのやり方を見て決めていました。僕自身はストレスなくできたと思います」と語り、こちらも連携面で問題はなかったと手応えを語った。
インナーラップで仕掛けるなど特徴も出せ、守備でもしっかりとハメていたが「ポジションはありますけど、人なので行かなきゃいけないところは行ったほうが良いという感じでした」と語り、「2人から3人を見て守備をするということを川崎でも実践してきました」と普段からやっている守り方だったとコメント。さらに「ダブルボランチで航くんが常に近くにいて、純也くんも凄く守備を頑張ってくれたので、僕自身もやりやすく90分間できました」とし、周りの選手の助けもあったことを明かした。
今回はフィジカル的に優れる韓国代表との試合でデビューとなったが、物怖じすることなくデュエルでも負ける場面は少なかった。その点については「この活動の一発目に麻也くんからJリーグの1.5倍ぐらいの力で行かないとダメだと言われていたので、一発目からそのパワーで行きました」と語り、吉田麻也の助言があったことを明かした。また、「僕自身、球際だったりそういった部分は、湘南時代に曺貴裁監督に口すっぱく言われていたので、それを出すだけでした。湘南時代にやっていたことは間違っていなかったと1つ証明できたと思います」と語り、かつて所属していた湘南ベルマーレでやってきたことが生きたと語った。
また、「自分のベースの切り替えや球際は湘南でずっとやってきたことですし、攻撃の関わりや得点シーンの感覚は川崎で身についたものなので、両方でやってきたことが結果になったなと思います」と語り、プロになって培ってきたものがしっかりと日本代表の舞台で発揮できたとした。
落ち着いたプレーが見て取れた山根だったが、デビューに向けてのメンタリティについては「ずっと緊張していましたし、ホテルの部屋にいる時も一人のことが多かったので色々考えましたし、考えることはすごく良い準備になると思います」とコメント。また、「麻也くんが試合前とか後ろからずっとポジティブな声をかけてくれて、自分がやるべきことをやって、絶対に後悔ないようにやろうと思っていたのが良かったです」と語り、吉田の存在も大きかったとコメントした。
今後は右サイドバックの競争がスタートするが「まだ一歩踏み出したばかりですし、自分にできることを一日一日、海外組の強度はこの活動で知れて良い刺激になったので、もっともっとという気持ちをもって、明日からまた成長できるように頑張りたいと思います」とし、今後の活躍に意欲を示した。
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