ビルドアップに長けるGKシュミット・ダニエル、メキシコ代表戦に向けて「価値を示せるチャンス」
2020.11.14 21:27 Sat
パナマ代表戦を終え、一夜明けた14日に日本代表のメンバーが取材に応じた。
日本は13日、パナマと国際親善試合を戦い、南野拓実のPKで1-0と勝利を収めた。
この試合では、前半は[3-4-2-1]のシステムと、出場機会の少ない選手が多く起用されたことでなかなか機能しなかったが、後半に大きく流れを掴みチャンスを演出。主導権を握って試合を進めていた。
一夜明け、GKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)が取材対応。10月のコートジボワール戦について改めて振り返ると「守備機会もあまりなくてシュートも少なかったので、良いパフォーマンスだったかどうかは判断しづらいですが、ボールを受けてさばくというところは多少はチームの助けになれたと思っています」とビルドアップの部分でチームに貢献できたと感じているようだ。
ケガもあり前回の合流時にはまだクラブでプレーしていなかったシュミット・ダニエル。しかし、10月の代表戦後はクラブでも出場機会を得たが「代表で試合に出させてもらって、10カ月ぐらい遠ざかっていた中でプレーして、またちゃんとパフォーマンスできるというのは自信を得られました」と代表戦でピッチに立てたことがプラスだったとコメント。「コートジボワール戦があったことで、そのあとのチームの試合出場につながったというのがあると思います」と、試合に出られるようになったのもコートジボワール戦があったからだとした。
また、大きな変化としては「セービングの面では止めるべき範囲のボールはちゃんと止めよう。日本では全部止めたいと思っていたけど、止めるべき範囲のボールをしっかり止めるということを意識しています」とし、セービング面での意識の変化があったようだ。
ビルドアップという点では、13日に行われたパナマ戦では前半は特に上手く機能させられていなかった。スタンドから試合を観たシュミット・ダニエルにとって3バックでのイメージは「GKがボールを持った時に、中央のマヤくん(吉田麻也)が真ん中にいると被ってもったいないので、どっちかのサイドに行って、そっちのCBが高く出るようになって、4バックのようになる感じ」とコメント。「そこへの関わり方は3バックと4バックとあまり変わらないなと思っていました」と語った。
ただ、「ビルドアップがうまくいかない感じも前半は特にあったんですが、GKが何かできるかと考えたら、昨日の試合はできないかなと思います」とし、GKの関わり方以前の問題が生まれていたと感じたようだ。
前回も2試合目のコートジボワール戦に出場したシュミット・ダニエル。同じ流れでいけば、17日のメキシコ代表戦での出場が考えられるが、「試合に出た場合は、かなり厳しい試合になると思っています。その中で自分がどれだけチームを助けられるかは、自分の価値を示せるチャンスだと思います。頑張りたいです」と強い意気込みを示した。
現在の日本代表では、GK川島永嗣(ストラスブール)、GK権田修一(ポルティモネンセ)とともにポジションを争っている状況。正守護神になることについては「結果を出し続けることしかないと思います。チームの勝利に貢献することが一番大切だと思います」とコメント。「それをするには試合に出なくてはいけないですが、試合に出るためには練習でたくさんシュートを止めて、GKとして当たり前のことをやっていくしかないかなと思います」と、日頃から高いパフォーマンスを出し続けていくしかないと考えているようだ。
そこに向けた心構えについては「まず一番大切なのは常に良い準備をして良い状態にいること。チャンスが与えられた時に自分のプレーを出すことでしかアピールできないです」とし、「とにかく準備し続けることが大事です」と、良い状態を保ち続けておくことが大事だと語った。
日本は13日、パナマと国際親善試合を戦い、南野拓実のPKで1-0と勝利を収めた。
一夜明け、GKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)が取材対応。10月のコートジボワール戦について改めて振り返ると「守備機会もあまりなくてシュートも少なかったので、良いパフォーマンスだったかどうかは判断しづらいですが、ボールを受けてさばくというところは多少はチームの助けになれたと思っています」とビルドアップの部分でチームに貢献できたと感じているようだ。
ケガもあり前回の合流時にはまだクラブでプレーしていなかったシュミット・ダニエル。しかし、10月の代表戦後はクラブでも出場機会を得たが「代表で試合に出させてもらって、10カ月ぐらい遠ざかっていた中でプレーして、またちゃんとパフォーマンスできるというのは自信を得られました」と代表戦でピッチに立てたことがプラスだったとコメント。「コートジボワール戦があったことで、そのあとのチームの試合出場につながったというのがあると思います」と、試合に出られるようになったのもコートジボワール戦があったからだとした。
シント=トロイデンに移籍してからは、持ち味でもあるビルドアップでの成長が図れているシュミット・ダニエル。「シント=トロイデンに来た時の監督がビルドアップの面ではかなり高い要求をしてくる監督で、その要求に応えられるように考えてプレーした結果、自分の新しいビルドアップの選択肢を得られたのは成長だと思います」とコメント。自身でも手応えがあるといい、「フィールドのどこに空いているスペースがあって、そこに仲間が入ってきたら出せる。人を探すというよりは、スペースを見つけておいて、人が入ってきたら出すというイメージです」と、やり方も少し変わったと明かした。
また、大きな変化としては「セービングの面では止めるべき範囲のボールはちゃんと止めよう。日本では全部止めたいと思っていたけど、止めるべき範囲のボールをしっかり止めるということを意識しています」とし、セービング面での意識の変化があったようだ。
ビルドアップという点では、13日に行われたパナマ戦では前半は特に上手く機能させられていなかった。スタンドから試合を観たシュミット・ダニエルにとって3バックでのイメージは「GKがボールを持った時に、中央のマヤくん(吉田麻也)が真ん中にいると被ってもったいないので、どっちかのサイドに行って、そっちのCBが高く出るようになって、4バックのようになる感じ」とコメント。「そこへの関わり方は3バックと4バックとあまり変わらないなと思っていました」と語った。
ただ、「ビルドアップがうまくいかない感じも前半は特にあったんですが、GKが何かできるかと考えたら、昨日の試合はできないかなと思います」とし、GKの関わり方以前の問題が生まれていたと感じたようだ。
前回も2試合目のコートジボワール戦に出場したシュミット・ダニエル。同じ流れでいけば、17日のメキシコ代表戦での出場が考えられるが、「試合に出た場合は、かなり厳しい試合になると思っています。その中で自分がどれだけチームを助けられるかは、自分の価値を示せるチャンスだと思います。頑張りたいです」と強い意気込みを示した。
現在の日本代表では、GK川島永嗣(ストラスブール)、GK権田修一(ポルティモネンセ)とともにポジションを争っている状況。正守護神になることについては「結果を出し続けることしかないと思います。チームの勝利に貢献することが一番大切だと思います」とコメント。「それをするには試合に出なくてはいけないですが、試合に出るためには練習でたくさんシュートを止めて、GKとして当たり前のことをやっていくしかないかなと思います」と、日頃から高いパフォーマンスを出し続けていくしかないと考えているようだ。
そこに向けた心構えについては「まず一番大切なのは常に良い準備をして良い状態にいること。チャンスが与えられた時に自分のプレーを出すことでしかアピールできないです」とし、「とにかく準備し続けることが大事です」と、良い状態を保ち続けておくことが大事だと語った。
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