シアトルの絶対的守護神フライが見せたMLSの歴史に残るスーパーセーブ!【アンビリーバブル・セーブス】
2020.08.24 12:00 Mon
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、シアトル・サンダースの元スイス代表GKステファン・フライが見せたスーパーセーブだ。
スイス出身ながらアメリカでプロキャリアをスタートさせたフライは、2009年メジャーリーグ・サッカー(MLS)のドラフト1巡目でトロントFCに入団。2013年にシアトル・サンダースに加入すると、不動の守護神としてここまで公式戦239試合に出場するリーグ屈指のGKだ。
両チーム90分を戦い、0-0で延長戦まで試合がもつれた108分、トロントFCに決定機が訪れる。
途中出場のFWトゥセイント・リケッツが右サイドを駆け上がり、ボックス右深部まで侵入すると、ボックス内に柔らかいクロスを上げる。中央で待っていたFWジョジー・アルティドールがこれに頭で合わせると、ボールに合わせてゴールマウス中央に移動していたフライの逆を突くニアポスト側にヘディングシュートを放つ。完璧なコースへのヘディングで誰もが試合が決まったと思いきや、フライが機敏な動きで方向を変えると、必死に腕を伸ばしジャンピングセーブ。左手一本でボールをゴールライン直前でかきだしてみせた。
土壇場での大ピンチを凌いだシアトル・サンダースは、その後のPK戦で見事勝利。チームを優勝に導くビッグセーブとなったフライのプレーは、自身のキャリアの中でもベストセーブとしてMLSの歴史に残っている。
◆シアトルの守護神フライが見せた、MLSの歴史に残るスーパーセーブ
今回は、シアトル・サンダースの元スイス代表GKステファン・フライが見せたスーパーセーブだ。
スイス出身ながらアメリカでプロキャリアをスタートさせたフライは、2009年メジャーリーグ・サッカー(MLS)のドラフト1巡目でトロントFCに入団。2013年にシアトル・サンダースに加入すると、不動の守護神としてここまで公式戦239試合に出場するリーグ屈指のGKだ。
そんなフライは、2016年12月11日に行われた、MLSカッププレーオフ決勝、トロントFC戦ではスーパーセーブを見せ、チームのカップ戦優勝に貢献している。
両チーム90分を戦い、0-0で延長戦まで試合がもつれた108分、トロントFCに決定機が訪れる。
途中出場のFWトゥセイント・リケッツが右サイドを駆け上がり、ボックス右深部まで侵入すると、ボックス内に柔らかいクロスを上げる。中央で待っていたFWジョジー・アルティドールがこれに頭で合わせると、ボールに合わせてゴールマウス中央に移動していたフライの逆を突くニアポスト側にヘディングシュートを放つ。完璧なコースへのヘディングで誰もが試合が決まったと思いきや、フライが機敏な動きで方向を変えると、必死に腕を伸ばしジャンピングセーブ。左手一本でボールをゴールライン直前でかきだしてみせた。
土壇場での大ピンチを凌いだシアトル・サンダースは、その後のPK戦で見事勝利。チームを優勝に導くビッグセーブとなったフライのプレーは、自身のキャリアの中でもベストセーブとしてMLSの歴史に残っている。
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