ヴェンゲル氏、“2年前から下り坂”発言のエメリ前監督に反論
2020.02.18 21:55 Tue
アーセナルで長期政権を築き上げたアーセン・ヴェンゲル氏が、ウナイ・エメリ前監督の発言に異論を唱えている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
そのエメリ前監督は先日、『フランス・フットボール』のインタビューで 「アーセナルは私が就任する2年前から下り坂のクラブだった。クラブの再建に着手した我々はそうした低迷に歯止めをかけたのだ。ELで決勝に勝ち進み、プレミアリーグでも5位に導いたじゃないか」と発言。監督時代を振り返ったなかで、就任前からクラブが成績不振で、自身が就任してから復調したと自らの仕事ぶりに擁護姿勢を示していた。
この発言に対してヴェンゲル氏が反論。17日にベルリンで行われた『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』の授賞式に出席した同氏は、こう語っている。
「2017年に75ポイントを獲得し、FAカップを制した。前年(2016年)にはリーグを2位で終えている。それ(2年前から下り坂)を言うことはできないね」
「アーセナルは財政的にとても強いチームで優秀な選手がいる。(このクラブの)監督に就任したら、周りを気にせず自分の行動や結果に立ち向かわなければならない」
「それがこのクラブの監督にできる唯一のことだ」
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22年間にわたるヴェンゲル前々監督の長期政権から2018年夏に引き継いだエメリ前監督。初年度からヨーロッパリーグ(EL)準優勝、プレミアリーグ5位フィニッシュというまずまずの結果を残したが、今シーズンは開幕から躓いた。プレミアリーグ4勝6分け3敗の8位に低迷し、公式戦7試合白星なしの状況に瀕した昨年11月に監督の任を解かれた。この発言に対してヴェンゲル氏が反論。17日にベルリンで行われた『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』の授賞式に出席した同氏は、こう語っている。
「2017年に75ポイントを獲得し、FAカップを制した。前年(2016年)にはリーグを2位で終えている。それ(2年前から下り坂)を言うことはできないね」
「2018年が私の最後の年となったが、(退任の)決断はとても難しかった」
「アーセナルは財政的にとても強いチームで優秀な選手がいる。(このクラブの)監督に就任したら、周りを気にせず自分の行動や結果に立ち向かわなければならない」
「それがこのクラブの監督にできる唯一のことだ」
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