バロテッリを“差別反対の意思表示”に使わずのマンチーニ…「相応しいなら呼ぶ」
2019.11.12 18:00 Tue
イタリア代表の指揮を執るロベルト・マンチーニ監督がブレシアに所属するFWマリオ・バロテッリにコメントした。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
2018年9月にイタリア代表復帰を果たしたバロテッリ。それ以降、代表から再び遠ざかっているなか、今夏に故郷のブレシア入りしたが、セリエA第11節のヴェローナ戦で相手の一部サポーターから差別的なチャントの標的になるなど、凱旋地イタリアで難しい日々に直面している。
そうした一件を受けて、イタリアサッカー連盟(FIGC)の会長を務めるガブリエレ・グラビーナ氏が「メッセージになる」としてバロテッリの代表復帰に前向きなコメントを残したが、インテルやマンチェスター・シティ時代の恩師であるマンチーニ監督は愛弟子の招集を見送った。
そのマンチーニ監督は11日の会見で、1年以上も声をかけずにいるバロテッリに言及。人種差別に対するメッセージとしてでなく、技術的な面で相応しい状態であれば呼ぶと話した。
「フットボール界やスポーツ界は、壊れず、団結すべき。もう2020年が目の前だ。なのに、我々はまだ肌の色について議論している」
「会長の発言も理解できるが、バロテッリを再び呼ぶ場合、それは技術的な観点からそれに値するから。それに相応しいなら、私は呼ぶ」
2018年9月にイタリア代表復帰を果たしたバロテッリ。それ以降、代表から再び遠ざかっているなか、今夏に故郷のブレシア入りしたが、セリエA第11節のヴェローナ戦で相手の一部サポーターから差別的なチャントの標的になるなど、凱旋地イタリアで難しい日々に直面している。
そのマンチーニ監督は11日の会見で、1年以上も声をかけずにいるバロテッリに言及。人種差別に対するメッセージとしてでなく、技術的な面で相応しい状態であれば呼ぶと話した。
「フットボール界やスポーツ界は、壊れず、団結すべき。もう2020年が目の前だ。なのに、我々はまだ肌の色について議論している」
「私はマリオを呼びたい。まだまだ多くのことがやれる年齢だ。だが、呼ぶなら、それは彼が良い状態であり、代表チームを助けられるからだ」
「会長の発言も理解できるが、バロテッリを再び呼ぶ場合、それは技術的な観点からそれに値するから。それに相応しいなら、私は呼ぶ」
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