新しい指標が誕生かも「●●力」でもう1つ考えてみた?!の巻/倉井史也のJリーグ

2024.05.04 10:00 Sat
©︎J.LEAGUE
先週は「同点力」のこと書いたでしょ。そうしたらリクエストが来たんですよ。アディショナルタイムのことも取り上げてほしいって。なもんだからいろいろ考えたんです。アディショナルタイムに得点することも失点することもあるんだから、「正の追加時間力」「負の追加時間力」ってのがあることを。

でもって、せっかくですから今回は「正の追加時間力」について調べてみました。これってもちろん後半アディショナルタイムに得点した数が多いチームってこと。過去の記録はどうなってるんでしょ。
で、このデータ調べて分かったんですけど、どうやら2009年までって90分以降の得点も全部90分の得点ってことになってるようです。ということで、2010年以降のデータでやってみましょ!!

・2010年:正の追加時間力6点(京都)
・2011年:正の追加時間力8点(C大阪)
・2012年:正の追加時間力8点(柏)
・2013年:正の追加時間力5点(浦和、川崎、新潟、名古屋、広島)
・2014年:正の追加時間力5点(G大阪、神戸、鳥栖)
・2015年:正の追加時間力8点(鹿島)
・2016年:正の追加時間力6点(川崎)
・2017年:正の追加時間力6点(浦和、G大阪)
・2018年:正の追加時間力6点(札幌、磐田)
・2019年:正の追加時間力8点(磐田)
・2020年:正の追加時間力9点(横浜FM)
・2021年:正の追加時間力7点(川崎、福岡)
・2022年:正の追加時間力7点(横浜FM)
・2023年:正の追加時間力7点(札幌、川崎、広島)

じゃあ、その後半アディショナルタイムの得点数って最終順位とどう関連しているのでしょうか。おお、なんかすごい考察を行っている気になる。
・2010年:京都(17位)
・2011年:C大阪(12位)
・2012年:柏(6位)
・2013年:浦和(6位)、川崎(3位)、新潟(7位)、名古屋(11位)、広島(1位)
・2014年:G大阪(1位)、神戸(11位)、鳥栖(5位)
・2015年:鹿島(5位)
・2016年:川崎(3位)
・2017年:浦和(7位)、G大阪(10位)
・2018年:札幌(4位)、磐田(16位)
・2019年:磐田(18位)
・2020年:横浜FM(9位)
・2021年:川崎(1位)、福岡(8位)
・2022年:横浜FM(1位)
・2023年:札幌(12位)、川崎(8位)、広島(3位)

つまり、後半アディショナルタイムの得点が多いってことは「優勝のために粘って粘って最後に得点を取って勝った」「かなりやられてしまったけど最後の最後に意地を見せた」のどっちかって感じですね。どちらも気持ちが前面に出た感じ。まぁ、普通に点取りましょうよ、ってとこでしょうかね。




【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。

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