ルクセンブルクに快勝のベルギーが連勝でユーロ本大会へ【国際親善試合】

2024.06.09 05:01 Sun
Getty Images
ベルギー代表は8日、国際親善試合でルクセンブルク代表とボードゥアン国王競技場で対戦し3-0で勝利した。

5日に行われたモンテネグロ代表との親善試合を2-0で完勝したベルギーは、その試合からスタメンを6人変更。オペンダやカラスコ、バカヨコらに代えてルカクやドク、ヴィツェルらをスタメンで起用した。
かつてジュビロ磐田でプレーしたFWジェルソン・ロドリゲスらが先発したルクセンブルクに対し、立ち上がりから主導権を握るベルギーは開始早々にチャンスを迎える。7分、自陣からドリブルで持ち上がったデ・ブライネの絶妙なスルーパスに反応したルカクがGKとの一対一を迎えたが、シュートは左サイドネットに外れた。

その後も攻勢を続けるベルギーは、何度も相手ゴール前までボールを運ぶが、集中した守りで要所を締めるルクセンブルクの守備を前になかなか決定機まで至らない状況が続く。

それでもベルギーは41分、中盤でボールを収めたルカクがドリブルで単独カウンター。そのままボックス内に侵入するとマフムトビッチのタックルで倒され、PKを獲得。このPKをルカク自身がゴール右隅に沈め、1-0で前半を終えた。
ハーフタイムにヴィツェルを下げてヴランクスを投入したベルギーは、前半同様にボールの主導権を握ると57分に追加点を奪う。左サイド深くでボールを持ったドクが一瞬の加速でDFジョゴビッチを振り切ってボックス左深くに侵入すると、折り返しをルカクがワンタッチで流し込んだ。

追加点を奪ったベルギーは81分にも、ファエスがセンターライン付近からロングパスを供給すると、これを上手く抜け出したトロサールがボックス内で受けると、トラップで相手DFとの距離を確保し右足のハーフボレーシュートをゴールに突き刺した。

結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。ユーロ本大会前のテストマッチを2連勝で飾ったベルギーが、17日に行われるユーロ初戦のスロバキア代表戦へ弾みを付けている。

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