【プレミア注目プレビュー】苦境続く青と赤の名門対決…ブルーズは対ユナイテッド13戦ぶりの白星狙う

2024.04.04 19:00 Thu
苦境続く青と赤の名門対決
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苦境続く青と赤の名門対決
プレミアリーグ第31節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間4日28:15にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。シーズン終盤に入っても苦境が続く青と赤の名門対決だ。11位のチェルシー(勝ち点40)は前節、ホームで降格圏に沈む19位のバーンリーと対戦。前半に退場者を出した相手にパーマーの2ゴールによって2度のリードを得たが、一人少ない相手に2度追いつかれる失態を演じてホームサポーターのブーイングを浴びる中、2-2のドローで試合を終えた。FAカップで優勝の可能性はあるものの、リーグ戦でのヨーロッパ出場権獲得は絶望的な状況だ。
一方、6位のユナイテッド(勝ち点48)は前節、ブレントフォードと敵地で対戦。試合を通じて相手の徹底された堅守速攻スタイルに大苦戦すると、被シュート27本と防戦一方の展開を強いられ、守護神オナナの好守とポスト・クロスバーに救われて辛くも失点を回避。後半アディショナルタイムにマウントの加入後初ゴールで先制に成功したが、直後に失点を喫して痛恨の1-1のドローに終わった。低調なパフォーマンスに加えて公式戦連勝もストップし、厳しい状況でチェルシー、リバプールとのタフな対ビッグ6連戦に臨むことになった。

なお、昨年12月にオールド・トラッフォードで行われた前回対戦はマクトミネイの2ゴールによってユナイテッドが2-1の勝利を収めている。さらに、近年のプレミアリーグの対戦成績では今回のアウェイチームが5勝7分けの12戦無敗と相性の良さを示している。そのため、ホームチームはモラタ(現アトレティコ)のゴールで勝利した2017年11月以来、13戦ぶりの白星を目指すことになる。

◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ペトロビッチ
DF:グスト、ディザジ、バディアシル、ククレジャ
MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス
MF:パーマー、ギャラガー、スターリング
FW:ジャクソン
負傷者:GKロベルト・サンチェス、DFリース・ジェームズ、チルウェル、フォファナ、コルウィル、MFラヴィア、ウゴチュク、チュクエメカ、FWエンクンク
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加え、チルウェル、コルウィル辺りが引き続き欠場となる模様だ。

スタメンはグストやバディアシルのコンディション次第でチャロバーやギルクリストらが代役を担う可能性がある。2列目ではスターリングに代わってマドゥエケ、ムドリクにチャンスがありそうだ。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オナナ
DF:ダロト、マグワイア、ヴァラン、ワン=ビサカ
MF:カゼミロ、メイヌー
MF:ガルナチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:ホイルンド

負傷者:DFショー、リンデロフ、マルティネス、マラシア、FWマルシャル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはリンデロフ、マルティネスが数週間の離脱を強いられ、ディフェンスラインは引き続き厳しいやり繰りを強いられる。ただ、ヴァランとエバンスがトレーニングに復帰できたことは朗報だ。

中2日でリバプール戦を控えており、ターンオーバーの可能性も想定されるが、現状のベストメンバーの起用を予想。中盤ではアントニーやマクトミネイ、マウント辺りにスタメンのチャンスもありそうだ。

★注目選手
◆チェルシー:MFコール・パーマー
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13試合ぶりのユナイテッド戦勝利託されたブルーズの新たな象徴。昨夏マンチェスター・シティから総額4250万ポンドで加入した21歳は、ここまでのプレミアリーグ25試合の出場で13ゴール8アシストを記録。

チーム総得点49ゴールのほぼ半分に関与する圧巻の活躍を見せており、リバプールの遠藤航らと並んで今季プレミアリーグのベスト補強の一角に名を連ねる。とりわけ、苦境が続く現状においてはグストらと共にブルーズサポーターの数少ない希望となっている。

個人としては前回対戦でも1ゴールを挙げており、苦手意識はないものの、チームとして苦戦するユナイテッドとの一戦では試合運びの拙さの改善、脆弱な守備陣の奮起が勝利のカギを握るが、攻撃面においては早くも今回対峙する前司令塔の存在をかき消すインパクトを残す新たな象徴の活躍が必須だ。

◆マンチェスター・ユナイテッド:MFメイソン・マウント
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ブリッジ初帰還の元司令塔。名門対決のキーマンはブルーノ・フェルナンデス、メイヌー、ホイルンド、ガルナチョといった主力の名前が挙がるが、注目選手は間違いなくブリッジ初帰還の25歳となるはずだ。

6歳からアカデミーに加入し、フィテッセやダービー・カウンティでの武者修行を終えた後は数年に渡ってチェルシーの生え抜きの主力として活躍したマウント。しかし、新オーナーの下で大きな刷新を図った新生ブルーズに居場所はなく、長らく停滞した契約延長交渉の破談に伴い、昨夏総額6000万ポンドでマンチェスターに新天地を求めた。

クリスティアーノ・ロナウドが背負った7番を継承し、大きな期待を集めて臨んだ今季だったが、ここまでは3度の負傷離脱によってリーグ戦9試合(先発4)の出場にとどまり、チーム以上に苦しい日々を過ごす。

それでも、直近のブレントフォード戦では待望の加入後初ゴールを記録。直後の失点で勝利の立役者となれなかったものの、約4カ月ぶりのリーグ戦で早速結果を残した。今回のビッグマッチでは前節同様にジョーカー役としての起用が見込まれるが、古巣初対戦での活躍に期待したいところだ。

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「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

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