元なでしこMF田中陽子、ノジマ退団で海外挑戦へ「成長したい・勝負したい」

2019.06.26 16:10 Wed
Getty Images
ノジマステラ神奈川相模原は26日、元なでしこジャパンのMF田中陽子(25)が退団し、海外移籍することを発表した。

2012年にJFAアカデミー福島からINAC神戸レオネッサに入団した田中は、2015年に当時なでしこ2部リーグだったノジマに入団。2016年にはリーグ戦18試合5ゴールを記録して、2部リーグ優勝と1部昇格に貢献。今シーズンはここまで1部リーグで7試合、カップ戦では5試合3ゴールを記録していた。
また、2013年にデビューを飾ったなでしこジャパンでは、ここまで4試合に出場している。

なお、移籍先等については現在、手続き中の模様。確定次第、お知らせすることを伝えている。また、田中のラストマッチは、6月29日に行われる2019プレナスなでしこリーグカップ1部第8節の日テレ・ベレーザ戦となる。

海外挑戦を決断した田中は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「この度、ノジマステラ神奈川相模原を退団し、海外挑戦をすることを決意しました。ステラに来てから4年半が経ちました。4年半前にチームに迎え入れてくれ、入替戦や2部優勝、皇后杯準優勝など様々なことを経験し、成長させてもらいました」

「常にチームのことを考えてくれているスタッフやチームのために全力で走ってくれる仲間、どこまでも応援してくれるあたたかいサポーターと出会い、全員で支え合って1つの目標に進むあの感覚は言葉に表す事のできない感覚で、一生忘れられないものになりました。みんなと一緒にサッカーができてとても幸せでした」

「そんなかけがえのないチームをシーズン途中で離れることはとても悩みましたが、昔からの目標であった『世界中の人に愛される選手になる』ことと、海外でプロ選手として成長したい・勝負したいという気持ちが強くあったので、決断しました。ステラでサッカー選手としても人間としても成長させてもらった姿で、次のステージでまた目標に向って頑張りたいと思います」

「いつもあたたかく応援して下さったボランティアスタッフの皆さま、サポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、地域の皆さまのおかげで充実した毎日を送ることができました」

「いつも応援して下さっている皆さんに急な報告となってしまい、申し訳ございません」

「これからもまだまだ上を目指して成長して行きます。これからはノジマステラの選手ではなくなりますが、ノジマステラで成長した選手として、これからも応援してもらえたら嬉しいです。そして、引き続きノジマステラへのご声援もお願いします!」

「今まで本当にありがとうございました!」

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ぐだぐだAFC…なでしこ五輪予選、男子W杯予選の後手に続き、女子ACLプレ大会決勝を急遽中止 WEリーグも遺憾の意「説明を要望していく」

WEリーグと三菱重工浦和レッズレディースは22日、アジアサッカー連盟(AFC)からAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)決勝が実施されず、中止となったとの報を受けたことを発表した。 AWCCは、AFC女子チャンピオンズリーグ2024(女子ACL)のプレ大会として位置づけられ、各国から計8チームが参加。日本からは昨季2冠の浦和が出場していた。 グループステージは昨年11月に行われ、浦和はグループAを3連勝で突破。グループBは田中陽子を擁する韓国の仁川現代スチールレッドエンジェルスが突破し、今年5月に決勝が行われる予定だった。 このため、WEリーグも一部日程を変更し、第20節の三菱重工浦和レッズレディースvsアルビレックス新潟レディースを、前倒しで3月27日へ設定。両クラブはミッドウイーク開催2試合を含む5連戦を戦うこととなっていた。 決勝は中止となったが、リーグの急遽の日程変更が難しいことから、浦和vs新潟Lは予定通り平日14時キックオフで開催。WEリーグは両チームのファン・サポーターへ謝罪の言葉を伝えると同時に、AFCに対して遺憾の意を示し、説明を要望するとの声明を発表している。 「この度、アジアNo.1の女子クラブを決定するAFC Women’s Champions League 2024のプレ大会として開催されておりました AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament の決勝につきまして、実施しない決定がAFC(Asian Football Confederation)によりなされ、中止となりましたのでお知らせいたします」 「また、この決勝の開催予定に伴い、3月27日(水)の平日開催となっておりました2023-24 WEリーグ 第20節ですが、他の5試合の開催週(5月11日、12日)への日程変更が難しく、予定通りそのままの日程での開催となりますので併せてお知らせいたします」 「出場クラブである三菱重工浦和レッズレディース、対戦相手であるアルビレックス新潟レディースの両チームには代替日程の日程調整をはじめ、過密日程でのご負担をおかけしたこと、また両チームのファン・サポーターの皆さまにも平日開催となることにつきまして、お詫び申し上げます」 「本決定および通達方法については大変遺憾であり、JFAとともにWEリーグとして、AFCに対しては決勝開催中止についての経緯、なぜこのタイミングでの通達となったのかなどの説明を要望してまいります」 AFCの対応をめぐっては、2月末に行われたパリ・オリンピック 女子サッカーアジア最終予選、北朝鮮女子代表vsなでしこジャパンの会場が直前になっても決まらず、批判が続出。 21日にも、26日に平壌で開催予定だった男子サッカー2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4節の北朝鮮代表vs日本代表の会場変更を、試合の5日前に突然通達する始末。 日本サッカー協会(JFA)には毅然とした対応が求められる。 2024.03.22 20:15 Fri

元なでしこFW浜田遥が現役引退、JFAアカデミー福島1期生で田中陽子らと同期 震災での休部も経験

スペランツァ大阪は24日、元なでしこジャパンのFW浜田遥(30)が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。 大阪府出身の浜田はJFAアカデミー福島の1期生で、山根恵里奈さんや菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)、田中陽子(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)らと同期。年代別の日本女子代表にも名を連ねていた。 卒業後は東京電力女子サッカー部マリーゼに加入するも、東日本大震災の影響で休部となり、スペランツァFC大阪高槻へ移籍した。 2014年に加入したベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台レディース)では、サイズを生かしたパワフルなゴールゲッターとして8シーズンプレー。ノジマステラ神奈川相模原を経て、今年6月に10年ぶりにスペランツァへ復帰を果たしていた。 WEリーグでは20試合に出場して2得点。なでしこジャパンとしても2021年4月の2試合に出場している。 笑顔を絶やさなかったストライカーは、クラブを通じたコメントでも、感謝を綴ると同時に冗談を口にしている。 「今年で引退する事を決めました。先日リリースを出してから、いくつか呼んでくれるチームがあり、とても嬉しかったです」 「ただ、次の目標を考えた時に選手としてではなく、指導者として選手のサポートがしたい気持ちが強くこの決断をしました」 「毎日全力でやってきたので、後悔はありません。何度も痛みに悩まされた両膝にも、ここまで走ってくれてありがとうと今は愛情しか抱けません。笑」 「振り返れば、サッカー人生色んなことがあり、何度も心が折れそうになりました。でもそんな時に私と同じように悔しい気持ちになってくれる人達がいて、大切な人たちの顔を曇らせたくない、絶対に結果で笑顔にするんだと思ってここまで走ってこられました」 「本当に出逢う人に恵まれていて、どこにいても、いつも私の周りには支えてくれる最高なチームメイトがいました。サッカーが大好きなのはもちろんですが、大好きな人たちとサッカーをするのが好きなんだなって、改めて思います!」 「どんな時でも笑顔で乗り越えてこられたのは、大好きな仲間がいてくれたからです。サッカーを始めてから今日まで大好きな人たちに囲まれてサッカーができて幸せでした!」 「サッカーを通して出逢った仲間、苦楽を共にした戦友、私にサッカーを教えてくれた指導者の方、職場でお世話になった方々、手術をしてくれた先生、リハビリに寄り添ってくれたトレーナーさん。私に夢を持たせてくれた下小鶴綾さん。ずっと応援してくれた地元の幼馴染の友達。これまで応援してくれたサポーターのみなさん。本当にありがとうございました!」 「出会えたすべての人に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ずっと応援してくれた家族。急な引退という答えに対しても、尊重してくれて背中を押してくれました。どんな時も味方でいてくれて、大好きなサッカーをここまで続けさせてくれて本当にありがとう」 「残りは皇后杯しかありません!少しでも長くみんなとサッカーができるように頑張ります!応援よろしくお願いします!」 「あ、最後になりますが、「引退」という響きがなんだかしっくりこなくて。これからもボールは蹴るし、サッカーには関わって行くので、、「今とは違う新しい景色を見に行くんだ」と、一歩前に出てオフサイドポジションにいるイメージでお願いします。笑」 「浜田のオフサイド、しっくりきましたね。笑」 2023.10.24 22:01 Tue

昨季WEリーグ女王・浦和L、タイとウズベキスタンで開催の女子ACLプレ大会への参加が決定

三菱重工浦和レッズレディースは16日、11月に開催されるAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)への参加が決定したことを発表した。 AWCCは来季予定されているAFC女子チャンピオンズリーグ2024(女子ACL)のプレ大会として位置づけられている。 タイとウズベキスタンがホスト国となり、WEリーグからは昨季のリーグ女王であり、カップ戦との2冠を達成した浦和Lの参加が決定。そのほか、韓国の強豪、田中陽子らが所属する仁川現代製鉄レッドエンジェルズなど計8チームが参加する。 日程は11月6日から12日の7日間。組み合わせ等の詳細は9月7日にマレーシアのクアラルンプールにて実施される抽選会で決定する。 ◆AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament参加クラブ シドニーFC(オーストラリア) 花蓮女子FC(チャイニーズ・タイペイ) バム・カトゥーン(イラン) スリー・ゴクラム・ケララFC(インド) 三菱重工浦和レッズレディース(日本) 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国) 未定(タイ) FCナサフ(ウズベキスタン) 2023.08.16 13:40 Wed

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【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat

「おまいう」って言われてる町田ってダーティ!!……なの?!の巻/倉井史也のJリーグ

12日の天皇杯で町田は4人の長期離脱に!! でも「いつも町田がやってることやられただけじゃん」みたいな中傷浴びてて草!! ってそんなに町田って黒いの? 黒田監督だから黒いの? やばい、書いててすごいレベルの低いギャグになった感じだけど、ちょっとこれはちゃんと検証してみなきゃってことになりました。町田の闇を暴くぞ!! ってことで、まずはこんな数字(2024年6月14日時点)が。 【反則数】 1位:新潟/ 180 2位:浦和/ 183 3位:C大阪/ 186 4位:神戸/ 199 4位:柏/ 199 6位:鳥栖/ 206 7位:鹿島/ 217 8位:横浜FM/222 9位:東京V/ 226 10位:川崎/ 238 11位:FC東京/240 12位:札幌/ 249 13位:広島/ 251 14位:名古屋/ 251 15位:京都/ 254 16位:G大阪/ 259 17位:磐田/ 260 18位:福岡/ 277 19位:町田/ 283 20位:湘南/ 295 おお!! やっぱり町田の反則数が多い!! 19位じゃないですか。あれ? でも最下位の湘南にダーティーなイメージないんですけど。よく考えたらこの反則って、オフサイドとかも全部入ってるんですよね。じゃあ、警告数で並べ直すぞ!! 【警告数】 1位:C大阪/ 13 2位:G大阪/ 15 2位:広島/ 15 4位:神戸/ 16 5位:浦和/ 18 6位:新潟/ 20 7位:鹿島/ 22 7位:磐田/ 22 9位:鳥栖/ 25 10位:東京V/ 26 11位:京都/ 27 11位:湘南/ 27 13位:名古屋/ 28 14位:川崎/ 30 14位:FC東京/30 16位:町田/ 31 17位:札幌/ 32 17位:柏/ 32 17位:横浜FM/32 20位:福岡/ 37 ふむふむ、町田は16位ってことで、まぁまだ下ですな。でもちょっと待って。町田よりも消化試合が2試合少ない横浜FMが町田よりもイエローが多くて17位タイってことは、もしかしたら横浜FMってダーティ?んなわきゃないでしょ。だいたい反則の質ってもんがあるんですよ。反則が多くても相手についていけてないだけで(笑)汚いプレーが少ないってチームもあるんだから。じゃあ、「イエローカード/反則数」で並び替えてみるよ。 【イエローカード/反則数】 1位:G大阪/ 5.79% 2位:広島/ 5.98% 3位:C大阪/ 6.99% 4位:神戸/ 8.04% 5位:磐田/ 8.46% 6位:湘南/ 9.15% 7位:浦和/ 9.84% 8位:鹿島/ 10.14% 9位:京都/ 10.63% 10位:町田/ 10.95% 11位:新潟/ 11.11% 12位:名古屋/ 11.16% 13位:東京V/ 11.50% 14位:鳥栖/ 12.14% 15位:FC東京/12.50% 16位:川崎/ 12.61% 17位:札幌/ 12.85% 18位:福岡/ 13.36% 19位:横浜FM/14.41% 20位:柏/ 16.08% いや、ちょっと待って。町田が10位になっちゃったじゃないですか。ってことは、横浜FMとか柏とか、「ファウルに行ったらイエロー覚悟!!」ってこと? 16位の川崎とかも町田よりイエロー率多い、危ないチームってことになっちゃうし。こ、これはレッドカードの数で勝負だ!! 【退場数】 1位:鹿島/ 0 1位:浦和/ 0 1位:柏/ 0 1位:広島/ 0 5位:東京V/ 1 5位:横浜FM/1 5位:新潟/ 1 5位:磐田/ 1 5位:G大阪/ 1 5位:C大阪/ 1 5位:神戸/ 1 5位:福岡/ 1 13位:札幌/ 2 13位:町田/ 2 13位:川崎/ 2 13位:京都/ 2 13位:名古屋/ 2 13位:鳥栖/ 2 19位:湘南/ 3 20位:FC東京/4 ってことは、FC東京って極悪チームってこと? これも全然違うっしょ!! ……町田のダーティな数字を探そうと思ったけど、なんかやればやるほど他のチームのこと悪く言わなきゃいけなくなってくるので、やっぱその方向で考えるの、止めときます!! というか、どの数字でも上位にいるチームってなかなかすごくないですか? 鹿島とか浦和とかC大阪とか神戸とか。しまった、そっちを讃えたほうが健全だったなぁ。そういうチームのサポーターの人、ぜひ自分のチームの良さを声高に叫んでくださいね!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> <span class="paragraph-title">【動画】町田vs筑波大学 天皇杯ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Boy85yMpD04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 11:30 Sat
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