違法賭博で10カ月の出場停止となったトナーリ、ハウ監督は「強い意思を示している」と評価

2023.11.28 23:20 Tue
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違法賭博で10カ月の出場停止処分を受けたイタリア代表MFサンドロ・トナーリの現状について、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が明かしている。

2024年8月まで長期の出場停止となったトナーリ。モチベーションの維持が困難な状況かと思われるが、ハウ監督によればチーム練習で献身的な姿勢を見せているという。
「ここ数週間、本当に強い意思を示してくれている。彼にとってとても難しい状況だし、現状を過小評価してはいけないと思っている。長期間、実戦でプレーできない時はトレーニングでカバーするしかないが、モチベーションを保つのは難しいだろう。それでも彼は他の選手たちをよくサポートしてくれている。本当に助かっている」

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移籍望むラムズデールもニューカッスルは排除か 加入した場合の競争相手は…

アーセナル退団が浮上しているイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(26)だが、ニューカッスルへ向かう可能性は限りなく低いそうだ。 今季序盤で定位置を失ったラムズデール。新加入のGKダビド・ラヤにポジションを譲った結果、公式戦出場が11試合にとどまることに。ユーロ2024が控えるイングランド代表のメンバー候補33人にはかろうじて滑り込んだ。 イングランド有数のGKとしては、数カ月前よりアーセナル退団を視野に入れていることが明白で、行き先としてしきりに取り沙汰されるのが、1番手GKニック・ポープに競争力を持たせたいニューカッスルだ。 実際、ニューカッスルはバレンシアの“ラ・リーガNo.1守護神”ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)とも接触中。GKの補強に動いていることは間違いない。 ただ、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、ラムズデールがボーンマス時代に師事したエディ・ハウ監督率いるニューカッスルを選ぶ可能性はほぼないとのこと。 ニューカッスルへ向かった場合、競争相手はポープ。お互いにイングランド代表の実力者であり、「2番手に甘んじる可能性はこりごり」といった心境を周囲に漏らしているそうだ。 ニューカッスル側も、ラムズデール獲得にはライバルクラブへの多額の支出が必要となることをよく理解。資金力こそあれど、リーグの財務規定に悩むなか、アーセナル相手に大金を支払う余裕まではないとされている。 しかしながら、ラムズデールが今夏のアーセナル退団を望んでいるのは間違いないという。 2024.05.26 13:05 Sun

ギマランイスのリリース条項有効な1カ月…シティ&アーセナルが関心継続

ニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(26)へのライバルクラブからの関心が続いている。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。 2020年1月にリヨンから移籍金4000万ポンド(約80億円)でニューカッスルに加入したギマランイス。チャンピオンズリーグ(CL)出場も叶えたクラブにおいて、中盤の欠かせぬ戦力となっており、プレミアリーグ屈指の守備的MFにも数えられる。 クラブとの契約を2028年6月まで残すギマランイスだが、今夏は1億ポンド(約200億円)の契約解除条項が話題に。エディ・ハウ監督も「我々がコントロールできることではない」とその存在を認めていた。 ブラジル『UOL Esporte』によると、この条項は6月24日まで有効。今後1カ月の動向に注目が集まるなか、プレミアリーグの2クラブからオファーが届く可能性があり、ギマランイス側もこれに興味を示しているという。 名前が挙がっているのは以前から関心が報じられているマンチェスター・シティとアーセナル。シティはウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタ(26)との両獲りも噂されていたが、パケタが賭博違反の容疑でイングランドサッカー協会(FA)から告発されたことにより、ギマランイス獲得に集中する可能性もある。 また、パリ・サンジェルマン(PSG)も関心を示しているが、退団濃厚なフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の代役探しに追われる可能性が高く、ギマランイス自身もプレミアリーグ残留を希望しているとのことだ。 なお、この契約解除金1億ポンドは3年分割で支払える可能性もあるとのこと。収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)違反のリスクを抱えるクラブも、比較的獲得に動きやすい状況のようだ。 2024.05.25 11:58 Sat

ニューカッスルが28年ぶりの来日決定! 7月31日に浦和、8月3日に横浜FMと対戦…今季プレミア20ゴールのイサクらが所属

Jリーグは14日、「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」としてニューカッスル・ユナイテッドが来日することを発表した。 2024-25シーズンの開幕を前に来日するニューカッスル。7月31日(水)の19時30分から浦和レッズと埼玉スタジアム2002で、8月3日(土)の19時から横浜F・マリノスと国立競技場で対戦する。なお、この2試合は、JリーグとNTTドコモによる共同開催となる。 ニューカッスルは1893年に創設されたクラブで、イングリッシュ・フットボールリーグ時代に4度の優勝を経験。また、FAカップも6度優勝するなど、古豪として知られる。 1983年には「ジャパンカップ・キリンワールドサッカー」に出場するために来日。ボタフォゴ、ヤマハ発動機(現:ジュビロ磐田)、シリア代表、日本代表と対戦し優勝していた。また、1996年にも来日し、ガンバ大阪と対戦。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長やMF稲本潤一(南葛SC)も出場した試合は、3-1でG大阪が勝利していた。 2021年10月にはサウジアラビアの政府ファンドであるPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)が資本を投資し、有数の資金を持つクラブに。エディ・ハウ監督を招へいすると、2022-23シーズンは4位でプレミアリーグを終え、21年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)に出場。今シーズンは最終節を残して6位に位置し、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場をチェルシーと争っている。 かつてはイングランド代表としても活躍したアラン・シアラー氏や元日本代表FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)らが在籍し、現在のチームにはスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクやパラグアイ代表FWミゲル・アルミロン、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス、MFジョエリントン、イングランド代表DFキーラン・トリッピアー、FWアンソニー・ゴードンらが在籍している。 チケット販売については両試合ともにdポイントクラブ会員を対象に「第一次 先行抽選販売」が5月31日(金)の18時からスタート。また、「クラブ先行抽選販売」として両クラブのクラブ会員に対して6月14日(金)の18時からスタートする。 なお一般販売は、共に6月21日(金)の18時から予定されている。 今夏は、ドルトムントやトッテナム、シュツットガルト、スタッド・ランスの来日が既に発表されており、5月末にはレアル・ソシエダも来日。多くのクラブが、海外クラブと対戦することとなる。 2024.05.14 13:17 Tue

賭博違反で出場停止のトナーリ、ニューカッスル指揮官はFAの処分に「正しい決断だった」と言及

ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、賭博違反により出場停止を受けたイタリア代表MFサンドロ・トナーリについて言及した。イギリス『BBC』が伝えた。 イングランドサッカー協会(FA)は2日、トナーリに対し、賭博規則の違反により2カ月間の出場停止処分と罰金処分を下した。 トナーリはミラン時代に違法賭博に手を染め、国際サッカー連盟(FIFA)から10カ月の出場停止処分を受けていた。自身はギャンブル依存症であることを告白し、当時はミランの試合にも賭けていたというトナーリ。しかし、今年3月にFAがトナーリについて告発していた。 調査の結果、トナーリは2023年夏にミランからニューカッスルに移籍すると、10月までの間におよそ50件のサッカー賭博を行っていたことを認めることに。まさにギャンブル依存症であり、ニューカッスルの試合にも4回賭けていたとのこと。選手の賭博はFAの規則で禁じられていることから、出場停止処分が下されていた。 トナーリは、来シーズン終了までに賭博規則の違反がなければ、プレーに復帰することが可能となる処分となったが、ハウ監督はこの件について言及した。 「FAが下した決断は、彼の出場停止処分が延長されないという正しい決断だったと思う」 大きな戦力として期待された中、自身の不祥事で戦力になれなかったトナーリ。クラブに対しては減給を申し入れていたという。 「それは彼がやりたかったことであり、罪悪感を感じていた。誠意をもってクラブに申し訳ないという気持ちを示すことだった」 「彼はそれを忘れ、そこから学ぼうを決意していた」 トナーリを短い期間ではあるが見てきたハウ監督は、「問題を抱えており、助けも必要だった」と自ら認めたことを称賛。トレーニングはしっかりやっていたという。 「私は彼のキャリアのほんの一部をトレーニング場で見ている。彼は優れたプロフェッショナルであり、非常によく練習してきた」 「彼には難しい時期もあったと思うが、前向きに行動していた」 一方で、期待された戦力にはなれず。チームも昨シーズンの躍進からさらなる飛躍を目指したが、今シーズンはここまで7位。すでに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃すことが決定しているが、トナーリをこうした形で計算できなくなったことはフラストレーションでもあると明かした。 「トップクオリティの選手を使えないことは、大きなフラストレーションだ」 「彼が何ができるのか。そして、今年彼がどんな違いを生んだのかはわかっているが、そうなるはずではなかった」 2024.05.03 23:58 Fri

ビッグクラブ注目のギマランイス、約196億円条項の存在をニューカッスル指揮官認める「我々がコントロールできることではない」

ニューカッスルのエディ・ハウ監督がブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(26)の契約について言及した。イギリス『BBC』が伝えた。 2022年1月にリヨンから移籍金総額4000万ポンド(約78億5000万円)でニューカッスルへ加わり、今シーズンは21年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)を戦ったチームで大黒柱として活躍するギマランイス。プレミアリーグ屈指の守備的MFに対しては、パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・シティ、アーセナルが関心を示している。 昨年10月にニューカッスルとの契約を2028年6月まで延長したギマランイスだが、1億ポンド(約196億2000万円)のリリース条項が存在するという話も。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、この条項は今年5月の最終週から6月の最終週まで有効だという。 この件について問われたハウ監督は、ギマランイスの将来を「コントロールできない」と認め、リリース条項についてコメント。願わくばこの条項が発動されないまま期限を迎え、来シーズンも一緒に戦いたいと述べた。 「その(リリース条項)の存在は、クラブによってよく計画され、仕組まれたものだ」 「絶え間ない憶測は望んでいない。選手にとっても、我々にとっても健全ではない。彼を引き止めたいのは言うまでもないし、彼を中心にチームを作りたい」 「彼の状態は非常に良いし、とても幸せそうで、居心地も良さそうに見える」 「彼は忙しい夏を迎えることになるだろうが、彼が大きな役割を担うチームを我々は作りたい。だが、我々がコントロールできることではないから様子を見よう」 2024.04.26 20:44 Fri

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スパーズら関心のアンドレアス・ペレイラが移籍も? 「代理人と話し合って決める」

フルアムのブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)が将来を巡り、代理人との協議予定を明らかにした。 マンチェスター・ユナイテッドでは燻り続け、母国強豪のフラメンゴにローン移籍をした時期もあったが、2022年夏からフルアムに完全移籍のA・ペレイラ。その1年目からマルコ・シウバ監督のもと、攻撃的MFとして輝く。 2年目の今季も公式戦44試合の出場数とともに、ゴール関与も3得点9アシストをマーク。フルアムとの契約はあと2年残るが、最近ではトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ビラの関心が取り沙汰される。 フルアムでの活躍ぶりから、今年3月に2018年9月以来の返り咲きを果たした代表でも来るコパ・アメリカ2024のメンバーに含まれ、右肩上がりのキャリアを過ごすが、ブラジル『UOL』でひと段落後に代理人と検討するようだ。 「今は代表チームに完全に集中しているし、自分の将来を話すのは難しい。タイトルを手にしてから、神のご加護があれば、クラブでの将来を考えていくつもり。代理人と話し合って将来を決める」 ウィリアンを失う可能性があるフルアムからすれば、A・ペレイラも移籍となれば痛手。その一方で、クラブにはエミール・スミス・ロウの獲得に熱心との報道もあるが、年齢的にも脂の乗るA・ペレイラの去就やいかに。 2024.06.06 14:00 Thu

今季25発のイサク、今夏動かず…「ニューカッスルで本当に本当に幸せ」

ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(24)が今夏に動く気なしを強調した。 2022年8月にレアル・ソシエダからニューカッスル入りし、2シーズン連続で公式戦二桁達成のイサク。しかも、今季のプレミアリーグでは前年の10ゴールをはるかに上回る21ゴールと飛躍した。 最終的に今季を25ゴールで締めくくったニューカッスルの点取り屋だが、契約を2028年夏まで残すなか、今夏の去就を巡ってアーセナルの関心なども挙がり、注目どころとなっている。 また、ニューカッスルがプレミアリーグの収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するという部分から、主力の売却に動くのではとも報じられ、その1人に挙がるのがイサクだ。 移籍となれば、1億ポンドを上回る額が動くのではと注目されるイサクだが、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、スウェーデン『Fotbollskanalen』で現状に満足感を示す。 「ニューカッスルで本当に、本当に幸せだ。(今季は)キャリア最高のシーズンを過ごしたし、過小評価してはいけない。でも、クラブや、ファン、街のすべてが大好きだし、移籍なんてまったくもって考えていないよ。すごく楽しい時間を過ごしているし、この人生にとても満足しているんだ」 2024.06.06 13:00 Thu

ニューカッスルがロイド・ケリーを移籍金ゼロで獲得へ 今週中に決着の見通し

ボーンマスのイングランド人DFロイド・ケリー(25)がニューカッスルへ移籍するようだ。 ケリーは身長190cmのセンターバック兼左サイドバック。ボーンマスには19-20シーズンから5年間所属し、今季ケガの繰り返しに悩まされながらも、プレミアリーグ23試合出場でクラブを早々の残留達成に導いた。 契約は今季までとなっており、退団ほぼ間違いなし。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ニューカッスルへの移籍が確実で、7日までに交渉がまとまる見通しに。 ニューカッスルはリーグの財務規定に悩むなか、移籍金ゼロで獲得できるディフェンダーとして、フルアムのイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)に注力。ある時期まで獲得に疑いの余地がなかったという。 ところが、アダラバイヨはマンチェスター・シティ時代に師事したエンツォ・マレスカ氏を追いかける形で、チェルシー行きで決着。ニューカッスルはかねてより進めていたケリーとの協議を早め、今度こそ新戦力として確保に成功したとされる。 ケリーとニューカッスルは、早ければ7日に契約書を交わすとみられている。 2024.06.03 17:30 Mon

リバプールやバイエルンら関心? 2部降格バーンリーの21歳GKトラッフォード

バーンリーのイングランド代表GKジェームズ・トラッフォード(21)に対し、複数の強豪が関心を寄せているという。 トラッフォードはマンチェスター・シティの下部組織出身で、今季からプレミアリーグ昇格組のバーンリーへ完全移籍。ヴァンサン・コンパニ監督の下、第1節でのリーグ戦デビューから28試合でゴールマウスを守った。 チームは奮闘むなしく2部降格。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、現在3クラブが今夏の獲得を視野にトラッフォードをリストアップ中。リバプール、ニューカッスル、バイエルンだ。 リバプールは退団希望を強めるアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)の後釜として「2番手GK」で、ニューカッスルも正守護神ニック・ポープに競争力を持たせる「2番手GK」としてトラッフォードに注目。 バイエルンはコンパニ監督就任に伴い関心を寄せ始めたようで、指揮官は世代交代も含めて「1番手GK」としてトラッフォードを見据えているという。ただ、3クラブとも現時点で関心はさほど具体化していない模様だ。 2部降格のバーンリーは2000万ポンド(約40億円)前後で売却に応じる可能性が高いとみられている。 2024.06.03 15:50 Mon

ニューカッスル、生え抜きDFダメットやMFリッチー、元ドイツ代表GKカリウスら5選手の退団を発表

ニューカッスルは29日、今シーズン限りで契約が満了する5選手の退団を発表した。 今回、今季限りでの退団が発表されたのはウェールズ代表DFポール・ダメット(32)、スコットランド人MFマット・リッチー(34)、元ドイツ代表GKロリス・カリウス(30)、アイルランド代表MFジェフ・ヘンドリック(32)、イングランド人DFケランド・ワッツ(24)。 9歳でニューカッスルの下部組織に入団したダメットは、2013年1月にトップチームデビューを飾ると、在籍11年半で公式戦213試合に出場し4得点を記録していた。 2016年夏にボーンマスから加入したリッチーは、ダメットとともに、ラファエル・ベニテス率いるチームの主力として2016-17シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部相当)優勝に貢献。在籍8年で公式戦215試合に出場し25得点を記録していた。 2022年夏にフリーで加入したカリウスは、GKニック・ポープ、GKマルティン・ドゥブラフカに次ぐ第3GKとして、これまで通算2試合に出場している。今季はポープが長期離脱となったことで多くの試合にベンチ入りしているが、唯一の公式戦出場となったプレミアリーグ第26節のアーセナル戦は4失点を喫しての大敗となった。 2020年8月にバーンリーから加入したヘンドリックは、在籍1年半で公式戦27試合に出場したが、2022年の冬以降はQPRやレディング、シェフィールド・ウェンズデーと下部リーグのクラブへレンタル移籍されていた。 2024.05.30 01:20 Thu

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

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