アトレティコ、MFアウグスト・フェルナンデスの中国移籍を発表

2018.02.01 03:25 Thu
Getty Images
アトレティコ・マドリーは31日、アルゼンチン代表MFアウグスト・フェルナンデス(31)が中国スーパーリーグに所属する北京人和へ完全移籍したことを発表した。

▽なお、移籍の詳細について明かされていないが、スペイン『アス』によれば移籍金は450万ユーロ(約6億1000万円)程度になるという。
▽2016年の冬にセルタからアトレティコへ加入したA・フェルナンデスだが、2016年9月25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節のデポルティボ戦で右ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負ったこともあって主力にはなりきれず、在籍2年間で公式戦わずか34試合の出場に終わっていた。

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レンタル中の身であるフェリックス、自身の想いを口に「バルサに残りたい」

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アトレティコ、マルセイユのアルゼンチン代表CBに関心か?

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アトレティコやPSGが獲得狙うフリアン・アルバレス、シティは退団阻止の構え

マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)には、多くのクラブが関心を示しているようだ。 2022年夏に、リーベル・プレートからシティ入りを果たしたアルバレス。初年度からジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を得て出場機会を得ると、チームの3冠獲得に貢献した。 今シーズンも、公式戦54試合19ゴール13アシストを記録。前人未到のプレミアリーグ4連覇に尽力した一方で、アーリング・ハーランドの存在もあって常にスタメンの座を得られるわけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の2試合はいずれもベンチスタートとなった。 そんなアルバレスに対しては、今夏の移籍市場で多くのクラブが関心を示している模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、かねてより報じられているアトレティコ・マドリーだけでなく、パリ・サンジェルマン(PSG)やプレミアリーグのクラブも獲得を狙っているようだ。 PSGはキリアン・ムバッペが契約満了により退団。今夏は新たな攻撃陣の補強を模索しており、トップクラブで安定したパフォーマンスを見せるアルバレスは魅力的な存在と考えているようだ。 ただし、アルバレスとの契約を2028年6月まで残すシティに、売却の意思はなし。選手の代理人とは話し合いを続けていく意向であり、いずれのクラブも獲得は至難の業になると見られる。 2024.06.06 18:20 Thu
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