昇格組ブライトン、インゴルシュタットからオーストリア代表DFマルクス・ズットナー獲得

2017.07.13 17:16 Thu
Getty Images
▽ブライトンは13日、インゴルシュタットからオーストリア代表DFマルクス・ズットナー(30)を獲得したことを発表した。契約期間は2020年までの3年となる。

▽オーストリア・ウィーンでキャリアをスタートさせたズットナーは、2009年からトップチームに昇格すると、2015年までの7年間の在籍期間で、公式戦260試合に出場し9ゴール35アシストを記録。2008-09シーズンにはOFBカップ優勝、2012-13シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガで優勝を果たした。2015-16シーズンからインゴルシュタットに活躍の場を移すと、主戦場の左サイドバックの位置でレギュラーを確保。公式戦52試合に出場し、4ゴール5アシストをマークした。
▽ブライトンのクリス・ヒュートン監督は、ズットナーの加入に喜びのコメントを残している。

「この段階で契約できたことを嬉しく思っている。彼は今週の後半からチームに加わることになるだろう。彼は、代表での素晴らしい経歴を持っている。オーストリアやドイツのトップリーグでの経験もね。彼は左サイドバックの競争力をもたらすだろう。彼と一緒に仕事ができるのを楽しみにしているよ」

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元オーストリア代表DFズットナーが今季限りでの現役引退を発表

オーストリア・ウィーンのキャプテンを務める元オーストリア代表DFマルクス・ズットナー(34)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 オーストリア・ウィーンの下部組織出身のズットナーは、2009年からトップチームに昇格すると、2015年までの7年間の在籍期間で、公式戦260試合に出場し9ゴール35アシストを記録。2008-09シーズンにはOFBカップ優勝、2012-13シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガで優勝を果たした。 2015-16シーズンからインゴルシュタットに活躍の場を移すと、その後はブライトンやデュッセルドルフなどでプレーしたが、期待されたような活躍を残すことができず。2020年8月に中位に沈んでいた古巣のオーストリア・ウィーンに復帰した。 復帰後は主力として2シーズンで公式戦50試合に出場し、1ゴール9アシストをマーク。今季はキャプテンとしてチームを引っ張り、レギュラーシーズンを4位で終了。優勝プレーオフはここまで1勝1敗となっている。 また、2012年2月にデビューしたオーストリア代表では20試合に出場していた。 現役引退を表明したズットナーは、クラブの公式サイトで以下のようなコメントを残している。 「僕の現役生活はこの夏で幕を閉じる。家族とよく話し合い、靴を脱ぐという決断に至った。現役引退を決めた理由を説明する前に何人かの人々に感謝したい。まずは家族、特に17年間僕の旅に同行し、常に僕を支え、持ち上げ、応援してくれた妻のアンドレアにです。これまでずっと理解してくれてありがとう。また、息子のテオにも感謝したい。彼はいつも僕にやる気を起こさせ、僕を誇りに思ってくれた。また、最初に僕をサッカーに引き合わせてくれた家族、そして今、特に海外でサポートしてくれている義父母にも感謝したい」 「また、当時スポーツ界で困難な状況にあった僕を引き受け、数年間を共に過ごし、素晴らしい思い出を作ることができたアドバイザー、現代理人のトーマス・ベームにも感謝したいと思っている。あと、前代理人のマルクス・クリメッシュにも感謝したい。彼なくして、イングランドはおろか、海外へ行くこともなかっただろう。また、僕に我慢をさせ、いつも応援してくれたコーチ、チームメイト、スタッフにも感謝したい。苦しい時には不愉快になることもあったけど、ありがとうございました」 「また、クラブへの感謝も忘れてはいけない。オーストリア(・ウィーン)、インゴルシュタット、ブライトン、デュッセルドルフ。これらのクラブで選手としてプレーできたことは光栄でしたし、すべてのクラブで忘れられない時間を経験することができた」 「辞めることは昨年の夏から決めていて、秋にはすでにクラブに伝えていたんだ。2005年に2部リーグのグラートコーン戦で初めてプロとして試合に出場して以来、17年が経ちましたが、これだけ長い間、この仕事をすることができて幸せだった。もうすぐ35歳になるが、ケガなくやってこれたことは、僕にとって大きな価値がある。体力的にはまだ余裕があるが、若手の邪魔をしたくないという気持ちもある。今は新しい挑戦への期待が高まっているよ」 [※写真はブライトン時代] 2022.03.30 00:46 Wed

デュッセルドルフ、昨季レンタル加入のブライトン左SBズットナーを獲得

デュッセルドルフは30日、ブライトンの元オーストリア代表DFマルクス・ズットナー(32)を1年契約で獲得したことを発表した。 2017年7月にインゴルシュタットからブライトンに移籍した左サイドバックのズットナーは、ブライトンでは結果を残せず、昨季後半はデュッセルドルフにレンタルで移籍していた。そのデュッセルドルフではシーズン終盤に出場機会を得て、ブンデスリーガ6試合に出場して1ゴール1アシストを記録していた。 2019.07.30 23:26 Tue

デュッセルドルフ、ブライトンから元オーストリア代表DFズットナー獲得

フォルトゥナ・デュッセルドルフは17日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから元オーストリア代表DFマルクス・ズットナー(31)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 オーストリア・ウィーンでキャリアをスタートさせたズットナーは、2015年にインゴルシュタットに移籍。その後、2017年夏にプレミアリーグに昇格したブライトンに3年契約で加入。移籍初年度はリーグ戦14試合に出場も昨季終盤からクリス・ヒュートン監督の構想外となり、今季はリーグ戦の出場はなかった。 そして、オーストリア代表通算20キャップを誇る左サイドバックは出場機会を求めて1年半ぶりのドイツ復帰を果たすことになった。 2019.01.18 07:20 Fri

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プレミア最年少指揮官が誕生!三笘のブライトンが31歳ヒュルツェラー氏の招へいを正式発表

日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは15日、ザンクト・パウリのファビアン・ヒュルツェラー氏(31)を新監督に招へいしたことを発表した。 なお、契約期間は2027年6月30日までで、労働許可証の手続きが完了し次第、7月のプレシーズンに向けた準備に戻るチームを待たずして、すぐに仕事を始めることになるという。 バイエルンの下部組織で育ったヒュルツェラー監督は、ファーストチームに昇格はできなかったが、セカンドチームからホッフェンハイムのセカンドチームに移籍。1860ミュンヘンのセカンドチームに移ると、FCピピンスリート、アイムスビュッテラTVでプレーし、2022年12月に現役を引退した。 世代別ではU-15からU-19までドイツ代表でのプレー経験もあった中、若くして指導者に転向する意思があったとのこと。FCピピンスリートでは選手兼監督を務め、U-20ドイツ代表、U-18ドイツ代表では現役時代にアシスタントコーチも経験していた。 ザンクト・パウリでも現役時代からアシスタントコーチを務めていると、暫定監督に就任したタイミングで引退を決断。すぐに正式な監督に就任。今シーズンは2.ブンデスリーガで20勝9分け5敗の成績を残し、チームは見事に優勝。ブンデスリーガ昇格を決めるなど、若くしてその手腕が高く評価されていた。 ヒュルツェラー氏の招へいについてトニー・ブルーム会長は、公式サイトで以下のように語った。 「新しい監督を決める段階から、常にファビアンは候補の一人だった。彼はザンクト・パウリでの1年半で、素晴らしい仕事を続けており、私たちの注目していた」 「ファビアンは、我々が掲げるチームのスタイルと合致するスタイルを持っており、サポーターもそれを高く評価し、楽しめると確信している。また、彼は優れた指導者としての素質も持っており、ドイツ連盟の様々な年代レベルで働いた経験もある。来シーズンに向けて、一緒に働けることをとても楽しみにしている」 2024.06.16 07:00 Sun

監督探しのブライトン、ヒュルツェラー氏招へいが決定的…プレミア最年少指揮官に

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの新監督はドイツの青年指揮官で決まりのようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任により、後任探しに着手するブライトン。当初のターゲットだったイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督は契約延長による残留が決まり、招へいが叶わず、その後に白羽の矢を立てたのがザンクト・パウリ指揮官のファビアン・ヒュルツェラー氏(31)だ。 ヒュルツェラー氏とは早くに個人条件で合意に至り、ザンクト・パウリとの補償金を巡る話し合いが焦点とされるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、このクラブ間でのやりとりも成立。ブライトンとの契約は2027年夏までの3年になるという。 また、ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルフ氏によれば、補償金の額は600万~700万ユーロ(約10億1000万〜11億7000万円)。こちらはまだ詰めが残るとするが、ロマーノ記者と同じくブライトン行きが確実視される状況を主張した。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーよりも7歳下の指揮官に。プレミアリーグでは最年少指揮官となる。 2024.06.15 10:45 Sat

ララナがサウサンプトン帰還! 「すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しい」

来季からプレミアリーグ復帰のサウサンプトンは14日、元イングランド代表MFアダム・ララナ(36)の加入を発表した。契約は1年となる。 セオ・ウォルコット氏や、ガレス・ベイル氏らとともに、サウサンプトンのアカデミー育ちと知られるララナにとって、実に10年ぶりの古巣復帰に。原点のクラブに帰還を果たす36歳MFは喜びの思いとともに、決意を語った。 「僕からすると、馴染み深い場所。息子がアカデミーにいるから、僕も見に行ったりするけど、こんなにも身近に感じるのは初めてだし、アメージングだ。現実離れした感じがあるけど、すごくありがたい機会だし、楽しみだよ」 「ラッセル(・マーティン)と話し始めて、少し興味があるのがわかったとき、すぐに自分の心のなかで、この機会を逃すわけにはいかないと感じた。すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しいよ。おとぎ話のようだけど、僕にはまだやるべきことがあるし、このクラブにまだ多くをもたらせるという自信がある」 サウサンプトンのトップチーム入りから通算265試合で60得点45アシストをマークし、2014年夏にリバプール行きのララナは2020年夏からブライトン&ホーヴ・アルビオンへ。そこで4シーズンを過ごし、今季で契約満了となった。 2024.06.15 09:25 Sat

三笘薫が「ゼロハリバートン」のブランドアンバサダーに就任! 出会いは中学生の頃、兄も使っていた「身近に商品があった」

13日、「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」のブランドアンバサダーに、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が就任することが発表された。 東京都内で就任記者発表会が開催。シーズンを終えて帰国している三笘が登壇しトークセッションを行った。 「ゼロハリバートン」は、1938年にアメリカで創業されたトータルラゲージブランド。徹底した機能へのこだわりと、時をこえても変わらないスタイルが魅力だ。 NAZAの依頼により、アポロ11号用「月面採取標本格納器」を製造し、1969年に月面より月の石を持ち帰ったエピソードでその名が世界に知られるように。ブランドの象徴であるアルミニウムケースは、三笘も愛用しているという。 エース株式会社の森下宏明社長は発表会に先立ち、「ゼロハリバートン」の製品紹介とともに。今回三笘をグローバルブランドアンバサダーに起用した理由について「プレミアリーグに所属して、日本代表として活躍されてる、いわゆるグローバルに活躍している」とグローバルに活躍している点を挙げながら、「徹底的に自己を分析して、ストイックにご自身のサッカーを追求されているところ。この生きざまとか姿勢が『追求』というブランドコンセプトに非常に一致している」と、三笘の人間性が起用の理由だとした。 アンバサダー就任の三笘は「ほんとに嬉しく思いますし、光栄に思います」とコメント。「僕自身サッカー選手として移動が多くて、スーツケースもたくさん使いますし、 本当にそういったところで、一緒にこれからやっていこうというところで共感してもらえて本当に嬉しいです。色々な方に使っていただきたいなという気持ちです」と、移動でよく利用する中でのアンバサダー就任を喜んだ。 トークセッションでは三笘が「ゼロハリバートン」との出会いについてコメント。「中学生の頃ぐらいですね。家族でショッピングに行った時にゼロハリバートンのストアがあって、そこに行ったことがあって。僕自身その当時は知らなかったんですけど両親が知っていたりして。有名なブランドなんだなっていうところを第一印象として覚えてます」とかなり前から知っていたとし、「兄が使っていたり、本当に身近に商品があったので、いつか本当に自分も使ってみたいなっていう気持ちで今まで来ました」と、兄である俳優の結木滉星さんや家族が利用していたというエピソードを明かした。 そんな家族からは「すごいじゃん」とアンバサダー就任を祝福してもらったという三笘。実際に利用してみた漢族は「使った時に中のものををしっかりと保護してくれたり。もちろんシンプルで、外見もすごくかっこよくて、どんな場所に行っても存在感もあります」とコメント。機能性もデザインも気に入って使っているとした。 多くの遠征をするほか旅行にも行く三笘だが、「すごい荷物が少ないというタイプではなくて…」と以外にも荷物が多いタイプだと告白。「例えば1泊でも2泊用の下着を持ってったりする心配性なタイプ」と、多くのものを持ち歩くとした。 その中には、体のケアのための器具や、食材に不安のある地域にはお米、また水も普段と違わないようにと持っていくという。 発表会では三笘のプライベートにも迫り、ロンドンでのオフショットやハワイに行った際の写真も披露。妻の剱持クリアさんとのショットなども披露されたが「顔は映さないようにっていうところで」と海辺のショットは足だけの登場となった。 発表会の最後には、改めて今回のブランドアンバサダー就任についてコメント。是非使ってもらいたいとお薦めした。 「本当に歴史あるゼロハリバートンのブランドアンバサダーに 就任することができて、本当に嬉しく思います。今までゼロハリバートンを使ってこなかった人も、もし僕を通じてゼロハリバートに出会って使ってもらえたら、本当にかっこよさだったり、使いやすさっていうのを確認することはできると思うので、ぜひ使ってほしいなと思います」 「今まで知ってる方々も、これから新商品だったり、色々な商品があって、色々な暮らしの中で 使えるものがたくさんあるので、ぜひ色々なものを試してほしいなと思っています」 2024.06.13 14:58 Thu

ブライトンが今週にも31歳の青年指揮官ヒュルツェラーを招へい?

ブライトン&ホーヴ・アルビオンがファビアン・ヒュルツェラー氏(31)の監督就任に迫っているようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任が決まり、後任人事が注目されるブライトン。当初はイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督が1stターゲットとされたが、契約延長による残留が決まり、招へいできなかった。 それからグレアム・ポッター氏の復帰説もあったが、早々に落ち着き、新たに白羽の矢が立ったのがザンクト・パウリ指揮官のヒュルツェラー氏。イギリス『ガーディアン』によると、ブライトンは今週にも発表予定という。 ブライトンはザンクト・パウリとの金銭を巡る合意がまだだが、このクラブとのやりとりもほぼ決着がついた状況。ヒュルツェラー氏とは条件面で合意し、就任を見越してすでに労働許可証の取得も済ませているようだ。 青年指揮官のヒュルツェラー氏だが、今季のザンクト・パウリを2.ブンデスリーガ優勝で13年ぶりのブンデスリーガ昇格に導き、オーナーのトニー・ブルーム氏ら首脳陣もこの功績に感銘を受け、この動きに繋がったとされる。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーや33歳のダニー・ウェルベックをはじめ、何人かの選手よりも年下の監督に。プレミアリーグ史においても最年少の指揮官として名が刻まれる。 選手時代から監督兼任で指導者の道を極め、2022-23シーズン途中からザンクト・パウリを率いるヒュルツェラー氏。ブライトン行きが迫っているようだが、果たして。 2024.06.11 16:25 Tue

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