レスターの“生き字引”最高のキャプテン、DFモーガンが今季限りで現役引退

2021.05.21 21:15 Fri
Getty Images
レスター・シティのキャプテンを務める元ジャマイカ代表DF ウェズ・モーガン(37)が、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。モーガンは、ノッティンガム・フォレストの下部組織出身で、2002年7月にファーストチームへと昇格。キダーミンスターへのレンタル移籍を経験すると、2012年1月にレスターへと加入した。
ノッティンガム・フォレストでは381試合に出場し13ゴール2アシストを記録してたモーガン。レスターでは9シーズンにわたってプレー。クラブの様々な歴史と共に歩むこととなった。

加入時のレスターはチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属。加入2年目のシーズンにはキャプテンに就任すると、3年目の2013-14シーズンはチームをチャンピオンシップ優勝に導き、10年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たす。

さらに、その後にも奇跡は続き、2015-16シーズンはクラウディオ・ラニエリ監督の下で奇跡と言われたプレミアリーグ制覇を達成。FW岡崎慎司らとともに、「5000-1(5001倍)」のオッズを設定されるほどあり得ないことを成し遂げてしまった。
そのモーガンは、チャンピオンズリーグにも出場しゴールも記録。クラブ史上最高のキャプテンとして長年にわたりリーダーシップを発揮。レスターの成功を支え続け、公式戦323試合に出場し14ゴール5アシストを記録していた。

今シーズンは背中のケガに悩まされ続け公式戦10試合の出場に留まっているが、15日に行われたFAカップ決勝のチェルシー戦で終盤に出場し、約5カ月ぶりにピッチへと戻り、FAカップ初優勝を達成。レスターの生き字引と言って良い全ての経験をしてきた。また、ジャマイカ代表としても30試合に出場していた。

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フォファナ長期離脱のレスター、CB補強を最優先事項に!

レスター・シティは残りの移籍市場でセンターバックの獲得を最優先事項に設定したようだ。イギリス『レスター・マーキュリー』が報じている。 レスターは今夏の移籍市場でザンビア代表FWパトソン・ダカ、U-21フランス代表MFブバカリ・スマレ、元イングランド代表DFライアン・バートランドの獲得に成功している。 ただ、アーセナルが熱視線を注ぐイングランド代表MFジェームズ・マディソンの去就が不透明な部分もあり、状況次第で中盤や2列目の補強の可能性が噂されている。 しかし、現時点での最優先事項はU-21フランス代表DFヴェスレイ・フォファナが長期離脱を強いられたセンターバックの補強だ。 昨シーズン限りでウェズ・モーガン、クリスティアン・フックスと2人の重鎮DFがチームを離れたセンターバックは元々補強の必要があったが、4日に行われたビジャレアルとプレシーズンマッチでは相手選手からハードチャージを受けたフォファナが負傷。 その後の精密検査の結果、腓骨の骨折と診断されており、数カ月単位の長期離脱が見込まれている。 そして、チームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督もフォファナの穴埋めに向けてセンターバックの補強の重要性を認めている。 「個人的にそれ(センターバック)が我々の光を当てるべきポジションであることに疑いの余地はないと考えている。それは確かなことだ」 「特定されている人材は確かにいる。我々のリクルートチームは、自分たちが注目しているプレーヤーを小さなグループにまとめている。今後、何が起こるか見てみようじゃないか」 なお、現時点での補強最有力候補は、今夏のシャルケ退団が確実なトルコ代表DFオザン・カバク(21)と見られている。 2021.08.06 16:57 Fri

トップ4逃したレスター、指揮官は夏の補強に期待「トップレベルで戦った経験のある選手が必要」

レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、チームの強化を望んだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 レスターは今シーズンのプレミアリーグにおいて長くトップ4を維持し続けていたが、ラスト5試合で3敗と失速。23日に行われたプレミアリーグ最終節のトッテナム戦を2-4で落としたチームは5位でシーズンを終え、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。 今シーズンはFAカップでクラブ初の優勝を飾ったものの、プレミアリーグでは悔しい結果となったことを受け、ロジャーズ監督は来季に向けた補強を希望。DFウェズ・モーガン、DFクリスティアン・フックスらベテラン選手が去り、エースのFWジェイミー・ヴァーディも34歳となるチーム事情があるため、経験のある即戦力を獲得したいと語った。 「我々はチーム強化を考えている。もっとゴールを狙える選手が必要であり、チームにはもう少しフィジカルな部分も求められる。勝利へのメンタリティを持ち、それを理解している選手をあと1人か2人連れてきたいね」 「何かを勝ち取ったことのある選手や、それぞれのチームのトップレベルで戦った経験のある選手が必要だ。チームから経験豊富なベテランがいなくなってきている以上、経験豊富な選手を加えたい」 また、ロジャーズ監督は今シーズントップ4の座を逃したことに言及。悔しさを露わにしつつ、FA優勝などチームは着実に成長を遂げていると強調した。 「この先もエキサイティングな時期は続くが、我々はこのシーズンに多くを費やしてきたから、今は辛く厳しいね。夏にチームを助ける新しい選手を何人か加えて、準備をしていきたい」 「マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシーなどのチームと競い合うことが、大きな挑戦であるのはわかっている。しかし、それこそが我々にとっての大きな試練だ」 「チームが1年間すべてを捧げた姿を、ファンは見てくれたと願っている。我々は歴史を作ってきたし、これからも前進していく」 「我々はエリートたちに挑戦しており、トロフィーを目指して戦うことができる。今季は1つのタイトルを獲得できた。我々は来シーズンに向け再び挑戦し、戦う準備をしている」 2021.05.25 11:44 Tue

負傷交代バーンズも最低1カ月半アウト? レスター故障者多数

レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督がイングランド代表MFハーヴェイ・バーンズの離脱を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 レスターの育成組織出身で、2018-19シーズンから頭角を表していき、2019-20シーズンからロジャーズ監督の信頼を完全に勝ち取ったバーンズ。今季もトップ4争いを演じるチームの原動力として、抜群の存在感を誇るサイドアタッカーだ。 しかし、1キャップのイングランド代表歴も持つバーンズは2月28日に本拠地で行われたプレミアリーグ第26節のアーセナル戦に先発すると、後半開始早々に左ヒザを負傷。ピッチで治療を受けたが、トルコ代表FWジェンギズ・ウンデルと交代した。 試合もアーセナルに1-3の逆転負けを喫して、公式戦連敗のロジャーズ監督はバーンズの状態について「良い知らせなんてない」と話し始め、1カ月半程度の離脱を示唆している。 「手術が必要に感じる。(復帰までに)最低でも6週間ほどかかるだろう。数週間前に痛めたヒザを悪化させてしまったんだ。我々からすれば、大きな痛手だ。詳細は月曜日にわかってくるだろう」 レスターは現在、DFウェズ・モーガン、DFジェームズ・ジャスティン、DFヴェスレイ・フォファナ、MFジェームズ・マディソン、MFデニス・プラート、FWアジョセ・ペレスが戦線離脱。マンチェスター勢を追う3位に位置しているが、苦しい台所事情のなかでその座を守れるか。 2021.03.01 09:45 Mon

「とても満足」将来が期待されるフォファナ、移籍で成長を実感 レスターの素晴らしい点は?

今シーズンからレスター・シティでプレーするU-21フランス代表DFヴェスレイ・フォファナが、クラブでの充実感を口にしている。クラブ公式サイトが伝えた。 2020年夏にサンテチェンヌから加入したフォファナ。ここまで公式戦21試合に出場し、センターバックの一角として好調を維持するレスターの守備を支えている。 そのフォファナは、クラブのインタビューで自身の成長についてコメント。レスター加入後、順調に成長を遂げられていると語った。 「今までやってきたことに、とても満足しているよ。自分のパフォーマンスにはとても満足しているし、それだけじゃなくチームが一貫したパフォーマンスを積み重ねてきたことをとても誇りに思っている」 「僕たちは今、すべての試合でハードワークを続け、どこまでやれるのか挑戦しなければならない。今のところは自身の成長にとても満足しているよ」 「すべてが上手くいっている。クラブ、選手、そしてピッチ上のすべてのことがね。今のところ、本当に満足しているよ」 レスターで経験を積んでいるフォファナは、プレミアリーグ優勝の実績を持つDFウェズ・モーガンなど経験豊富な先輩から幅広い知識を吸収していると語った。 「僕は毎日、仲間や監督、クラブのみんなから学んでいるんだ。特に同じセンターバックでプレーする選手たちからね。フィールドだけでなくピッチ外でのことも重要だ」 「それがこのクラブの素晴らしいところさ。みんながとても親切で歓迎してくれたからこそ、僕はたくさんのことを学ぶことができている」 「このチームが達成していることにとても満足しているし、誇りに思っている。現段階でリーグ戦では良い順位にいる。だから、僕たちがしなければならないことは、可能な限り上位を目指して努力を続けることだ。それがここからシーズン終了までの僕たちの目標でなければならない」 「すべての試合で勝利を目指す。クラブはその正しいメンタリティを持っている。それがさらなる高みを目指すことに繋がるはずだ」 レスターは12月16日に0-2で敗れたエバートンと27日に行われる第20節で対戦する。フォファナはリベンジマッチに同じミスは許されないと気を引き締めた。 「もちろん、エバートンに対してやり返さないといけないというリベンジの気持ちがある。彼らはキング・パワー・スタジアムに来て、勝ち点3を持ち帰った」 「非常に素晴らしいチームと対戦していることはわかっているけど、絶対に勝ちたいと思っているし、そうなることを願っている」 「あの試合で犯した過ちから学べることは、守備でずさんになってチャンスを与えてはいけないということだ。プレミアリーグで決定機を逃したり、ちょっとしたミスをしたりしたら、その代償を払うことになるからね。それこそ僕たちが取り組むべきことだ。もう同じ過ちを繰り返さないと思うよ」 2021.01.27 18:00 Wed

レスター、19歳の逸材CBフォファナを確保か!サンテチェンヌは歴代最高額の売却に

レスター・シティがサンテチェンヌのフランス人DFヴェスレイ・フォファナ(19)の獲得を決定的なモノとしたようだ。フランス『レキップ』が伝えている。 192cmの恵まれた体躯とパワー、スピードに長けたアスリート型のセンターバックは、2015年にハンブルガーSVから加入して以降、最終ラインの主力として活躍しており、昨季は公式戦24試合に出場。今季もこれまでリーグ・アン4試合に出場している。 『レキップ』によれば、レスターとサンテチェンヌは基本移籍金3500万ユーロ(約43億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約6億2000万円)の総額4000万ユーロ(約49億6000万円)で合意に至ったとのことで、週末にも正式発表される見込みだという。 なお、この移籍が成立した場合、今夏にアーセナルがU-21フランス代表DFウィリアム・サリバの獲得時に支払ったとされる移籍金3000万ユーロ(約37億円)を抜き、サンテチェンヌ史上最高の売却額となる。 現在レスターでは、トルコ代表DFチャグラル・ソユンクと、北アイルランド代表DFジョニー・エバンスがレギュラーセンターバックを務めているが、バックアップの1番手が36歳のイングランド人DFウェズ・モーガンと、以前からセンターバックの補強が必要と考えられていた。 2020.09.30 06:30 Wed

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アンチェロッティ監督の副官務める息子・ダビデ氏、スタッド・ランス&レスターから関心もレアル残留が既定路線か

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(34)は来シーズンも父親を支える意向のようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 パリ・サンジェルマン(PSG)やマドリーでフィットネスコーチを務めた後、2016年7月からはカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているダビデ氏。偉大な父親と共にバイエルンやナポリ、エバートン、マドリーで苦楽をともにしてきた。 そんななか、日本代表MF伊東純也とFW中村敬斗も所属するスタッド・ランスが、退任決定済みのウィル・スティル監督の後任としてダビデ氏の招へいを検討。また、エンツォ・マレスカ監督がチェルシーへと向かったレスター・シティもアプローチをかけているという。 リーグ・アン、もしくはプレミアリーグで指揮するチャンスが訪れているダビデ氏だが、あと1年はマドリーに留まる意向とのこと。今夏も可能性はゼロではないが、父カルロと共にもう少しマドリーで過ごしてから、自らに合うクラブでの指揮官デビューを望んでいるようだ。 戦術面に大きな影響を及ぼしている上、監督と選手の橋渡し役としてもロッカールームで重要な役割を担っているダビデ氏。隣で見てきた父からの学びを活かす時はいつになるのだろうか。 2024.06.08 17:50 Sat

プレミア返り咲きのレスター、中心CBヴェステルゴーアと2027年夏までの新契約!

レスター・シティは7日、デンマーク代表DFヤニク・ヴェステルゴーア(31)と契約延長で合意したと発表した。新契約は2027年夏までとなる。 2021年夏にサウサンプトンから加入した199cmセンターバックは過去2シーズンこそ思うように出番を増やせずだったが、今季はチャンピオンシップ42試合(2得点)に出場。1年でのプレミアリーグ返り咲きとなる優勝に大きく貢献した。 レスター3年目にして主力の地位を確立したが、今季が契約最終年。デンマーク代表の一員としてユーロ2024の戦いが間近に迫るなか、新たに3年契約を結び、クラブを通じて喜びの思いを語った。 「フットボールと自分の状況が良い方向に発展したなか、ここにいられるのはただただ嬉しいよ。それと、落ち込みを乗り越えて、頑張り続けたのにもある種の誇りを感じる。逆境を乗り越えて、自分も貢献できるのを少しだけ示せた」 2024.06.08 09:00 Sat

昇格組のレスター、イヘアナチョやプラートら3選手の退団を発表

来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めているレスター・シティは7日、今シーズン限りで契約が満了する3選手の退団を発表した。 今回、今季限りでの退団が発表されたのはナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョ(27)、ベルギー代表MFデニス・プラート(30)、イングランド人MFマーク・オルブライトン(34)の3選手。 2017年8月にマンチェスター・シティからレスターに加入したイヘアナチョは、しなやかな身のこなしで前線の複数ポジションをカバーする左利きアタッカー。レスターではFWジェイミー・ヴァーディという絶対的エースの存在もあり、不動の地位を築くにはいたらなかったが、在籍7シーズンで公式戦232試合に出場61ゴール34アシストを記録した。 なお、イヘアナチョにはオリー・ワトキンスのバックアップを探すアストン・ビラへの移籍が噂されている。 2019年8月にサウサンプトンからレスターに加入したプラート。加入後はすぐにレギュラーに定着したが、度重なるケガで徐々に出場機会を失うと、2021-22シーズンにはトリノへレンタル移籍。チャンピオンシップ(イングランド2部相当)での戦いとなった今季もポジション奪取には至らず、リーグ戦17試合の出場に留まっていた。 2014年5月からレスターでプレーするオルブライトンは、奇跡として語り継がれる2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝や、2020-21シーズンのFAカップ制覇に貢献したほか、出場数も通算295試合を数える。しかし、近年は出場機会に恵まれな状態が続くと、チャンピオンシップに降格した今季も公式戦18試合に出場に留まっていた。 2024.06.08 08:30 Sat

37歳ヴァーディが2025年までレスターとの契約を延長「年齢はただの数字に過ぎない」

レスター・シティは7日、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(37)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたヴァーディは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「昨シーズンのような数字を残せたことは嬉しい。自分のことは自分でやる。いつも言っていることだけど、年齢はただの数字に過ぎないんだ。僕の脚は問題ないと感じているから、脚が『もう終わりだ、試合終了だ』と言うまで現役を続けるつもりなんだ。いつかその日が来るだろうけど、それは今じゃない」 「プレミアリーグで新たなシーズンを過ごし、我々がどんな結果を残せるか楽しみだ。間違いなく、プレミアリーグは世界最高のリーグだ。そこでプレーしたいんだ」 レスターのアイコンとして2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝にも大きく貢献したヴァーディ。今年1月に37歳の誕生日を迎えた韋駄天FWは、2023-24シーズンもエースストライカーとしてチャンピオンシップ(イングランド2部相当)で18ゴールといまだ健在だ。 シーズンでも20ゴールを決め、チームを1年でのプレミアリーグ返り咲きとともに、チャンピオンシップ優勝に導いた。 2024.06.08 07:00 Sat

チェルシーがレスターを2部優勝に導いたマレスカ氏を新監督に招へい! 5年契約に1年延長OP付き「どんな監督にとっても夢」

チェルシーは3日、イタリア人指揮官のエンツォ・マレスカ氏(44)の新監督就任を発表した。 契約期間は7月1日から5年間となる。さらに1年間の延長オプションがついている。 監督就任が決定したマレスカ氏はクラブを通じてコメントしている。 「世界最大のクラブの1つであるチェルシーに加入することは、どんな監督にとっても夢だ。だからこそ、この機会にとても興奮している」 「非常に才能のある選手やスタッフのグループと協力し、クラブの成功の伝統を引き継ぎ、ファンに誇りを感じてもらえるようなチームを育てることを楽しみにしている」 マレスカ氏は現役時代はユベントスやボローニャ、フィオレンティーナ、ピアチェンツァ、セビージャ、オリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモ、エラス・ヴェローナと多くのクラブを渡り歩いた。 引退後は指導者の道を歩み、アスコリやセビージャ、ウェストハムでアシスタントコーチを務めると、マンチェスター・シティのU-23チームで初の監督に挑戦。その後、パルマの監督に就任すると、2022年7月からはジョゼップ・グアルディオラ監督の下でシティのアシスタントコーチを務め、今シーズンからレスターで指揮を執っていた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うレスターを指揮すると、チャンピオンシップでは31勝4分け11敗。それでも見事に優勝を果たし、チームをプレミアリーグに昇格させていた。来シーズンはプレミアリーグで指揮することも期待されたが、チェルシーを指揮することに。古巣との対決も注目が集まる。 なお、チェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノ監督が今シーズンは率いており、最終的に6位でフィニッシュしカンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得。ただ、方向性の違いもあり、シーズン終了後に契約解除となっていた。 2024.06.03 23:15 Mon

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スパーズは今夏左利きCB補強狙う…伊藤洋輝&ムリージョをすでにリストアップ

トッテナムが、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)の2選手をリストアップしているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。 現在トッテナムではクリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが鉄板のコンビを築くものの、ラドゥ・ドラグシン、左サイドバックと兼任のベン・デイビスが唯一のバックアッパーとセンターバックの選手層に問題を抱えている。 アルフィー・ドリントン、アシュリー・フィリップスと若手逸材は控えているものの、アンジェ・ポステコグルー監督はヨーロッパリーグ(EL)参戦による二足の草鞋を履く来シーズンに向けて、少なくとも同ポジションに1名を加えたい考えだ。 『フットボール・ロンドン』によると、クラブは契約最終年となるベン・デイビスの不透明な去就を踏まえて左利きのセンターバックの確保を検討しており、予てより関心が伝えられる伊藤、プレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示すムリージョの獲得を目指しているという。 シュツットガルトのディフェンスラインで確固たる地位を築く伊藤はセンターバックと左サイドバックの両方のポジションでプレーできる多才さに加え、かつて横浜F・マリノスを率いたオーストラリア人指揮官が、その特長を理解している部分で有用な補強とみなしている。 一方、プレミアリーグ1年目でクラブ年間MVPに輝く活躍を見せたムリージョは、ストライカー、中盤を経てセンターバックに落ち着いたという経歴からも分かるように、指揮官好みの攻撃センス、ビルドアップ能力を有する超有望株だ。なお、財務規則違反(PSR)の問題を抱えるフォレストは6月中に同選手を売却する可能性も報じられるが、このタイミングでトッテナムが獲得に動くかは現時点で微妙な状況だという。 トッテナムは今夏の移籍市場で両選手を含めたセンターバックを獲得する可能性が高いが、現時点での優先事項は前線と中盤の選択肢を増やすことにあるため、補強のタイミングは一連の補強に目途が立った後の移籍市場後半となる見込みだ。 2024.06.11 16:30 Tue

ブライトンが今週にも31歳の青年指揮官ヒュルツェラーを招へい?

ブライトン&ホーヴ・アルビオンがファビアン・ヒュルツェラー氏(31)の監督就任に迫っているようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任が決まり、後任人事が注目されるブライトン。当初はイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督が1stターゲットとされたが、契約延長による残留が決まり、招へいできなかった。 それからグレアム・ポッター氏の復帰説もあったが、早々に落ち着き、新たに白羽の矢が立ったのがザンクト・パウリ指揮官のヒュルツェラー氏。イギリス『ガーディアン』によると、ブライトンは今週にも発表予定という。 ブライトンはザンクト・パウリとの金銭を巡る合意がまだだが、このクラブとのやりとりもほぼ決着がついた状況。ヒュルツェラー氏とは条件面で合意し、就任を見越してすでに労働許可証の取得も済ませているようだ。 青年指揮官のヒュルツェラー氏だが、今季のザンクト・パウリを2.ブンデスリーガ優勝で13年ぶりのブンデスリーガ昇格に導き、オーナーのトニー・ブルーム氏ら首脳陣もこの功績に感銘を受け、この動きに繋がったとされる。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーや33歳のダニー・ウェルベックをはじめ、何人かの選手よりも年下の監督に。プレミアリーグ史においても最年少の指揮官として名が刻まれる。 選手時代から監督兼任で指導者の道を極め、2022-23シーズン途中からザンクト・パウリを率いるヒュルツェラー氏。ブライトン行きが迫っているようだが、果たして。 2024.06.11 16:25 Tue

ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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