ユナイテッドが条件次第でラッシュフォード売却検討…一番は自軍での復活も

2024.04.30 12:40 Tue
ユナイテッドFWラッシュフォード。
Getty Images
ユナイテッドFWラッシュフォード。
マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(26)の意思を含め、条件次第で売却に動きうるようだ。

クラブきっての生え抜きスターとして、今や10番をつけ、柱となるラッシュフォード。昨季は自己ベストの公式戦30ゴールでエリク・テン・ハグ体制1年目を彩ったが、今季は振るわず。
その今季もわずかだが、昨季の半分以下となる8ゴールのみと一貫性を欠いたプレーに終始。ピッチ外では規律問題で騒がし、論客からは批判や新天地を求めた方が良いのではとの意見も飛ぶ。

イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドの希望は26歳FWをとどめ、ベストな姿に戻すことで、積極的ではないが、相当額のオファーがあり、選手本人も退団を望めば、売却を検討するという。

そんなラッシュフォードはパリ・サンジェルマンからの関心などが取り沙汰されるが、昨年7月に新契約を結んだばかりで、2028年夏まで。去就やいかに。
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アーセナルやユナイテッドも関心のフランス代表MFフォファナ、モナコ幹部との退団合意を明かす「クラブは同意してくれた」

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ユベントスが契約満了が迫るラビオに契約延長を提示へ

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「良い思い出は僕の心の中に」契約満了のデパイが別れのメッセージ

今季限りでのアトレティコ・マドリー退団が決定的となっているオランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が、自身のSNSでチームメイトやサポーターへ感謝のメッセージを綴った。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリーに所属するも、公式戦40試合で13ゴール2アシストとトップフォームからほど遠いパフォーマンスに終始していた。 今シーズン限りで契約満了を迎えるデパイは、2日に自身のインスタグラムを更新。正式に退団とは明言はしていないものの、チームメイトやファンへの感謝のメッセージを送った。 「このメッセージを書いている僕の気持ちを説明するのは簡単ではない。この話はまた別の機会にしたほうがいいのかもしれない……」 「アトレティコ・マドリーのチームメイト、スタッフ、そしてサポータの皆、僕がアトレティコで過ごした時間の中で感じた多くのサポートと熱意に心からありがとうと言いたい。この良い思い出は僕の心の中に大切にしまっておくよ。グラシアス、アウパ・アトレティ(ありがとう、頑張れアトレティ)」 2024.06.03 06:30 Mon

「誰も予想していなかった」…紆余曲折の末に故郷で運命の大一番臨むサンチョ「まだ実感が湧かない」

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