コルトレイクDF渡辺剛が決勝点!数的不利も守備でも完封し勝利に貢献

2022.08.02 19:40 Tue
Getty Images
KVコルトレイクに所属するDF渡辺剛が加入後初ゴールを決めた。コルトレイクは31日、ジュピラー・プロ・リーグ第2節でセラン・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨んだ。開幕戦に続いてこの日もスタメン出場を果たした渡辺は、加入後初となるゴールを挙げた。
26分という早い時間に退場者を出して数的不利となったコルトレイクは、前半を無失点で終えると、同点で迎えた58分、セットプレーから先制点を奪う。ボックス右角付近でFKを得ると、クリストフ・デハーネのインスイングのクロスがゴール前での混戦を生み、最後は渡辺が倒れ込みながらも右足のボレーでねじ込んだ。

これが決勝点となり、コルトレイクは今季初勝利を達成。渡辺はゴールと試合を振り返り、自身のツイッターで回想した。

「今シーズン初勝利初ゴールでした。26分に1人退場して少ない状況を自分のゴールと無失点で勝利できたのは素直に嬉しいです。そして日本から応援してくださる人々がいることが本当に嬉しいです!!次のシントトロイデン戦に向けて準備します」
渡辺は2021年12月にFC東京からベルギーへと渡り、昨季はリーグ戦7試合に出場。今季は2戦連続フル出場を果たしており、さらに出場機会を増やして日本代表への返り咲きも期待されている。

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