ブルガリア代表主将ポポフが代表引退…先日イングランド戦では人種差別制止に称賛

2019.11.17 18:00 Sun
Getty Images
ブルガリア代表でキャプテンを務めるロストフMFイベリン・ポポフ(32)が17日に行われるユーロ2020予選のチェコ代表戦を最後に、代表キャリアを終えることを発表した。セルビア『Mozzart Sport』が伝えている。

自身にとって代表通算83試合目となるチェコ戦に向けてポポフは同試合がブルガリア代表のユニフォームを着ての最後のゲームになることを明かした。
「先月のイングランド代表戦後に、代表でのキャリアを終えることを考えていたよ。だけど、それは予選が終了するまで遅らせることにしたんだ。明日の試合では自分こそブルガリア代表の最大のファンさ」

2007年9月に行われたオランダ代表戦でブルガリア代表デビューを飾ったポポフは、卓越した攻撃センスとテクニック、リーダーシップを武器に12年に渡って代表チームの主力として活躍。ここまで通算82試合に出場し14ゴールを記録している。

また、先月行われたユーロ2020予選のイングランド代表戦ではモンキーチャントやナチス式敬礼など、醜い人種差別行為を働いた自国サポーターに対して、ハーフタイム中にたった1人で一枚のフェンスを挟んで対峙し、愚行を制止する勇敢な姿が世界中のフットボールファンから称賛を浴びていた。
なお、ユーロ2020予選グループAで最下位のブルガリアは、2位で本選出場を決めているチェコ相手に今予選初勝利を目指す。

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雄姿を見せたブルガリア主将、人種差別撲滅へ思いの丈を語る

ユーロ2020予選のイングランド代表戦で人種差別に対する勇敢な姿勢が注目を浴びたブルガリア代表FWイベリン・ポポフが、その背景と人種差別に対する思いを語っている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 14日に行われたブルガリア代表vsイングランド代表。イングランドが6-0と大勝を収めた一方で、試合はブルガリアサポーターによる人種差別行為で2度に渡って一時中断する事態となっていた。 その試合で耳目を集めたのがブルガリア代表キャプテンのポポフだ。同選手は自国のサポーターに向かって直接人種差別を止めるよう訴えた。 そんなポポフが試合後、『デイリー・メール』などイングランドメディアの取材に応じて、人種差別に対する思いの丈を語った。 「ハーフタイム中に僕が彼ら(ブルガリアサポーター)と話し合うのは重要なことだった。これは協会やイングランドを含めた全員にとっての大きな問題だからね。もし彼らがもっと酷い言葉を続けていたら試合は終わっていただろう」 「イングランド選手たちが僕にああするよう言ってきたかって? いいや。僕たちは11人同士で戦ってるんだ。肌の色なんて関係ない。僕たちは皆同じだ。大きな家族なんだ。僕らがひとつになればこれらの悪い流れを断ち切ることが出来る」 「彼らが怒るのは無理ないよ。僕らは前半に0-4で負けていたのだからね。『話しかけんじゃねえ』って言われちゃったよ」 「でも話し合いをすればみんな分かってくれる。このような試合になってほしくない。僕たち自身や協会、国にとって良くないことだから」 「絶対に止めなければならない。僕たちは様々な国籍の選手が在籍するルドゴレツの様なチームだけど、ブルガリアのリーグでは今回のような問題は聞いたことがない。多くのファンがイングランドサッカーのファンでありサポーターなのに、どうしてこのようなことが起こってしまったんだろう」 2019.10.16 14:45 Wed

人種差別で2度にわたり試合が中断…ブルガリア代表主将の勇敢な姿に称賛の声

14日に行われたユーロ2020予選のブルガリア代表vsイングランド代表で人種差別が横行してしまった。 首位のイングランドがアウェイのヴァシル・レフスキ・スタジアムに乗り込んだこの一戦。試合はイングランドが最下位のブルガリアを6-0で下し大勝を収めたのだが、その裏で試合は途中、2度も中断を余儀なくされる事態が起こっていた。 その原因はブルガリアサポーターによる人種差別。モンキーチャントやナチス式敬礼を強調する不届き物もいたようで、現在サッカー界で問題となっている悪しき流行がこの試合でも目立ってしまった。 多くの選手がこの状況に一石を投じようと働きかけている中、この試合ではブルガリア代表でキャプテンを務めるFWイベリン・ポポフの勇敢な姿が注目を浴びた。 イギリス『デイリー・メール』によると、ポポフはハーフタイム中に自国のサポーターに向かって人種差別を止めるよう一人で立ち向かったという。過激なサポーターに対し、たった一枚のフェンスを挟んで訴えかけていたのである。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Bulgaria captain Ivelin Popov had a heated discussion with some Bulgarian fans during the break of tonight&#39;s <a href="https://twitter.com/hashtag/BULENG?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BULENG</a> qualifier after the match had been stopped twice for racist chants in the first half <a href="https://t.co/8u0a1CGcoa">pic.twitter.com/8u0a1CGcoa</a></p>&mdash; mshumanov (@shumansko) <a href="https://twitter.com/shumansko/status/1183875988373098496?ref_src=twsrc%5Etfw">October 14, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 自らにも危険が及ぶ可能性もあったこの勇敢な姿に、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがツイッターで称賛。 「試合をするには困難な状況だった。この時代にふさわしくない事態だ。勝ち点3を得たことは誇りに思う。しかし、人種差別は撲滅されるべきことだ」 「ブルガリアのキャプテンがハーフタイム中に何をしたか聞いたよ。一人で正しいことをするには勇気が必要なんだ。彼のような行動はもっと広めていかなければならない」 また、イングランドサッカー協会(FA)は今回の件に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)に緊急の問題として調査するよう声明を発表している。 2019.10.15 13:59 Tue

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「今日は大事な日」ストイコビッチ監督が快挙! セルビア代表として初のユーロ出場を喜ぶ「幸せで満足」

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19日、ユーロ2024予選が行われ、セルビア代表が出場権を獲得した。 かつて名古屋グランパスで選手、監督として活躍したドラガン・ストイコビッチ監督が率いるセルビア。カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したチームだったが、1勝もあげられずにグループステージで敗退していた。 ユーゴスラビア代表、そしてセルビア・モンテネグロ代表として歩んできた中、ユーロ2008の予選からセルビア代表として活動開始。W杯は、2010年の南アフリカ大会、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会と3度出場していた一方で、ユーロは2008年大会から4大会予選敗退が続いていた。 そのセルビアは、グループGに属しており、19日にブルガリア代表とホームで対戦し2-2のドロー。全日程を終え、4勝2分け2敗でグループ2位となり、見事に初出場を決めることとなった。 なお、セルビア・モンテネグロ時代のユーロ2000が最後の出場となっており、当時はベスト8の成績を残すことに。24年ぶりの本大会出場となった。 <span class="paragraph-title">【動画】ピクシー率いるセルビア代表が24年ぶりのユーロ出場決定!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xdBZVwkaZu4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.20 18:20 Mon

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ブルガリアサッカー連盟(BFS)は1日、ブルガリア人指揮官のイリアン・イリエフ氏(55)を同代表の新監督に招へいした。契約期間は2026年6月までとなっている。 ブルガリア代表では、10月27日に2022年7月から指揮を執っていたムラデン・クルスタイッチ監督(48)を成績不振で解任していた。 現役時代はブルガリア代表としても活躍したイリエフ氏は、2003-04シーズンにチェルノ・モレ・ヴァルナで現役を引退すると、翌シーズンから同クラブの監督に就任。 その後、PFCベロエやレフスキ・ソフィア、ロコモティフ・プロヴディフなど主に国内クラブで指揮官を歴任。2017年12月からは古巣チェルノ・モレ・ヴァルナの指揮官に復帰しており、2024年6月まではブルガリア代表監督を兼任するとのことだ。 2023.11.02 07:00 Thu

ユーロ2024予選で低迷のブルガリア代表がクルスタイッチ監督を解任

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元ブルガリア代表FWのディミタール・ベルバトフ氏が衰えぬテクニックを披露した。 現役時代は柔らかいトラップ技術と巧みなシュートスキル、決定力を武器に、トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したベルバトフ氏。2010-11シーズンにはプレミアリーグ得点王にも輝き、ブルガリア代表の最多得点記録保持者でもある。 引退後は母国で俳優デビューするなど多岐に渡って活躍しているベルバトフ氏だが、現役時代に培った技術は今も変わらぬようだ。 ベルバトフ氏は30日までに自身のインスタグラムを更新すると、素足で壁当てする動画を投稿。2つの壁を駆使してボールを蹴り分けるベルバトフ氏だが、随所で現役時代さながらの柔らかいトラップを披露。決してボールをこぼすことなく、見事なボールスキルをおよそ1分にわたって披露し続けた。 そのテクニックはSNS上でも大きな話題に。「若い選手のお手本になる素晴らしい投稿」、「まだまだ現役いける」、「トラップで右に出る者はいない」、「ファーストタッチの王だ」と反響が寄せられている。 名手という言葉がピッタリのベルバトフ氏。他にいないタイプのFWであり、見るものを魅了する選手だった。 <span class="paragraph-title">【動画】ベルバトフ氏の柔らかーいトラップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CvSMv7lISTu/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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