「勝利した時より笑顔」「癒される」いつもクールな鳥栖・川井健太監督の笑顔にファンが反応!試合とは異なる服装にも注目の声「黒じゃない!?」

2024.01.23 17:50 Tue
【写真】服装にも注目!川井監督が新調した椅子にこの笑顔



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【J1注目プレビュー|第17節:鳥栖vsFC東京】“9日ぶり”ルヴァンカップの再戦、上回るのは!?

【明治安田J1リーグ第17節】 2024年5月31日(金) 19:00キックオフ サガン鳥栖(17位/14pt) vs FC東京(9位/23pt) [駅前不動産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆ルヴァンのリベンジを【サガン鳥栖】</span> 前節はホームに名古屋グランパスを迎えた中、0-2で完敗。連勝と波に乗りたいところだったが、再び立ち止まってしまった。 ここまでわずか4勝、得点量を取り戻したかと思われたが、今季6度目の無得点試合に。今一度歩み出したいところだ。 今節は原田亘、キム・テヒョンが出場停止、木村誠二が契約上の問題で出場できず、最終ラインで3人を欠く戦い。YBCルヴァンカップではPK戦までもつれ込んだFC東京との再戦となるが、しっかりと今度は勝ちたいところだ。 自分たちが標榜するビルドアップは通用していた。ただ、相手はその戦いを分析して変わってくる可能性もある。それでもブレずにやり続け、仕留められるかが重要となる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:長沼洋一、山﨑浩介、上夷克典、丸橋祐介 MF:河原創、手塚康平 MF:富樫敬真、菊地泰智、横山歩夢 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 出場停止:原田亘、キム・テヒョン 契約上出場不可:木村誠二 <span class="paragraph-subtitle">◆4戦未勝利、再び上昇したい【FC東京】</span> 前節はホームにガンバ大阪を迎えた中、0-1と敗戦。ルヴァンカップからの過密日程ではあったが、得意としていたG大阪相手に痛恨の敗戦となった。 現在はリーグ戦4戦勝利なし。ここ3試合は複数得点がない状況で、チームとしては精度を少し欠いてしまっている状態だ。 内容は悪くなく共ゴールが奪えなければ勝利は掴めない戦い。再び良い形で上位に食い込んでいけるのか重要は分かれ道となりそうだ。 ピッチ上の判断も精度を上げたいところ。ディテールにこだわっていき、精度を上げることが勝利への近道だろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:長友佑都、 木本恭生、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:高宇洋、小泉慶 MF:安斎颯馬、松木玖生、俵積田晃太 FW:荒木遼太郎 監督:ピーター・クラモフスキー 2024.05.31 16:40 Fri

数的優位の名古屋が効果的なゴールで鳥栖を下し連勝!アウェイ勝利は5年ぶり、鳥栖は前半で退場者出し3連敗逃す【明治安田J1第15節】

18日、明治安田J1リーグ第15節のサガン鳥栖vs名古屋グランパスが駅前不動産スタジアムで行われ、0-2で名古屋が勝利した。 川井健太監督就任後、初の連勝を収めている鳥栖。3連勝を目指すホームゲームに向けては、中2日でありながら川崎フロンターレ戦と同じ11名をスターティングメンバーに並べた。 対する名古屋はFC東京を撃破。直近の試合から5名を変更。河面旺成、椎橋慧也、小野雅史、キャスパー・ユンカー、永井謙佑が外れ、ハ・チャンレ、米本拓司、和泉竜司、パトリック、倍井謙が入った。 立ち上がり鳥栖がボールを握っていく一方で、名古屋が前線からハイプレス。過密日程の連戦ながら、勢いを持って前線からボールを奪いにいく。 すると6分、裏に抜け出したパトリックへボールが出ると、ボックス左に持ち込み、粘りを見せて中央へ折り返す。これを後方から走り込んだ稲垣祥がダイレクトで蹴り込み、名古屋が早々に先制する。 幸先良く先制した名古屋。今季は先制した5試合で全勝と良いデータもある。一方で、鳥栖は落ち着いてボールを握りながら、自分たちのペースに持ち込もうとしていく。 すると15分、左サイドでボールを持った横山歩夢がドリブルでカットイン。稲垣を翻弄するステップで何度も切り返してかわしてボックス内からシュート。しかし、これは枠を越えていってしまう。 名古屋のアグレッシブさは変わらず、鳥栖ゴールに迫っていくことに。すると36分、鳥栖はすでに1枚イエローカードをもらっていた原田亘が米本拓司に両足タックルのような形となり2枚目のイエローカードで退場。スパイクの裏が接触したりはしていないが退場となり、数的不利にもなってしまう。 鳥栖はマルセロ・ヒアンをターゲットに、なんとか攻め込もうとするが、名古屋はしっかりと抑えていく形に。前半アディショナルタイム6分にはCKの流れから稲垣が溢れ球をダイレクトで狙うが、ブロックされてしまう。 名古屋が1点リードで迎えた後半、 先に手を打ったのは名古屋。和泉を下げて中山克広を投入する。すると50分、左サイドでパスを受けた倍井がカットインから米本にパス。米本はニアゾーンにスルーパスを出すと、走り込んだ稲垣がギリギリで戻すと、最後は倍井が蹴り込み、名古屋が追加点を奪う。 前半に続いて後半も立ち上がりにゴールを奪った名古屋。数的優位ということもあり押し込み続けていく。 鳥栖は上夷克典、河田篤秀と続けて投入して流れを取り戻しに行き、名古屋ゴールに迫ることに。77分にはボックス手前右から河田が左足でクロス。ファーサイドに飛び込んだ上夷がダイレクトでシュートを放つが、GKランゲラックがセーブして得点を許さない。 名古屋はハイプレスを継続し、鳥栖に上手くボールをビルドアップさせない。86分にはハーフウェイライン付近でユンカーが粘ると、パスを受けた中山がドリブルで独走。そのままボックス内に持ち込みGKとの一対一でシュートを放ったが、わずかに左に外れていく。 アディショナルタイムに入っても名古屋がカウンターからゴールに迫ることに。95分にはユンカーが見事な仕掛けを見せてボックス内に侵入しシュートも、GK朴一圭がセーブしこれ以上の得点は許さない。 結局そのまま試合は終わり、0-2で名古屋が勝利し連勝。2019シーズン以来のアウェイでの鳥栖戦勝利。一方の鳥栖は3連勝とはいかなかった。 サガン鳥栖 0-2 名古屋グランパス 【名古屋】 稲垣祥(前5) 倍井謙(後5) <span class="paragraph-title">【動画】パトリックの粘りから稲垣祥が飛び込んで蹴り込み名古屋先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/95myqL7jJq">pic.twitter.com/95myqL7jJq</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791774835648999921?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 21:07 Sat

【J1注目プレビュー|第15節:鳥栖vs名古屋】復調し始めた鳥栖は波に乗れるか? 名古屋も連勝目指し仕留めたい

【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 19:00キックオフ サガン鳥栖(17位/14pt) vs 名古屋グランパス(7位/22pt) [駅前不動産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆やっと連勝、前節の再現を【サガン鳥栖】</span> ミッドウィークの前節はホームに川崎フロンターレを迎えての一戦となった中、今季最多の5ゴールを奪って勝利。今季初の連勝を収めた。 苦しんでいるチームだが、川崎Fを相手に5ゴールを奪っての勝利は吹っ切れるキッカケにしたいところ。この勢いで3連勝を収めていきたいところだ。 ただ、不安材料である守備は川崎F戦でも先制を許すなどしており、まだまだ改善できる余地はある。攻撃陣が奮起したことで勝利できたが、押し込まれたことは事実。精度を上げていきたい。 相手も攻撃力を持つ名古屋。勢いに乗らせれば一気にやられてしまうこともあり、しっかりと対応していきたいところだろう。好調を維持するマルセロ・ヒアンのゴールにも注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、丸橋祐介 MF:河原創、手塚康平 MF:富樫敬真、菊地泰智、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 <span class="paragraph-subtitle">◆ユンカー復活、勢いに乗せたい【名古屋グランパス】</span> このところ負けが続いていた名古屋だったが、前節はホームにFC東京を迎えて3-1の勝利。連敗を免れて踏みとどまった。 なんといっても出遅れていたキャスパー・ユンカーがハットトリックの大暴れ。チームとして頼れるストライカーが戻ってきたことは大きく、長谷川健太監督も手応えがあるはずだ。 とはいえ、中2日の連戦。さらにアウェイでの試合となるだけに、ターンオーバーは必至。それでも、チームとしての力を徐々につけてきているだけに、高いパフォーマンスを出せるかが注目だ。 波に乗れるのか、それとも再び苦しむのか。大事な一戦となる戦い。鳥栖は徐々に自信をつけているだけに、しっかりと戦いたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:三國ケネディエブス、ハ・チャンレ、河面旺成 MF:中山克広、椎橋慧也、米本拓司、和泉竜司 MF:森島司、永井謙佑 FW:パトリック 監督:長谷川健太 2024.05.18 14:30 Sat

福田翔生の3戦連発&阿部浩之の1G1A! 鳥栖との下位対決制した湘南が10試合ぶり白星で最下位脱出【明治安田J1第12節】

6日、明治安田J1リーグ第12節の湘南ベルマーレvsサガン鳥栖がレモンガススタジアム平塚で行われ、ホームの湘南が2-1で勝利した。 前節の鹿島アントラーズ戦を1-3で落とし、9試合勝利なしの湘南。とうとう最下位に転落となり、流れを変える勝利が欲しいところ。今節は体調不良のルキアンと高橋直也がベンチ外となり、大野和成、阿部浩之がスタメン入りした。 対する18位の鳥栖は、湘南を勝ち点で「1」上回っている状況。今節敗れれば立ち位置が入れ替わる。前節の東京ヴェルディ戦はチャンスを活かせず0-2で敗れて3試合ぶりの黒星。下位同士の一戦を制して立て直したい中、堀米勇輝と上夷克典がベンチスタートとなり、原田亘とU-23日本代表帰りの木村誠二が先発した。 鳥栖はマルセロ・ヒアンがチャンスメイク、湘南は左ポケットへ抜け出した平岡大陽がシュートと、両チームともに積極的な立ち上がり。12分には鳥栖の手塚康平がボックス内でパスを受けて左足シュートも、GKソン・ボムグンのファインセーブに阻まれる。 しかしその1分後、鳥栖がセットプレーを活かして先制。右CKに富樫敬真が頭で合わせ、今シーズン初ゴールを記録した。 悪くない入りもリードを許した湘南は、畑大雅の左サイド突破などからゴールに迫る。一方、幸先良く先制の鳥栖は、左からの折り返しにマルセロ・ヒアンが左足で合わせたが、ゴール左に外して追加点を逃す。 鳥栖のカウンターにヒヤッとしながらも押し込む湘南は、25分に同点弾。左サイド高い位置でボールを奪い返すと、阿部の左足クロスに福田翔生。ヘディングで流し込み、リーグ戦3試合連続のゴールを記録した。 その後も攻勢のホームチームは、35分に阿部が左足で狙うもバーの上。39分には池田昌生の右サイドの抜け出しから福田が再びネットを揺らすが、池田のオフサイドでノーゴールとなった。 一方の鳥栖はハーフタイムにかけて少し盛り返したが、勝ち越しゴールには至らないまま前半終了。湘南の山口智監督は茨田陽生を下げ、代表戦から戻った田中聡を後半頭に投入する。 すると立ち上がり、いきなり湘南が逆転に成功。畑から右サイドを抜け出した池田にスルーパスが通ると、ワンタッチで中央へ折り返し。阿部がダイレクトでゴール右隅に蹴り込んだ。 その2分後、ゴール前でパスを受けたマルセロ・ヒアンが左足を振るも、大岩一貴が滑り込んでシュートブロック。52分にもマルセロ・ヒアンがシュートに持ち込んだが、今度はGKソン・ボムグンがセーブした。 強風の影響が見え隠れする中、58分には追いかける鳥栖の川井健太監督が最初の交代カード。菊地泰智を下げて横山歩夢をピッチに送り出す。 67分、湘南が左サイドから再び決定機。ボックス内で阿部が落とすと、走り込んだ平岡がダイレクトシュート。ゴール右隅を狙ったが、GK朴一圭のセーブに遭った。 その後も両チーム選手を入れ替えていくが、試合は膠着気味に。それでも85分、追いかける鳥栖は左CKの流れからゴールを強襲。クリアボールを拾った横山がカットインからコントロールショットを放つと、ゴール右隅の際どいコースに飛んだが、ここはGKソン・ボムグンが横っ飛びの好セーブで弾き出した。 後半アディショナルタイムには途中出場のヴィニシウス・アラウージョがボックス内でボールを収めるも、右足のシュートはまたしても大岩がブロック。上手く時間を使ってやり過ごした湘南はそのまま2-1で逃げ切り、10試合ぶりの勝利&ホーム初白星。17位に浮上した一方、2連敗の鳥栖は19位に順位を落とした。 湘南ベルマーレ 2-1 サガン鳥栖 【湘南】 福田翔生(前25) 阿部浩之(後1) 【鳥栖】 富樫敬真(前13) <span class="paragraph-title">【動画】阿部浩之の柔らかいクロスから福田翔生のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞ湘南の点取り屋<br>リーグ戦3試合連発!<br>\<br><br>阿部浩之のクロスを<br>福田翔生が狙い澄ましたヘッド<br><br>湘南の点取り屋が3試合連発<br>となる<br>今季4ゴール目で試合を振り出しに戻す⚽<br><br>明治安田J1リーグ第12節<br>湘南×鳥栖<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/NaUjrfue8x">pic.twitter.com/NaUjrfue8x</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1787387579802792337?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.06 18:42 Mon

5戦ぶり白星狙う東京Vの城福監督…「形があってないようなところが鳥栖の強み」、3戦ぶり得点へ「ショートカウンターが大事」

東京ヴェルディの城福浩監督が、5戦ぶりの勝利を狙うサガン鳥栖戦への意気込みを語った。 前節、ホーム初勝利を目指したアビスパ福岡戦を0-0のドローで終えた15位の東京V。これで無敗試合を「7」に伸ばしたものの、4試合連続ドローと今季2勝目が遠い。 そういったなか、3日に駅前不動産スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第11節では、勝ち点2差で降格圏の18位に位置する鳥栖とのシックスポインターに臨む。 城福監督は1日にクラブハウスで行われた公式会見で、そのアウェイゲームに向けた意気込みを語った。 開幕9試合連続で失点が続いていた中、2試合連続クリーンシートを達成した前節の結果に関しては、「ずっと出ていた選手がアクシデントで変わっても、ディフェンスの堅さというのが崩れることなく、むしろゼロで抑えられているのはポジティブ」と、守備面での手応えを口に。 一方、その無失点と引き換えに2試合連続無得点という攻撃面に関しては、福岡戦で苦しんだ[5-4-1]の守備ブロック攻略、MF山田楓喜不在の中でのセットプレーの改善の必要性を訴えた。 流れの中での攻撃の改善については、「決定機を決め切るところ」、「決定機に持っていくところ」、「シュートまで持ち込むところ」の“3段階”の部分で、「何かをすれば全部が解決するということよりも、ひとつひとつの質であったり、判断であったりのところ」の追求が重要になると主張する。 とりわけ、4バックと3バックを併用する鳥栖戦に向けては、チームコンセプトでもあるニアゾーンへのランニングをポイントのひとつに挙げている。 「この前のゲーム(福岡戦)の様子が変わったのは、思いのほか相手が引いてきた。引いた相手にしかも5バックの相手にどういうふうにスペースをこじ開けていくかという意味では、我々がやるべきことは、ニアゾーンへのランニング」 「それを使う使わないは別としても、そこに対してのそういうハードワークの意識が薄まったというよりは、もっと他の選択肢がありそうな気配があって、選手が少し近道を探したのかなと思います。相手をどういうふうに広げるかというところが、我々にとって大事なところなので、そこは立ち位置で前線の人数を増やしたり、ニアゾーンへのランニングであったり、逆サイドの駆け上がりであったりのところは意識ですぐに取り戻せるものなのではないかなと思っています」 福岡戦では後半途中から両ワイドにFW山見大登、MFチアゴ・アウベスという、よりアタッカー色が強い2選手を同時起用し、幾つか決定機も創出。指揮官はこの試みがまずまず機能した手応えを感じつつ、堅固な守備をベースに、選手の組み合わせや戦い方をを含めより攻撃面でチームの最大値を出していきたい考えだ。 「(山見とチアゴ・アウベスの活躍について)先発というか前半から出ている選手が隙を見せない。中で特徴を出そうとし続けてくれたからこそ、バトンを受けた選手がやりやすい状況にはなったと思います。特に後半の入りがチームは悪くて、僕から見て戦えていなかった。ちょっと一息ついた感じで後半に入ってしまった中でバトンを受けたので、簡単ではなかったと思います」 「ただ、両サイドが守備の穴を作ることなく、縦への推進力というのを見せてくれたので、これはひとつ大きな明るい材料だと思いますし、山見が右でもしっかりできることが確認できたので、もちろんどのタイミングで(後半)頭から含めて、どのタイミングで彼らの特徴を出していくかという部分で、今後選択肢として増えていったということは大きい」 「特徴を活かすということが大事だと思うので、我々の守備の堅さをキープしながら、いかに攻撃的な特徴を引き出していくかという意味で、それは前線の選手だけに限らないので、いろんな組み合わせというのは少し考えられる状況にはなってきたかなと思います」 3試合ぶりの得点に向けて重要なポイントとなるセットプレーに関しては、「キッカーが変わったからこそ違う選手の味を出してほしい」と代役となるキッカーの精度向上を促しつつ、直接狙う以外の局面では「キッカーだけの問題ではなくて全員で意識を高めることが必要」と、チーム全体として役割の徹底を求めている。 「違う選手が蹴った時には、中が合わせてあげなければいけないと。それは助走からキックの弾道からスピードが全部違うわけで、そこがまだ合ってきていないと、まだそこはプロセスの段階にあると感じています」 「もうひとつはどのチームもそうですけどデザインした中で、各々の選手の役割がある。例えば、ある選手のヘディングをさせようとして、我々がファウルにならないようなブロックをするとか、ゴールキーパーに守備範囲を出させないような相手キーパーが気になるようなポジションを取るとか、あるいは1人が走り込んで相手を釣り出した後に入ってくる選手がいるとか、最後に決め切るというのはその選手だけではなくて、いろんな役割を全員が全うした上で、そこにボールが来るというところ」 「そこにもしボールが来なくても、あるいはセカンドになっても、そこに準備している選手というのも我々は役割を決めているので、そこでさぼることなく油断することなく、来ることを信じて足を運んでる選手がいて初めてセットプレーというのは、得点の可能性が高まると思っています」 そういった課題を踏まえた上で臨む鳥栖戦では、横浜FC時代から注目していたという絶好調のFWマルセロ・ヒアンへの警戒と共に、「形が合ってないようなところが強み」と語る川井健太監督率いるチームに対して、相手の変化を覚悟しながら自分たちのスタイルを貫いて結果を残したいと語った。 「マルセロ・ヒアンは我々も去年の横浜FCの時に見ていて、ある程度注目していた選手。日本のサッカーにアジャストとして非常に怖い選手だなと思っていたら、鳥栖がしっかり戦力化した。何もないところからでも得点を生み出す身体能力がありますし、高さとかスピードも含めて、鳥栖の機動力のあるサッカーにアジャストしている印象があります」 「鳥栖は試合の中で変化してくるというか、おそらく鳥栖自身が変化する手法も持っているし、相手を見てやり方を変えてくるというようなことにも慣れているので、形があってないようなところというのは、鳥栖の強みだと思います」 「我々もそこに警戒するというよりは、そこを覚悟しながら、自分たちの原則にのとって対応していくということ。逆に言えば、おそらくそういう攻撃をしてくるということは、完全なブロックを引くような状況ではない時に攻め切れるチャンスもあると思うので、ショートカウンターというところは大事にしたいなと思っています」 2024.05.02 19:15 Thu

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鳥栖のベテランGK岡本昌弘が左下腿三頭筋肉離れ…全治8週間

サガン鳥栖は13日、GK岡本昌弘の負傷を報告した。 岡本は5日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、左下腿三頭筋肉離れと診断されたとのことだ。全治は8週間の見込みとなっている。 41歳のベテランGKである岡本は、ジェフユナイテッド千葉や愛媛FCでのプレーを経て2022年に鳥栖へ完全移籍。今シーズンは明治安田J1リーグで5試合にベンチ入りするも、公式戦出場はない状況だった。 2024.06.13 17:00 Thu

U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】

12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。 天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。 昨年大躍進の高知ユナイテッドSC(JFL)がサガン鳥栖に敗れた一方、新潟県代表の北信越フットボールリーグ1部・JAPAN.S.C.(JAPANサッカーカレッジ)が名古屋グランパスを撃破し、“ジャイキリ”を完成させた。 また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。 その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。 2回戦の結果一覧、3回戦の対戦カード一覧は以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆2回戦結果</span> 《18:30》 【28】 FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県) 【37】 名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【49】 サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県) 【52】 東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県) 《19:00》 【25】 ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県) 【26】 徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2) 【27】 柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県) 【29】 セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県) 【30】 ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード) 【31】 アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【32】 V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県) 【33】 鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県) 【34】 藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2) 【35】 サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県) 【36】 横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県) 【38】 ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2) 【39】 京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県) 【40】 清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県) 【41】 横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県) 【42】 ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2) 【43】 ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県) 【44】 ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 【45】 川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県) 【46】 大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2) 【47】 FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県) 【48】 ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県) 【50】 ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2) 【51】 湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県) 【53】 アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県) 【54】 ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2) 【55】 北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県) 【56】 モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県) <span class="paragraph-subtitle">◆3回戦</span> ▽7月10日(水) 【57】 ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス 【58】 柏レイソル vs 筑波大学 【59】 セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 【60】 アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎 【61】 鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC 【62】 サガン鳥栖 vs 横浜FC 【63】 JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC 【64】 京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス 【65】 横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック 【66】 ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎 【67】 川崎フロンターレ vs 大分トリニータ 【68】 FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉 【69】 サンフレッチェ広島 vs いわきFC 【70】 湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ 【71】 アビスパ福岡 vs 愛媛FC 【72】 北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形 2024.06.12 22:05 Wed

【Jリーグ出場停止情報】代表ウィーク明け初戦の浦和はショルツ不在に…横浜FMのエドゥアルド、鳥栖の山﨑浩介も出場停止

Jリーグは3日、明治安田Jリーグ各カテゴリーの出場停止選手を発表した。 J1リーグからは浦和レッズDFアレクサンダー・ショルツ、横浜F・マリノスDFエドゥアルド、サガン鳥栖DF山﨑浩介。3選手はそれぞれ警告の累積による1試合停止の処分が確定した。 J2リーグからは4選手が処分対象に。一発退場の大分トリニータDF藤原優大は「相手チームの決定的得点機会の阻止」で1試合停止に処された。 また、J3リーグからは5選手で、一発退場のいわてグルージャ盛岡DF深津康太も「相手チームの決定的得点機会の阻止」により、1試合停止処分が決まった。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 佐々木翔悟(ジェフユナイテッド千葉) 第19節 vsレノファ山口FC(6/8) 今回の停止:1試合停止 DF田上大地(ファジアーノ岡山) 第19節 vs鹿児島ユナイテッドFC(6/9) 今回の停止:1試合停止 MF小酒井新大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 DF藤原優大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF田中恵太(ガイナーレ鳥取) 第16節 vs松本山雅FC(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFトーマス・モスキオン(FC今治) 第16節 vsFC琉球(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF力安祥伍(テゲバジャーロ宮崎) 第16節 vsギラヴァンツ北九州(6/9) 今回の停止:1試合停止 2024.06.03 19:55 Mon

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon

それぞれのチームにとって1勝の価値って違うと思うんです。観客も?!の巻/倉井史也のJリーグ

今週も先週に引き続き、大事な話をしま〜す。みんな〜、大事だから寝てても後で分かるように、ちゃんとまとめておいたからね〜。そもそも「大事な話」を話して終わるなんてダメだと思うんだけど、学校じゃよくそんな目に遭ってたよね〜。で、だいたい忘れて怒られるんだ〜。 じゃあまず大事なのは、柏と湘南を除いた2023年の決算資料。このなかで、入場料収入というクラブにとって根幹となる数字が出てるんだけど、それはこんな感じになってます(単位:百万円)。 札幌 :  775 鹿島  :1,201 浦和  :2,145 FC東京 :1,208 川崎  :1,258 横浜FM :1,499 横浜FC:  524 新潟 :  847 名古屋  :1,243 京都 :  599 G大阪 :  970 C大阪 :  900 神戸  :1,320 広島 :  631 福岡 :  618 鳥栖 :  619 でもって、それぞれの総入場者数はこうでした(単位:人)。 札幌  :273,456 鹿島  :374,521 浦和  :518,648 FC東京 :499,965 川崎  :337,286 横浜FM :471,164 横浜FC :155,184 新潟  :392,920 名古屋  :467,575 京都  :224,893 G大阪  :395,639 C大阪  :290,251 神戸  :383,408 広島  :274,170 福岡  :166,025 鳥栖  :173,924 ということは、客単価はこうなります(単位:円)。 札幌  :2,834 鹿島  :3,207 浦和  :4,136 FC東京 :2,416 川崎  :3,730 横浜FM :3,181 横浜FC :3,377 新潟  :2,156 名古屋  :2,658 京都  :2,663 G大阪  :2,452 C大阪  :3,101 神戸  :3,443 広島  :2,301 福岡  :3,722 鳥栖  :3,559 おお、さすがは浦和。客単価が唯一の1人4000円台。で、次に調べるのがホームの勝利数(単位:試合)。 札幌  :5 鹿島  :8 浦和  :8 FC東京 :9 川崎  :7 横浜FM :11 横浜FC :5 新潟  :6 名古屋  :8 京都  :8 G大阪  :6 C大阪  :9 神戸  :11 広島  :10 福岡  :8 鳥栖  :5 ということは、いいですか、どのクラブの勝利が一番単価が高いか(客単価×17試合/勝利数)というと(単位:円)、  1位  : 鳥栖/12,101  2位  : 横浜FC/11,481  3位  : 札幌/9,636  4位  : 川崎/9,058  5位  : 浦和/8,788  6位  : 福岡/7,910  7位  : G大阪/6,947  8位  : 鹿島/6,814  9位  : 新潟/6,108 10位  : C大阪/5,857 11位  : 京都/5,660 12位  : 名古屋/5,649 13位  : 神戸/5,321 14位  : 横浜FM/4,917 15位  : FC東京/4,564 16位  : 広島/3,913 ということで、去年もっともホームゲームの勝利の価値が高かったのは鳥栖!! 一番安かったのは広島!! え? これって鳥栖を褒めていいの? むしろ広島?! まぁ1勝を見るまでにこれくらいかかるってことですから、やっぱり広島が一番すごいってことですね。というか、鳥栖の勝利、それくらいの価値があるから見られたら大喜びするべきですよ。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.06.01 10:45 Sat

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「多くの差を感じた」、古巣相手の完敗認める東京Vの城福浩監督…「その差を受け入れ、這い上がっていく」

東京ヴェルディの城福浩監督が、完敗に終わった古巣対戦を振り返った。 東京Vは15日、エディオンピースウイング広島で行われた明治安田J1第18節のサンフレッチェ広島に1-4で敗戦した。 リーグ連勝で勢いにのる11位のチームは、勝ち点2差で5位の広島相手に今季初の3連勝での上位進出を目指した。しかし、前後半の立ち上がりに与えたセットプレーからFW加藤陸次樹、FWピエロス・ソティリウにゴールを奪われて苦しい展開を強いられると、62分にソティリウ、82分には古巣対戦のFWドウグラス・ヴィエイラに連続ゴールを許した。 その後、後半アディショナルタイムにFW木村勇大の公式戦3試合連続ゴールで一矢を報いたが、先月のルヴァンカップの敗戦(2-3●)に続く広島相手の黒星となった。 古巣対戦が期待されたDF宮原和也、キャプテンのMF森田晃樹ら主力数名を欠く厳しい台所事情に加え、ほぼ主力を起用した天皇杯から中2日のアウェイゲームというエクスキューズはあったが、試合後の会見で城福監督は、「今現在の実力通りの差かなと思います」と、真摯に1-4の敗戦を受け入れた。 「今現在の実力通りの差かなと思います。もちろん5点目が入ってもおかしくない状況というのはあったと認識していますし、我々が前にかかっていたなかで、相手のカウンターの精度が高いなというのも認識していますけど、今現在でベストなメンバーを組めた状態での差は受け入れざるを得ない」 「一番を上げるのが難しいぐらい多くの差を感じました。一対一の力の出しどころ、もちろん絶対的なパワーとスピードも多少の差はあると思いますけど、いつ相手に寄せるのか、いつボールハンティングをして、それをした瞬間に、もう攻撃のスイッチを入れるという判断の速さも含めて、ここは我々がまだまだだなと思いますし、じゃあ失わなければいいじゃないかというアプローチと、我々もそういうやり方でカウンターをできるチームにならなければいけない」 「フィジカル的なところと、バトルのなかでというか、スピードが上がったなかでの精度、スキルの精度というのは、多少我々も差があることを覚悟して入った」と戦前から広島の強度、クオリティを警戒していた中、「それをチームとしてどう防いでいきながら、多少オープンになったときに、我々が我々らしくプレーできるかというところが勝負どころだった」と、試合後に改めてゲームプランを語った指揮官。 ただ、「開始の最初のフリーキックでやられ、後半も最初のコーナーキックでやられてしまっては、自分たちが個の力の差を埋めるにはなかなか難しい状況になった」と、やはり前後半の入りで喫したセットプレーからの失点がチームにとって重い足かせとなったと悔やんだ。 それでも、J1最年少スカッドを率いる上で事あるごとにシーズンを通しての成長をテーマに掲げてきた百戦錬磨の指揮官は「何も諦めず、ひとつずつ解決して前に進んでいくだけ」、「この悔しさというか、J1のトップレベルとの差というのを、我々はしっかりと受け入れて、這い上がっていく。それが我々らしさだと思うので、しっかり次に向けて今日の反省を活かしたい」と、0-5で大敗したFC町田ゼルビア戦に続く、上位相手の厳しい敗戦からのバウンスバックを誓った。 2018年から2021年途中まで指揮した古巣と初めて広島の地での対戦を終えた城福監督。試合前の会見では「いい試合をして勝ち点を持ち帰ること」と共に、試合後に改めて古巣のファン・サポーターに挨拶をしたいと、自身にとって「特別」なクラブへの思いも語っていた。 そして、その言葉通り、試合後には敗戦の悔しさを噛み殺しながら、ゴール裏を中心に古巣のファン・サポーターに一礼し、温かな拍手を浴びていた。 その古巣対戦への思いについて改めて会見で問われた指揮官は、「この場で個人的なことを言うのはあまり相応しくない。しかも大敗した後なので…」と一度は発言を躊躇ったものの、試合後の自身の行動についてこう説明した。 「広島を離れる瞬間から、一緒に戦ってきた選手、スタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーターにとにかく感謝のアクションをしたい。その思いが新幹線を待つホームでずっと思っていました。もちろん今日は勝ってそれができれば一番よかったです。ただ、自分の中でそれは絶対にやらなければいけないことだと思っていました。それがひょっとしたら指導者としてここに立つということが、執念という言葉が正しいのかわかりませんけど、指導者として一歩自分が進まなければいけないと思いました。今日は彼らに感謝の意を込めた一礼しかできないです。それは、ずっと離れる瞬間からそれをやりたいと思っていました」 2024.06.16 00:34 Sun

「マリノス戦にも出られるんじゃ?」広島ラストマッチとなった川村拓夢をスキッベ監督が評価「ヨーロッパでまだまだ伸びる」、「本当に驚くべき才能」

サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、海外クラブへの移籍のためチームを離れる日本代表MF川村拓夢について言及した。 15日、明治安田J1リーグ第18節で広島はホームのエディオンピースウイング広島に東京Vを迎えた。 インターナショナル・マッチウィークの関係で中断していたJリーグ。リーグ戦再開初戦となった試合で、広島は躍動。開始2分に加藤陸次樹がネットを揺らすと、後半にはピエロス・ソティリウが2ゴール。ドウグラス・ヴィエイラにもゴールが生まれ、4-1で勝利を収めた。 試合後、スキッベ監督は記者会見で勝利に満足感を示しつつ、この試合が最後になった川村について言及した。 「この前の試合でガク(野津田岳人)が最後の試合になったが、今日はタクムが最後の試合になり、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれていた」 「ヨーロッパに行くだけの選手がいるクオリティは見せられたと思うし、ここで学んだことを次のクラブで活かして、さらに強くなってもらいたい」 「本当に彼ら2人にはこれから先にキャリアがある中で、引き続き素晴らしい挑戦を続けていってもらいたい」 移籍がある中で、川村は先発フル出場。ホームのファン・サポーターの前で最後までピッチに立ってお別れとなった。 スキッベ監督は「前日練習で彼に直接聞いている。少し考えた後、彼は『勝ってお別れがしたい』ということを言っていた」とコメント。勝利のためにフル出場させたとしながら、「さっき聞いたら、フライトが20日だということで、もしかしたらマリノス戦に出られるんじゃないかと思っている」と語り、19日の横浜F・マリノス戦も出場できるのではないかと冗談混じりにコメントした。 また、ヨーロッパの数々のクラブで指揮したスキッベ監督が見ている川村については「ヨーロッパに行ってもまだまだ伸びると思っている」とコメント。「本当に驚くべき才能を持っている選手だ。彼の特徴としては弱点が少ないということもある」と、その能力に太鼓判を押した。 また「ほぼ確信していることがあり、彼はしばらくヨーロッパで素晴らしいキャリアを積んで、そのうちに塩谷のように戻ってきて、ここ広島でキャリアを続けていくと思っている」とコメント。アル・アインへ移籍しながらも、広島に復帰して現在もプレーを続けている塩谷司を例に出し、いずれ再び広島でプレーするだろうと予想した。 2024.06.15 23:20 Sat

「もらえるべきPKが…」ホームで快勝の広島、スキッベ監督がジャッジに苦言「これは問題」

サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、東京ヴェルディ戦を振り返った。 15日、明治安田J1リーグ第18節で広島はホームのエディオンピースウイング広島に東京Vを迎えた。 インターナショナル・マッチウィークの関係で中断していたJリーグ。リーグ戦再開初戦となった試合で、広島は躍動する。 開始2分に加藤陸次樹がネットを揺らすと、後半にはピエロス・ソティリウが2ゴール。ドウグラス・ヴィエイラにもゴールが生まれ、4-1で勝利を収めた。 試合後、スキッベ監督は記者会見で勝利に満足感を示した。 「今日は90分以上素晴らしいパフォーマンスを見せた。前半からたくさんチャンスは作れたと思っているし、後半はさらに増えたと思う。全体的なパフォーマンスには非常に満足している」 一方で、ジャッジには苦言も。PKになってもおかしくないファウルが取られていないと語った。 「ここ数試合、自分たちがもらえるべきPKがもらえていないと感じている。シーズン序盤は割ともらえていたファウルだったりが、ここ8試合全くもらえていない。それがなぜかは分からない。これは問題だと思っている」 この試合ではピエロスが2ゴール、途中出場のドウグラス・ヴィエイラもゴールを決め、先制点は加藤とFW3人がゴールを決めた。 攻撃陣の好調ぶりについて「ピエロスとドグはフィットしてきたことが挙げられる。元々素晴らしい才能のあるストライカーで、彼らがフィットしてこういう結果が出たということだ」と、コンディションが整ってきたことが大きいとコメント。また「ムツキ(加藤陸次樹)は、良いチャンスまで作れていたが、点が取れていなかった部分があった。それも時間が経つにつれて解消できているし、調子を上げているのが点を取れるところまで来たということだ」と、結果につながりつつあるとした。 その他にも「マコ(満田誠)も調子を上げてきているし、2人のブラジル人(マルコス・ジュニオール、エゼキエウ)もまたフィットしてきていることから、これからも非常に魅力的な攻撃的サッカーができると思っている」と、戦力が整いつつあると語り、この先の戦いに期待を持てるとした。 4ゴールを奪い快勝したものの、前半は東京Vに支配される時間帯もあった。スキッベ監督は昇格組のチームについて評価。それだけの実力があるとした。 「東京Vにクオリティやポテンシャルがあったということだ。今回昇格してきた3チームともに良いパフォーマンスを見せており、町田に関しては優勝する可能性もあると思う」 「彼らは降格することはないだろうし、そういう良いチームだ。押し込まれることは想定していた」 <span class="paragraph-title">【動画】開始2分で決まった加藤陸次樹のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島東京V</a> <a href="https://t.co/oDtnW1cLDC">pic.twitter.com/oDtnW1cLDC</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801919937587347736?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 23:08 Sat

日本代表MF川村拓夢が海外移籍へ! 広島がチームの離脱を発表

サンフレッチェ広島h15日、日本代表MF川村拓夢(24)のチーム離脱を発表した。海外クラブへの移籍のためとのことだ。 川村は今夏海外クラブへの移籍が噂され、その手続きと準備のためにチームを離脱。15日に行われた明治安田J1リーグ第18節の東京ヴェルディ戦がラストマッチとなっていた。 なお、今後は現地でメディカルチェックを受け、正式契約が結ばれるとのことだ。 川村は広島県広島市出身で、幼少期から広島のサポーター。2012年に広島のジュニアユースに入団すると、ユースを経て2018年にトップチームへと昇格していた。 2019年から3シーズンにわたって愛媛FCへと期限付き移籍し、J2の舞台で試合経験を積むと、2022年に復帰。2023シーズンはレギュラーの座を掴むと、2023年6月に日本代表初招集を果たした。 2024年1月1日のタイ代表戦で日本代表デビュー。今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選では2試合に出場し、本拠地であるエディオンピースウイング広島でのシリア代表戦にも出場していた。 今シーズンはJ1で14試合に出場し2ゴールを記録していた。 2024.06.15 22:38 Sat

京都が序盤2得点で待望のホーム初白星! 札幌とのシックスポインター制す【明治安田J1第18節】

15日、明治安田J1リーグ第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、ホームの京都が2-0で勝利した。 勝ち点「11」で並ぶ下位同士の一戦。19位のホーム京都はミッドウィークに行われた天皇杯2回戦の大宮アルディージャ戦で勝利を収めたなか、リーグ戦で8試合ぶりの勝利、さらにはホーム初白星を狙った。U-23日本代表帰りの川崎颯太が早速先発したほか、今節は麻田将吾がメンバー外となり、鈴木義宜がスタメンに入った。 対する最下位のアウェイ札幌は、前節の東京ヴェルディ戦で3-5と打ち負けたが、その後のYBCルヴァンカップ、天皇杯2回戦で2勝1分け。この流れを継続し、リーグ戦の連敗を「3」でストップしたいところ。東京V戦からは3人メンバーが変わり、小林祐希、田中宏武、西野奨太が先発した。 立ち上がりからチャンスを作ったのは札幌。3分、ロングボールから近藤友喜が右サイドを抜け出すと、シュートのこぼれ球に小林が反応。枠内に押し込むことはできなかった。 京都もゴールに迫るなか、川崎が相手との接触により一時ピッチを去るアクシデント。大事には至らず、すぐにピッチへと復帰した。 14分、京都は左からのクロスがファーまで流れると、豊川雄太にチャンス。相手をワンフェイクで外してのシュートを試みるが、かわしきれずブロックに阻まれた。 それでも18分にはゴールをこじ開ける。右サイドを連携で崩すと、福田心之助のグラウンダーのクロスに松田天馬。弾んだボールをハーフボレーで叩き込み、2試合連続得点を記録した。 畳み掛ける京都は2分後に追加点。ハイプレッシャーをかけた松田がボックス内でボールを奪うと、豊川が落ち着いて流し込んだ。 反撃を試みる札幌だったが、なかなかゴール前を攻略することができず。前半終盤には荒野拓馬がボックス内で倒されてVARチェックが行われたが、正当なタックルと判断され、PKは与えられなかった。 札幌は後半頭から今シーズン初先発の西野を下げ、長谷川竜也を投入。長谷川がシャドーの一角に入り、駒井善成と馬場晴也がそれぞれ1列下にスライドした。 勢いを持って後半に入った札幌は49分に近藤が左クロスに飛び込むも、GKク・ソンユンがファインセーブ。一方、札幌のGK菅野孝憲も負けじと豊川のシュートをストップする。 しかし、これで得たCKから京都が3度ネットを揺らす。鈴木が高い打点のヘディングで叩き込み、決定的な3点目かに思われたが、VARチェックの結果、オフェンシブファウルでゴールは取り消された。 追加点を奪えなかった京都は、豊川が負傷交代するアクシデントも。同じタイミングで札幌もカードを切り、田中克幸の投入で勝負をかける。 その後も京都は集中した守備でゴールを許さず。終盤には選手を変えながら5バックにシステム変更し、逃げ切りを図る。 7分の後半アディショナルタイムにもスコアは動かず、2-0のまま試合終了。京都が残留を左右するシックスポインターを制すると同時に、待望のホーム初白星を挙げた。 京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌 【京都】 松田天馬(前18) 豊川雄太(前20) <span class="paragraph-title">【動画】福田心之助のクロスに合わせた松田天馬の2戦連発弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>美しい崩し<br>\<br><br>平戸のワンタッチパスから綺麗に崩し<br>最後は松田天馬が2試合連続弾<br><br>ホームの京都が先制点を奪う<br><br>明治安田J1第18節<br>京都×札幌<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#京都札幌</a> <a href="https://t.co/ldasZGIudO">pic.twitter.com/ldasZGIudO</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801924640748544123?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 21:16 Sat