【プレミア注目プレビュー】浮上のきっかけ探るユナイテッドとチェルシーのミッドウィーク決戦!

2023.12.06 13:00 Wed
赤と青の名門対決は6日29:15にKO
Getty Images
赤と青の名門対決は6日29:15にKO
プレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーが、日本時間6日29:15にオールド・トラッフォードでキックオフされる。上位浮上へいずれも勝ち点3必須の赤と青の名門による、ミッドウィーク開催のビッグマッチだ。
PR
7位のユナイテッド(勝ち点24)は前節、ニューカッスルとの強豪対決に臨んだ。今季EFLカップでの惨敗に加え、直近チャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦での不甲斐ないドローを払拭すべく敵地に乗り込んだが、0-1というスコア以上の力の差を見せつけられた。共に負傷者の多さや直前にCLのアウェイゲームを戦った条件は同じだったものの、ハイインテンシティを披露したホームチームに攻守両面で圧倒され、リーグ戦での連勝が「3」でストップした。
今回の試合直前には指揮官に不満を抱く選手かチーム関係者からのリークと見られるテン・ハグ監督批判の内容が複数メディアで報じられると、クラブサイドが“出禁”を言い渡す強硬手段に出ており、不穏な空気のなかでオールド・トラッフォードでの一戦に臨む。仮に、この試合で惨敗するようなことがあれば、オランダ人指揮官の立場はより危ういものとなるはずだ。

一方、10位のチェルシー(勝ち点19)は前節、ホームで難敵ブライトン相手に3-2の勝利。ギャラガーの退場によって2試合連続で数的不利の戦いを強いられたが、いずれもセットプレーからエンソ・フェルナンデスとコルウィルにプレミアリーグ初ゴールが生まれると、後半終盤は粘りの守備で逃げ切りに成功。前々節のニューカッスル戦で喫した惨敗を見事に払しょくした。

そのタフな一戦から中2日で臨む難所でのアウェイゲームではギャラガー不在で手薄な中盤の問題もあってタフな戦いが予想されるが、サスペンション明けのリース・ジェームズとククレジャの両サイドバックの復帰などを追い風に連勝を飾りたい。
なお、テン・ハグ監督とポチェッティーノ監督は今回が通算3度目の対戦となる。そして、前回対戦は前者がアヤックス、後者がトッテナムを率いていた2018-19シーズンのCL準決勝。1stレグを1-0で先勝したアヤックスが2ndレグでも2点リードを得て決勝進出濃厚と思われたなか、ルーカス・モウラ(現サンパウロ)のハットトリックによってトッテナムが後半ラストプレーで試合を引っくり返し、CL史上でも屈指の劇的な勝ち上がりを見せた。その明暗分けた一戦以来の両指揮官の再戦はどちらが最後に笑うことになるのか…。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オナナ
DF:ワン=ビサカ、マグワイア、ショー、レギロン
MF:マクトミネイ、メイヌー
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ
FW:ホイルンド

負傷者:DFマルティネス、エバンス、マラシア、MFエリクセン、カゼミロ、マウント、FWアマド
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、規律問題のサンチョが不在に。負傷者の顔ぶれにも大きな変化はない。

スタメンは前述の11名を予想。注目ポイントはショーの起用法で左サイドバックで好調スターリングにマッチアップさせるか、ビルドアップを重視して左センターバックに配置するのか。左サイドに置く場合はリンデロフがマグワイアの相棒に入る形となる。そのほかでは直近のパフォーマンスが批判を浴びるラッシュフォードの継続起用、メイヌーのところにアムラバトを配置するオプションも想定される。

◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロベルト・サンチェス
DF:リース・ジェームズ、ディザジ、チアゴ・シウバ、ククレジャ
MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス
MF:スターリング、パーマー、ムドリク
FW:ジャクソン

負傷者:DFチルウェル、チャロバー、フォファナ、グスト、MFウゴチュク、チュクエメカ、ラヴィア、エンクンク、FWマドゥエケ
出場停止者:MFギャラガー(1/1)

ブライトン戦で退場したギャラガーが出場停止となる。負傷者に関しては復帰が期待されたラヴィアとエンクンクは間に合わず、加えてマドゥエケとウゴチュクが新たに欠場する。

スタメンは前述の11名を予想。ギャラガーの不在で中盤の選手層に問題を抱えるなか、パーマーをトップ下か左インサイドハーフに配置する形で臨む可能性が高い。これに伴い、右サイドにスターリング、左サイドにムドリクを置くことになりそうだ。ディフェンスラインではリース・ジェームズ、ククレジャがサスペンション明けで復帰するなか、コルウィル、バディアシルの継続起用含めて幾つかのオプションが想定される。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWアレハンドロ・ガルナチョ
Getty Images

不甲斐ない前線で一人気を吐くアルゼンチン人アタッカー。本来であれば、古巣初対戦のマウントに大きな注目が集まるところだったが、今回の一戦では負傷欠場の可能性が濃厚。したがって、ユナイテッドの攻撃のキーマンの一人となる19歳FWに注目したい。

昨季に台頭したアルゼンチン代表FWは、ここまでの公式戦19試合(先発10)に出場して3ゴールを記録。プレースタイルの特性上、ボールロストの多さはある意味で許容範囲と言えるが、カウンターを中心に多くの決定機に絡んでいるなかでの3ゴールという数字にアシスト0という部分では最後の精度、判断という部分で改善が急務と言える。

それでも、直近の公式戦3試合ではエバートン戦でルーニー彷彿の圧巻のバイシクルシュートで今季リーグ初ゴールを挙げると、続くガラタサライ戦ではニア上を射抜く見事なシュートで自身初のCLでのゴールを記録。直近のニューカッスル戦でもチームに攻め手が乏しいなか、果敢な仕掛けで幾度か見せ場を作るなど、現状のアタッカー陣で最も期待できるパフォーマンスを見せている。

今回の一戦では相手のキャプテンであるジェームズとのマッチアップとなるが、今季ここまでコンディションに問題を抱えるイングランド代表DFはニューカッスル戦で軽率な退場を喫するなど決して本来の出来ではない。そのため、持ち味の果敢な仕掛けによってサイドで優位性をもたらしつつ、課題の最後の局面ではきっちり仕留め切る勝負強さを発揮したい。

◆チェルシー:DFチアゴ・シウバ
Getty Images

百戦錬磨のベテランDFが守備立て直しを期す。ギャラガー不在のなかでエンソ・フェルナンデス、カイセドの2セントラルMFのパフォーマンスが勝敗のカギを握ることに間違いはないが、敵地で勝ち切るうえで重要となる守備を取り仕切る39歳のブラジル代表DFのパフォーマンスに注目したい。

今季の序盤戦は深刻な決定力不足、得点力不足によって勝ち点を取りこぼしてきたチェルシーだが、ここにきて好調スターリングが牽引する攻撃は改善傾向にある。一方で、先発メンバーの入れ替わりがやや激しい弊害もあってかここ最近ではソリッドさを欠く守備が勝ち点逸に繋がっている。とりわけ、直近6試合では2人の数的優位を得たトッテナム戦(4-1で勝利)を除き5試合で複数失点を喫しており、今後安定的に勝ち点3を積み上げていく上で守備の改善は急務だ。

今回の対戦相手であるユナイテッドはトップハーフで最低の16ゴールと得点力に問題を抱えているものの、プレミアリーグ初ゴール待たれるホイルンドもCLでは5ゴールを挙げるなど、アタッカー陣のポテンシャルは総じて高い。そのため、敵地で勝ち切る上ではやはり守備陣の奮起が求められるところだ。

先日のニューカッスル戦では軽率なミスで失点に絡んだものの、経験が少ない周囲をうまくリードしながら要所での好守も光る百戦錬磨の守備者は、この試合で赤い悪魔の攻撃を封殺しチームを連勝に導けるか。

PR
関連ニュース

ブルーノ・フェルナンデスが注目の去就に改めて発言 「望んでくれる限りはここにいるつもり」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)が注目の去就に改めて発言した。 新たにキャプテンの役割を託される今季も公式戦15得点12アシストと攻撃陣の絶対軸となるブルーノ。ただ、ユナイテッドは決勝進出のFAカップを除けば、チャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退と散々たる結果に終わり、主戦のプレミアリーグも最終節を残して8位と振るわずだ。 来る夏には組織改革を進めるジム・ラトクリフ共同オーナーのもと、現場レベルも大幅な整理が推察され、ブルーノもオファー次第で売却かと報じられ、話題に。ブルーノからも「いつだって選手が残留を望む必要があるけど、残ってほしいとも思われないといけない」との発言がなされ、不透明感が漂う。 注目を集める形でシーズン終盤を迎えたブルーノは15日にニューカッスル・ユナイテッドを相手に行われたプレミアリーグ第37節のホーム最終戦後、イギリス『スカイ・スポーツ』で「まだ2試合あるし、最高の形で締めくくらないといけない」と決意を新たにしつつ、揺れる去就にも改めて言及したという。 「クラブが僕を求め、将来の一員として望んでくれる限りはここにいるつもり。何かしらの理由で彼らが僕を望まないのであれば、出ていく」 こちらも進退が不透明だが、ニューカッスル戦後のエリク・テン・ハグ監督からも改めて残留を願う声が聞こえてくるブルーノ。最近のイギリス『The Athletic』ではクラブとの会談を経て残留との見方もあるが、いかに。 2024.05.17 15:05 Fri

去就不透明のB・フェルナンデスにサウジから関心、ロナウド所属のアル・ナスルが巨額オファー計画か

サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルは、今夏にマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)を狙う可能性があるようだ。 2シーズン目を迎えたエリク・テン・ハグ監督の下で、低調なシーズンとなってしまったユナイテッド。今夏にはジム・ラトクリフ共同オーナーのもと、大幅な選手整理も予想されているが、大黒柱であるブルーノの去就も不透明となっている。 ブルーノは『DAZN』のインタビューにおいて、「選手はいつだってここにいるのを望む必要があるけど、残ってほしいと思われないといけない」と発言。思うような成績を残せていないチームへの不満もうかがえる発言は憶測を呼んだが、クラブとしては全力で慰留する考えであり、残留は既定路線と考えられている。 しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、アル・ナスルが今夏に動き出す可能性がある模様。同クラブに所属するクリスティアーノ・ロナウドは、元同僚であるブルーノとの再共演を熱望しているようだ。 アル・ナスルはブルーノに対して最大で9000万ポンド(約176億円)の移籍金を提示する用意があるとのこと。ユナイテッドにとっても無視できない金額になるが、クラブや選手がどのような決断を下すかが注目される。 2024.05.16 17:50 Thu

2戦連続先発で存在感発揮のアムラバト、常に準備していたものの「100%の状態ではない」

マンチェスター・ユナイテッドのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトが自らのパフォーマンスを振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。 15日、プレミアリーグ第34節延期分でニューカッスルをホームに迎えたユナイテッド。イングランド代表MFコビー・メイヌーやコートジボワール代表FWアマド・ディアロ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのゴールで3-2の打ち合いを制した。 そんな中、中盤で奮闘したのが今シーズン、フィオレンティーナからユナイテッドにレンタル加入しているアムラバト。前節のアーセナル戦に続き先発すると、相手のカウンターからのピンチを巧みなスライディングタックルで防ぐ見せ場もあり、チームの勝利に大きく貢献した。 ユナイテッドではここまでリーグ戦9試合の先発にとどまっている上、本職ではないサイドバックも任されるなど難しい立ち位置が続いたが、求められた際に全力を出せるよう準備を整えていたと試合後にコメント。フル出場での勝利を喜んでいる。 「(ベンチ続きの日々は)当然簡単ではなかった。誰もがプレーしたいと思っているからね。忍耐強くならなければならなかったが、常にチームのために戦う準備はできていた」 「チームが僕を必要とする時、必要とされる場所で1分でも10分でもプレーする。トレーニングでは常にベストを尽くすし、チームを助けられるようトライする」 「できることは1つしかないと思う。ハードワークして、チャンスが来るのを待つだけだ。シーズン終盤だから少し遅いかもしれないが、そのチャンスが来て、今日勝てたことを嬉しく思う」 また、プレータイムの少なさゆえまだ真価を発揮できていないとも語ったアムラバト。それでも今できることはやったと胸を張っている。 「自分をアピールできるのは良いことだけど、まだトップのソフィアン・アムラバトではないし、どんなプレーができるかだ。ここ4、5カ月で90分間プレーしたのは2度目だから、普段のような100%の状態ではない」 「だけど、自分が良いプレーをしたこと、そしてチームとしても良いプレーが見せられたことをとても嬉しく思っている。それに、僕らはこの試合で勝利したかった」 2024.05.16 17:04 Thu

「どうやったらこんな間違いができる?」足裏がかかとに入るもノーファウル…ゴードンは渦中のVARに激怒「明確なミスジャッジだ」

ニューカッスルのイングランド代表FWアンソニー・ゴードンが、判定に対して怒りを露わにした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ゴードンは15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のマンチェスター・ユナイテッド戦で先発。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を賭けた重要な一戦だったが、31分に失点を許す苦しい展開に。その直後、ボックス内に進入したゴードンが背後からソフィアン・アムラバトに倒されるも判定はノーファウル。映像で見ると、アムラバトの足裏がゴードンのかかとに入りソックスも破れていたが、VARでも判定は変わらなかった。 後半は点の取り合いとなりゴードンにも得点が生まれたが、あと一歩及ばず2-3で敗北。ニューカッスルはチェルシーに抜かれて7位に転落しており、非常に痛い黒星となった。 試合後、ゴードンは自身へのファウルでPKが与えられなかったことに激怒。特に映像を見ながら何もしなかったとVARへの怒りは止まらず、VAR廃止に向けたクラブ投票が行われるとも報じられる中で、現状のままは許されないとの見方を示した。 「これは明確で明らかなミスジャッジだ。どうやったらこんな間違いができるのか、僕にはわからない。VARは排除するか、改善するかのどちらかしかないだろう。それはとてもシンプルだ」 「ピッチ上で審判が間違った判断をするのは仕方ない。物事の発生は本当に一瞬だからね。だけど、VARが間違った判断をする意味がわからない。ミスを修正するためにあるはずだ。(アムラバトは)僕のアキレス腱を蹴り、背中を押していた。正直言って、こうなる意味がわからない」 2024.05.16 15:30 Thu

「絶対に引き止めたい」退団報道も出ているB・フェルナンデスの去就にテン・ハグ監督が言及「彼はクラブを愛している」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、去就が騒がしいポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 15日、プレミアリーグ第34節延期分でユナイテッドはホームにニューカッスルを迎えると、撃ち合いに。ホーム最終戦で3-2で勝利を収めることに成功した。 今シーズンはケガ人が相次いだこともあり、苦しい1年となったが、FAカップで決勝に勝ち上がっており、タイトル獲得のチャンスが最後にある。 一方で、新オーナーも決定し、選手たちの入れ替えも行われることに。その中で注目を集めているのが、キャプテンでもあるB・フェルナンデスだ。 チームを去るという報道も出ている中、試合後にテン・ハグ監督が去就に言及。クラブとしては引き留めるつもりであることを明言した。 「絶対にクラブはブルーノを引き留めたいと思っている。疑いの余地はない」 「彼はマンチェスター・ユナイテッドを愛しているし、ユナイテッドファンを愛しているし、ユナイテッドでプレーをすることを愛している」 「彼は常にベストを尽くしているのがわかるだろう。そして、彼はたとえケガをしていても、プレーする模範だ。彼はフットボールを愛している」 「彼は勝ちたがっている。それが、彼の性格を表現している方法だと私は思う」 また、苦しいシーズンながらもキャプテンとしてチームを支えたB・フェルナンデスのパフォーマンスを評価。労いの言葉を送った。 「彼のパフォーマンスにはとても満足している。そして、シーズン中の彼のパフォーマンスは、彼の周りで多くの選手が負傷し、その度にチームを背負わなければならない時、彼にとっては簡単ではなかった」 「しかし、彼個人に関して言えば、良いレベルを維持しており、特に春には素晴らしいレベルまで成長すると言えるだろう。とても満足している」 <span class="paragraph-title">【動画】B・フェルナンデス、決勝ゴールとなったホイルンドのゴールをアシスト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="t-rRF64WQC8";var video_start = 572;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.16 13:20 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly