「サッカー選手をやれているだけで幸せ」 10年ぶり代表返り咲きの宮市亮、マインドの変化語る
2022.07.18 14:46 Mon
日本代表FW宮市亮(横浜F・マリノス)が18日、オンラインでのメディア取材に応じた。
19日に開幕するE-1サッカー選手権に臨む日本代表。19日に鹿島スタジアムで行われる初戦では香港代表と相まみえる。国内組のみで構成された今回の招集メンバーの中でも、ひと際注目を集めたのは宮市の10年ぶりとなる代表復帰だろう。2012年に18歳でアーセナル入りし、翌年には代表デビューも遂げたものの、度重なるケガに泣かされてきた天才が再び日の丸を背負うこととなった。
久々の代表戦に向けては「身が引き締まる思いですし、選出された時にも嬉しさとともに責任感を感じるという話をしたと思うんですけど、よりそれが高まってきています」と話した。また、ケガに苦しんだ時期を振り返りつつ、マインド面での変化があったと明かしている。
「代表というよりも18でアーセナルに行って、アーセナルでトップに上り詰めたいという想いは当時あった。なかなか(自分が)代表に入っても、アーセナルの周り(の選手)は代表のエース格だったりで、今振り返ると焦りもあった10代だなと」
「そういうところも理想を持ってた10代だったんですけど、今はそういうマインドが変わってきたというか、感謝しながらプレーできている。今回は(代表の)エンブレムを付けさせてもらっているので、誇りを持ってプレーしたいと思います」
「試合に出れない時期もありましたけど、そういうときでもサッカー選手をやれているだけで幸せなんだというところを感じていたので、ポジティブに取り組めていたと思います」
さらに、11月に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)でのメンバー入りに向けては「メンタルコントロールのところで野心を持ちすぎると、うまくいかないタイプなので、目の前の一つひとつのトレーニング、試合に取り組むっていうところをやっていけば、自ずと色々な結果っていうのは後からついてくる」と謙虚に語った宮市。自身と同じケガに苦しむアスリートに向けては力強いメッセージを送った。
「自分自身サッカー選手として、これだけケガをしたというのは決して誇れることでもなくて、むしろ恥ずかしいぐらいなんですけど。ただこうしてサッカー選手をできているのも周りのみなさんの声援だったり、ポジティブな言葉があってのことなのでそこに感謝する姿勢というのは、ピッチの上で見せていくしかない」
「ケガで苦しんでいるアスリートだったり、小中学生や高校生、大学生で苦しんでサッカーができないっていう人もすごく多いとは思うんですけど、今リハビリをやっている時間が報われる時が必ず来ると思うので。苦しい時もあると思いますけど、引退宣告されたぐらいの選手が日本代表にまた入れるチャンスも、続けていれば必ずあると思うのでそういった方たちを勇気づけられるようなプレーをして行けたらなと思います」
19日に開幕するE-1サッカー選手権に臨む日本代表。19日に鹿島スタジアムで行われる初戦では香港代表と相まみえる。国内組のみで構成された今回の招集メンバーの中でも、ひと際注目を集めたのは宮市の10年ぶりとなる代表復帰だろう。2012年に18歳でアーセナル入りし、翌年には代表デビューも遂げたものの、度重なるケガに泣かされてきた天才が再び日の丸を背負うこととなった。
「代表というよりも18でアーセナルに行って、アーセナルでトップに上り詰めたいという想いは当時あった。なかなか(自分が)代表に入っても、アーセナルの周り(の選手)は代表のエース格だったりで、今振り返ると焦りもあった10代だなと」
「そういうところも理想を持ってた10代だったんですけど、今はそういうマインドが変わってきたというか、感謝しながらプレーできている。今回は(代表の)エンブレムを付けさせてもらっているので、誇りを持ってプレーしたいと思います」
「ヒザの前十字じん帯を3回目損傷したときに、ドイツでこのまま手術したらもしかしたら引退しないといけないかもしれないという話をされて、その時期に契約も切れる段階で、このまま自分のキャリアが終わってしまうんじゃないかっていう時があった。そういうところからプロ選手としてやれるっていうのは当たり前じゃないんだなというのは身をもって体験してから、日々感謝できるようなれました」
「試合に出れない時期もありましたけど、そういうときでもサッカー選手をやれているだけで幸せなんだというところを感じていたので、ポジティブに取り組めていたと思います」
さらに、11月に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)でのメンバー入りに向けては「メンタルコントロールのところで野心を持ちすぎると、うまくいかないタイプなので、目の前の一つひとつのトレーニング、試合に取り組むっていうところをやっていけば、自ずと色々な結果っていうのは後からついてくる」と謙虚に語った宮市。自身と同じケガに苦しむアスリートに向けては力強いメッセージを送った。
「自分自身サッカー選手として、これだけケガをしたというのは決して誇れることでもなくて、むしろ恥ずかしいぐらいなんですけど。ただこうしてサッカー選手をできているのも周りのみなさんの声援だったり、ポジティブな言葉があってのことなのでそこに感謝する姿勢というのは、ピッチの上で見せていくしかない」
「ケガで苦しんでいるアスリートだったり、小中学生や高校生、大学生で苦しんでサッカーができないっていう人もすごく多いとは思うんですけど、今リハビリをやっている時間が報われる時が必ず来ると思うので。苦しい時もあると思いますけど、引退宣告されたぐらいの選手が日本代表にまた入れるチャンスも、続けていれば必ずあると思うのでそういった方たちを勇気づけられるようなプレーをして行けたらなと思います」
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