ミランがベルギー新星と個人間合意か? 選手本人はミラノ行き熱望

2022.07.08 15:56 Fri
Getty Images
ミランがクラブ・ブルージュのベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(21)獲得に向け、個人間合意を取り付けたようだ。
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ミランは今夏の移籍市場で2列目の補強を優先事項としており、チェルシーのモロッコ代表MFハキム・ツィエクやレアル・マドリーのスペイン代表FWマルコ・アセンシオといった選手の獲得に動いている。
とりわけ、以前から関心を示してきたのが、ベルギーの次代を担うデ・ケテラエルだ。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ミランの首脳陣は先日に21歳の代理人を務めるトム・デ・ムル氏と直接交渉。年俸250万ユーロ(約3億4400万円)の2027年までの5年契約という条件で、基本合意に至ったという。

同選手に対しては、リーズ・ユナイテッド、レスター・シティというプレミアリーグのクラブからの関心も伝えられるが、選手自身はミラノ行きを熱望している模様だ。
そのため、交渉成立にはクラブ・ブルージュが3000万ユーロ(約41億4000万円)を要求する、クラブ間での交渉のみとなるようだ。

192cmのレフティーは、トップ下を主戦場にセンターフォワード、ウイングでもプレー可能な万能型アタッカーで、チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツに近いプレースタイルを持つ。

サイズを感じさせない敏捷性を生かした個での打開、正確なラストパスという司令塔としての特質。質の高いオフ・ザ・ボールの動き出し、懐深いボールキープとセンターフォワードとしての特質も兼ね備えており、課題の決定力に磨きをかければ、ストライカーとしての覚醒も期待される大器。

2021-22シーズンのベルギー・ジュピラー・プロリーグでは33試合14得点7アシストを記録したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループリーグの全6試合に出場していた。

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