初めての“ひらがな”も上手? 鹿島のレネ・ヴァイラー監督の意外な才能に驚き

2022.03.17 21:45 Thu
©KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が、“ひらがな”を披露した。今シーズンから鹿島の監督に就任したレネ監督。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、日本政府が外国人の新規入国を制限していたこともあり、来日できずにいた。
しかし、11日についに来日。さらに、待機期間が免除されたため、13日にチームに合流。15日にはYBCルヴァンカップの大分トリニータ戦で初めて指揮を執った。

そのレネ監督だが、新シーズンに向けた顔写真撮影に臨むと、その際にサポーターへメッセージ。「楽しく、成功に満ちた時をともに!」と英語で書いた他、“ひらがな”にも挑戦した。

レネ監督が書いたのは「よろしくね」というもの。また自身の名前を「レネ」と“カタカナ”で書き、新たな言語の書き取りに挑戦した。初めて書いたであろうものだが、かなり上手く、何よりもスラスラと書き進めることが驚きだ。
ファンは「素敵️しか思い浮かばない(笑)」、「共にタイトルを獲得しましょう!」と期待を寄せている。

鹿島では選手たちが監督とのコミュニケーションを取るために語学の勉強をスタートさせている様子がSNSで投稿されているが、レネ監督も日本語を今後学ぶことになるのだろうか。

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