「鳥だ!飛行機だ!」リバプール上空で抗議の横断幕が掲げられる
2022.03.06 20:49 Sun
リバプールの本拠地・アンフィールドの空で抗議活動が行われたようだ。
この試合では、対戦相手であるウェストハムのフランス代表DFクル・ズマへ向けてと思われるメッセージが上空に掲げられたようだ。アンフィールドの上空にやってきた飛行機は「Cats Lives Matter」の横断幕を掲げている。
ズマは2月初旬に飼い猫に対して蹴飛ばす、逃げるところを追い回す、靴を投げつける、平手で殴打するなど姿が映された映像が流出。謝罪をし、クラブからも25万ポンド(約3910万円)の罰金を科されたものの、デイビッド・モイーズ監督が渦中のズマを試合に起用したことでクラブのスポンサー問題に発展するなど、大きな波紋を呼んでいた。
黒人に対する暴力や人種差別の撤廃を訴える「Black Lives Matter」(黒人の命は大事だ)や対比される「All Lives Matter」(すべての命が大事だ)のように、猫の尊厳を守るべく掲げられた「Cats Lives Matter」。
スタジアム内でも巨大な猫の顔パネルを掲げるサポーターが現れるなど、ズマへの視線はもうしばらく厳しいものになりそうだ。
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5日、プレミアリーグ第28節でウェストハムをホームに迎えたリバプール。27分にFWサディオ・マネが挙げたゴールを守り切り、リーグ戦7連勝を達成している。ズマは2月初旬に飼い猫に対して蹴飛ばす、逃げるところを追い回す、靴を投げつける、平手で殴打するなど姿が映された映像が流出。謝罪をし、クラブからも25万ポンド(約3910万円)の罰金を科されたものの、デイビッド・モイーズ監督が渦中のズマを試合に起用したことでクラブのスポンサー問題に発展するなど、大きな波紋を呼んでいた。
黒人に対する暴力や人種差別の撤廃を訴える「Black Lives Matter」(黒人の命は大事だ)や対比される「All Lives Matter」(すべての命が大事だ)のように、猫の尊厳を守るべく掲げられた「Cats Lives Matter」。
リバプールでの猫と言えば、2012年2月に行われたホームでのトッテナム戦でピッチに侵入した"アンフィールド・キャット"が思い出される。それゆえに猫に対する思い入れも強そうだ。
スタジアム内でも巨大な猫の顔パネルを掲げるサポーターが現れるなど、ズマへの視線はもうしばらく厳しいものになりそうだ。
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