三笘薫は後半途中出場、サン=ジロワーズが7発圧勝で首位快走《ジュピラー・プロ・リーグ》

2021.11.22 11:10 Mon
Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグの第15節が21日に行われ、オーステンデvsロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの試合は、1-7でサン=ジロワーズが圧勝した。

日本代表デビューを果たした三笘薫はベンチスタート。71分から途中出場を果たしている。
昇格組ながら首位を走るサン=ジロワーズと下位に沈むオーステンデの一戦。試合は序盤からサン=ジロワーズが圧倒する。

6分、相手ボックス付近でボール奪ったデニス・ウンダブが右へ展開。クロスのクリアミスをそのまま蹴り込み、サン=ジロワーズが先制する。

幸先良く先制したサン=ジロワーズは16分には、ボックス内でバルト・ニューコープキャスパー・ニールセンがダイレクトパス交換。最後はニューコープのグラウンダーのクロスをウンダブが決めて追加点を奪う。
2点リードとしたサン=ジロワーズだが、23分に失点。カウンターからティエリ・アンブローズが決めて1点差となる。

それでも31分には左サイドから崩すと、ウンダブへのパスがカットされるも、こぼれ球をニールセンが蹴り込み3点目。前半アディショナルタイムには、ショートコーナから、ウンダブのクロスをクリスティアン・バージェスが追加点を奪い、1-4とする。

後半もサン=ジロワーズが圧倒。60分、ボックス内右で粘りを見せたダンテ・バンゼイルが縦に仕掛けてクロス。これをウンダブが合わせてハットトリックを達成。70分には左CKからバージェスがヘッドで試合の大勢を決めた。

直後に三笘は投入されると、77分には左サイドをドリブルで突破するなど、短い時間でも持ち味を出す。

80分にもカウンターから、テディ・テウマの浮き球のパスを受けたバンゼイルが浮き球のパス。これをウンダブが合わせようとするが、スルーしそのままゴール。1-7とサン=ジロワーズが圧倒的な破壊力を見せて大勝を収めた。

オーステンデ 1-7 ユニオン・サン=ジロワーズ
【オーステンデ】
ティエリ・アンブローズ(前23)
【サン=ジロワーズ】
デニス・ウンダブ(前6、前16、後15)
キャスパー・ニールセン(前31)
クリスティアン・バージェス(前48、後25)
ダンテ・バンゼイル(後35)
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