破産のダービー、ルーニー監督は未だ会長と連絡付かず「失望している」
2021.09.24 17:30 Fri
先日に破産が決定したダービー・カウンティのウェイン・ルーニー監督が、メル・モリス会長への失望感を露わにしている。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
そして、20日に管財人としてビジネス・アドバイザリー会社『Quantuma』のマネージング・ディレクターを務めるアンドリュー・ホスキング氏、カール・ジャクソン氏、アンドリュー・アンドロニコウ氏が任命され、破産申請が受理された。
先日にクラブが破産手続きを開始したことをTVで知ったというルーニー監督は、『ガーディアン』の取材で未だメル・モリス会長と連絡がつかないことを明かした。
「8月9日以降、メルとは話をしていない。クラブドクターの電話を使って連絡を取ったことがある」
「22日にメルは選手とスタッフに向けてグループミーティングを行った。私もそのミーティングに参加したが、一対一では電話もメッセージもなく、まだ何も聞いていない状況だ」
「また、ミーティングに関しても、私の意見では、あれは誠実や正直さに欠け、十分に心のこもったものではなかった」
「だが、彼は明らかに前に進んでおり、我々もメル・モリスのことは頭の片隅に置いて前を向いていかなければならない。私はこの仕事を非常に真剣に受け止めており、最高の準備をしたいと思っているよ」
なお、ダービーは破産申請が受理されたことで、イングランド・フットボールリーグ(EFL)の規定により勝ち点12がはく奪され、勝ち点-2の最下位に転落。また、EFLの利益と持続可能性に関する規則違反で、さらに勝ち点9を失う可能性も残っている。
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2015年のメル・モリス氏のクラブ買収以降、クラブ運営において2億ポンド(約298億円)もの損失を被っているダービー。さらに、新型コロナウイルスの影響により、昨シーズンは2000万ポンド(約29億8000万円)もの収入減となり、今月17日に破産申請の手続きを開始した。先日にクラブが破産手続きを開始したことをTVで知ったというルーニー監督は、『ガーディアン』の取材で未だメル・モリス会長と連絡がつかないことを明かした。
「8月9日以降、メルとは話をしていない。クラブドクターの電話を使って連絡を取ったことがある」
「その電話に出たため、彼はクラブドクターからの電話には出られても、監督からの電話には出られないのだと私は悟った。それは理想的な関係ではなかった」
「22日にメルは選手とスタッフに向けてグループミーティングを行った。私もそのミーティングに参加したが、一対一では電話もメッセージもなく、まだ何も聞いていない状況だ」
「また、ミーティングに関しても、私の意見では、あれは誠実や正直さに欠け、十分に心のこもったものではなかった」
「だが、彼は明らかに前に進んでおり、我々もメル・モリスのことは頭の片隅に置いて前を向いていかなければならない。私はこの仕事を非常に真剣に受け止めており、最高の準備をしたいと思っているよ」
なお、ダービーは破産申請が受理されたことで、イングランド・フットボールリーグ(EFL)の規定により勝ち点12がはく奪され、勝ち点-2の最下位に転落。また、EFLの利益と持続可能性に関する規則違反で、さらに勝ち点9を失う可能性も残っている。
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