期限まであと3日でも冨安健洋はプレミアで人気! トッテナム含めた3クラブが獲得に興味、ボローニャは30億円程度を要求

2021.08.29 22:38 Sun
Getty Images
今シーズン初出場を果たしたボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)だが、最後まで移籍の可能性は残されるようだ。
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冨安はボローニャに加入して2シーズンを過ごし、センターバックとサイドバックでプレー。2シーズンでセリエAで60試合に出場し3ゴール3アシストを記録していた。
今夏のステップアップについては予てから噂され、当初はミランやアタランタといった国内クラブが関心を寄せていた中、トッテナムが獲得に熱心に動き出していた。

そのトッテナムは冨安獲得に向けてボローニャへオファー。しかし、要求額とかけ離れていることから、良い返事がもらえていない。

冨安も東京オリンピックを戦っていたこともあり、チームへの合流が遅れたことで試合に起用されていなかったが、28日に行われた第2節のアタランタ戦では試合終盤に途中出場を果たしていた。
そのボローニャだが、残り3日となった今夏の移籍市場ではやはり選手の放出がまだあるという。イタリア『Tuttomercatoweb』によれば、冨安かFWリッカルド・オルソリーニ(24)のどちらかはチームを去る可能性があるとした。

冨安に対してはトッテナムが獲得を目指している状況。一方のオルソリーニ対しては、トリノやフィオレンティーナが注目をしているとのこと。クラブの要求にあったオファーがあれば、ボローニャは応じる姿勢のようだ。

そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は冨安に対してボローニャが2300〜2500万ユーロ(約29億8000万円〜32億4000万円)の金額を設定していると報道。さらに、トッテナムだけでなく、レスター・シティ、ウェストハムも獲得に動いているとしている。

レスターはU-21フランス代表DFヴェスレイ・フォファナが腓骨骨折の重傷。代わりにサウサンプトンからデンマーク代表DFヤニク・ヴェステルゴーア(29)を獲得した。

一方でウェストハムは、チェルシーからフランス代表DFクル・ズマ(26)を完全移籍で獲得。しかし、それでも両者は冨安の獲得を考慮しているとしている。

トッテナムを含め、プレミアの3クラブが争うこととなった冨安。ボローニャを納得させるオファーを出すのはどのクラブなのか。日本代表に合流する中、冨安の去就にも注目が集まる。



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