ケインの練習ボイコットに揺れるトッテナム、ヌーノ監督は「内部で状況を解決したい」と強調
2021.08.05 12:00 Thu
トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント監督が、チームからの退団を望むイングランド代表FWハリー・ケインの処遇について語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ケインに対してはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが昨シーズン限りで退団したマンチェスター・シティが獲得に接近。ケイン本人も、いまだ縁がないトロフィー獲得のため移籍を強く望んでいる。しかし、選手と3年の契約を残すトッテナムは最低でも1億5000万ポンド(約228億円)の移籍金を要求しており、現在のところ交渉に進展はない。
ダニエル・レヴィ会長との間で移籍を許可する紳士協定があったと主張するケインは4日まで練習に合流せず、このままだと15日のプレミアリーグ開幕節シティ戦の欠場が濃厚だ。
エースのこうした行動はチームに大きな影響を及ぼす懸念があるが、4日に行われたプレシーズンマッチのチェルシー戦後に会見に応じたヌーノ監督は、まずケインと話し合いの場を持ちたいとコメント。そのうえで、この問題はクラブ内部で解決されるべきだと強調した。
「この問題についてコメントしたくないわけではない。ただ、私が信じているのは、すべてのことに関連するこの問題については、内部で議論すべきだということだ。公の場で議論をするのは避けたいね。重要なことに集中して、我々の間で状況を解決する必要がある」
「我々は内部で状況を解決したい。クラブの中で話し合いの場を設けて、より良い解決策と結論を導き出そうとしているところだ」
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ケインは6月から開幕したユーロ2020後に休暇に入り、2日にチームへ合流する予定となっていた。しかし、当日になってもエースは姿を現さず、各メディアからは移籍を実現するための練習拒否だと報じられている。ダニエル・レヴィ会長との間で移籍を許可する紳士協定があったと主張するケインは4日まで練習に合流せず、このままだと15日のプレミアリーグ開幕節シティ戦の欠場が濃厚だ。
エースのこうした行動はチームに大きな影響を及ぼす懸念があるが、4日に行われたプレシーズンマッチのチェルシー戦後に会見に応じたヌーノ監督は、まずケインと話し合いの場を持ちたいとコメント。そのうえで、この問題はクラブ内部で解決されるべきだと強調した。
「ハリーとはすぐに話ができるはずだ。まだ私にその機会はなかったからね。まずは自分たちで問題の解決を試みる必要がある。(メディアに対しては)それからいろいろ話をしていくよ」
「この問題についてコメントしたくないわけではない。ただ、私が信じているのは、すべてのことに関連するこの問題については、内部で議論すべきだということだ。公の場で議論をするのは避けたいね。重要なことに集中して、我々の間で状況を解決する必要がある」
「我々は内部で状況を解決したい。クラブの中で話し合いの場を設けて、より良い解決策と結論を導き出そうとしているところだ」
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