ブライトンFWモペイに殺害予告の19歳シンガポール人男性は9カ月の保護観察処分

2021.07.08 21:55 Thu
Getty Images
ブライトン&ホーブ・アルビオンのフランス人FWニール・モペイに対して、殺害予告のメッセージを送ったシンガポール人の19歳男性の処分が決定した。イギリス『BBC』が報じた。
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問題が発生したのは2020年6月のこと。プレミアリーグのアーセナル戦で、モペイは後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めて、チームを2-1の勝利に導いていた。
しかし、この試合ではモペイとの接触でアーセナルのドイツ代表GKベルント・レノが負傷交代を強いられていたこともあり、モペイは憎き相手となってしまった。

すると、このモペイに対して殺害予告のメッセージがSNSを通じて送信。家族にまで及んだことで事態を重く見たプレミアリーグが犯人特定のために調査。そこで、19歳のシンガポール人のデレク・ウン・デ・レンが浮上し、今年初めに逮捕されていた。

6月頭には一連の犯行を認め、脅迫罪で有罪判決。1万ポンド以下の罰金または2年間の懲役が課せられると見られていた。
しかし、今回下された処分は9カ月の保護観察処分となり、実刑は免れることに。また、40時間の社会奉仕活動を命じられたとともにカウンセリングも受けることとなったようだ。

デ・レンは、アーセナルサポーターであり、22時から翌朝6時までの夜間の外出が禁止に。また、その禁止令を彼が守るため、母親は5000シンガポールドル(約40万5000円)の保証金を支払っている。

なお、今回の件がプレミアリーグの選手に寄せられた海外からの脅迫として初の有罪事案となった。


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