代表初ゴールからハットトリックのオナイウ阿道「チームに還元できれば」と横浜FMでも再び飛躍を誓う

2021.06.15 22:35 Tue
©超ワールドサッカー
日本代表のFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)が、代表初ゴールとハットトリックを振り返った。

日本代表は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギス代表と対戦した。
この試合で先発デビューを果たしたオナイウは、序盤からゴール前に顔を出し続けると、27分にヘディングシュートがハンドを誘いPKを獲得。このPKをしっかりと決めて、初ゴールを記録した。

さらに31分には川辺駿のグラウンダーのクロスを合わせると、33分には小川諒也のクロスをヘッド。代表初ゴールとともにハットトリックを達成し、チームの5-1の勝利に貢献した。

試合後、オンラインのメディア取材に応じたオナイウは、自身のパフォーマンスについて「個人としてゴールや結果、数字は出せたと思いましたが、他の部分でもう少し攻撃の起点になるような、スイッチ入れたボールに反応できる回数を増やせたらと思います」とコメント。「個人だけでなく、チームとして増やせていければ、より厚みがある攻撃ができると思います」と語り、反省を口にした。
ハットトリックについては「結果という部分ではしっかりと出せた方が良いですし、多いに越したことはないので、3点という結果は良かったです」と喜びを語りながらも、「他の部分の質を上げないと、相手のレベルが上がると通用しなくなるので、判断のスピードなどはもっとレベルアップしないといけないなと思います」と語り、課題も感じた試合だったと語った。

今回の活動はFW大迫勇也(ブレーメン)の離脱を受けて追加招集という形で参加。その中で、しっかりとアピールしたが「チームでやっていることをしっかりやることが、全て結果や内容に出ていると思います。チームでどれだけ自分がやれているのかを呼ばれた時に出すことができたので、安定したプレーを常にできるように、得点が取れるように意識していきたいと思います」と語り、所属する横浜FMでのプレーが生きていると語った。

これまではプロ入り後に苦労を続けてきたオナイウ。その中で、今シーズンはJリーグでも活躍し、代表でも結果を残した。

その点については「毎年レンタルでチームを出たり、色々経験したからこそ」と、様々なチームでの経験が生きていると言い「それがなければここにいなかったかもしれないです。色々な人との出会いとか、それで得た経験、選手としての幅など、僕1人ではないと思うので、みんなに感謝しながら、呼んでいただいたことに感謝しながら、しっかり結果を残すことを意識しながらチームでやることが一番だと思いますし、チームに還元できればよりチームも良くなると思います」と、これまで関わってくれた多くの人への感謝を語り、横浜FMへとしっかりと還元したいと語った。

今季はJ1で日本人最多の10ゴールを記録。その活躍を代表でも見せたわけだが「マリノスでしっかりプレーしていて、しっかり競争しながら試合に出て得点を取れていますし、チームのスタイルだったり、チームのサッカーがあってこの代表に僕は呼んで頂いているので、そのプレーがゴールにつながるというのはしっかりイメージできていて、しっかり結果として残せたことは良かったと思います」と、チームでやってきたことをそのまま出しただけだと語った。

この先は9月の最終予選がある。Jリーグで結果を残し続けることが、再び招集を受けることにつながるが「僕より若い選手もいますし、オリンピック世代も含めて、年齢関わらず向上心や上手くなりたい気持ち、コミュニケーション能力、試合中の判断、ハーフタイムでの修正といったサッカーの熱というのを今までより高いと感じましたし、だからこそここにいるんだなと」と、多くの面で今回の活動から刺激を受けた様子だ。

そのオナイウだが、やはり横浜FMでのプレーが重要だとコメント。自身が大きく変化できたチームにしっかりと還元したいと改めて意気込んだ。

「チームに還元できればと思いますし、チームは僕がいない間にタイトルの可能性を2つ落としているので、リーグ戦しかないですが、みんなでもう一回次の試合に向けてやるということで、しっかりと力になれればと思います」

「アドバイスではないですが、選手としての幅が広がったので、マリノス1年目でなかなかできなかったことが今年はできると思いますし、それが結果につながっているので、今やれているイメージをチームでも代表でもやりたいので、また呼んでもらうためにチームでやっていきたいと思います」
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