10連覇逃したユベントスがピルロ監督を解任、突然の就任から1年で幕
2021.05.28 19:07 Fri
ユベントスは28日、アンドレア・ピルロ監督(42)の解任を発表した。
引退後、2020年7月に古巣であるユベントスのU-23チームの監督に就任することが発表されたが、その直後に、ファーストチームを率いていたマウリツィオ・サッリ監督が解任。その結果、押し上げられる形でファーストチームの監督に突如就任することとなった。
ピルロ監督に率いられ、セリエAで10連覇を目指したユベントスだったが、開幕直後から引き分けが多く勝ち切れない試合が増加。前半戦はわずか2敗だったが、6分けとらしくない成績を残した。
初の監督業でプレッシャーのかかる中、後半戦は4敗を喫するなどし、早々に優勝争いから脱落。最終的にはチャンピオンズリーグ(CL)出場権も危ぶまれた中、なんとか4位でシーズンを終えていた。
ユベントスはピルロ監督解任にあたり声明を発表。感謝を綴るメッセージを送った。
「ありがとう、アンドレア」
「この言葉は、我々が共に過ごしたこの特別な経験の終わりに、全員が言わなければいけない最初の言葉です」
「数カ月前、世界のサッカー界のアイコンであるアンドレア・ピルロは、ユベントスのベンチで監督として初めての新たな冒険を始めました」
「それには、まず勇気が必要であり、自分の力を知らなければなりません。特に、パンデミックというこれまでにない困難に見舞われ、世界は日々ルールの再構築を余儀なくされています」
「アンドレアは、自分のアイデアやチャンピオンとしての経験をフェンスの“向こう側”からピッチにもたらすため、変革と探求、マネジメントの旅をスタートさせました。これについては、我々は彼の監督としてのキャリアは素晴らしいものになるだろうと確信していました」
「しかし、サッカーでは目に見える結果が重要であることを覚えておかなければいけません。数カ月で彼が率いたユベントスは2つのトロフィーを手にし、サン・シーロからカンプ・ノウまで、世界でも最も有名なピッチで見事な勝利を収めました」
「全てのために、勇気、献身性、彼が日々直面した情熱、得られた成功に対し、我々は心から感謝しています」
「そして、きっと美しい未来へ、幸運を祈ります」
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現役時代はブレシアやインテル、レッジーナでプレーした後、ミランで才能が開花。中心選手として活躍すると、2011年7月からユベントスでプレー。2015年7月にニューヨーク・シティFCへお移籍するまで4シーズンプレーした。ピルロ監督に率いられ、セリエAで10連覇を目指したユベントスだったが、開幕直後から引き分けが多く勝ち切れない試合が増加。前半戦はわずか2敗だったが、6分けとらしくない成績を残した。
初の監督業でプレッシャーのかかる中、後半戦は4敗を喫するなどし、早々に優勝争いから脱落。最終的にはチャンピオンズリーグ(CL)出場権も危ぶまれた中、なんとか4位でシーズンを終えていた。
また、CLではグループステージを突破するもラウンド16でポルト相手に敗退。コッパ・イタリアを制し無冠は免れたが、ここ数年で最も悪い成績に終わっていた。
ユベントスはピルロ監督解任にあたり声明を発表。感謝を綴るメッセージを送った。
「ありがとう、アンドレア」
「この言葉は、我々が共に過ごしたこの特別な経験の終わりに、全員が言わなければいけない最初の言葉です」
「数カ月前、世界のサッカー界のアイコンであるアンドレア・ピルロは、ユベントスのベンチで監督として初めての新たな冒険を始めました」
「それには、まず勇気が必要であり、自分の力を知らなければなりません。特に、パンデミックというこれまでにない困難に見舞われ、世界は日々ルールの再構築を余儀なくされています」
「アンドレアは、自分のアイデアやチャンピオンとしての経験をフェンスの“向こう側”からピッチにもたらすため、変革と探求、マネジメントの旅をスタートさせました。これについては、我々は彼の監督としてのキャリアは素晴らしいものになるだろうと確信していました」
「しかし、サッカーでは目に見える結果が重要であることを覚えておかなければいけません。数カ月で彼が率いたユベントスは2つのトロフィーを手にし、サン・シーロからカンプ・ノウまで、世界でも最も有名なピッチで見事な勝利を収めました」
「全てのために、勇気、献身性、彼が日々直面した情熱、得られた成功に対し、我々は心から感謝しています」
「そして、きっと美しい未来へ、幸運を祈ります」
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