“無謀タックル”で非難殺到のヴォルフスブルクDFが弁明「応援してくれる人への愛のために間違いを犯した」一部の誹謗中傷には苦言「悪意がある!」

2021.03.09 18:30 Tue
Getty Images
ヴォルフスブルクに所属するブラジル人DFのパウロ・オタビオが、自身のプレーについて弁明している。
PR
オタビオは6日に行われたブンデスリーガ第24節のホッフェンハイム戦に左サイドバックとして先発出場したものの、2-1の1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、相手FWモアネス・ダブールに対し極めて無謀なタックルを敢行し、レッドカードを提示されていた。
このプレーは、CKのチャンスでヴォルフスブルクのGKを含む全員がゴール前に上がっており、それを跳ね返されてのカウンターでダブールが無人のゴールに直進。オタビオのタックルがボールに届く可能性は低く、実際に相手の足を挟む格好になったため、オタビオに対しては非難が殺到していた。

幸い、ダブールに大きなケガはなかったが、オタビオは試合後、自身のインスタグラムでこのプレーについて言及した。

「今日は僕の人生でイレギュラーな日だった。何を言うべきか分からないけど、僕を支えてくれるすべての人々への敬意のため、僕は言います」
「このスポーツを始めたとき、ここまで来れるとは思っていなかった。たくさんの瞬間を夢見ていた。僕がゲームのヒーローになった時は、微笑みながら立っていた。今日は、そのうちの、いくつかの悪夢の1つになると言ってもいいだろう」

「でも、悪夢で最悪のことは、それを「夢見ている」ときではなく、それを思い出し続けるときだ。それはあなたに起こったのか?あなたは悪夢から目覚め、再び「夢を見る」ことを恐れて、再び眠ることを恐れていますか?」

「試合後、僕はそれを撤回し、謝罪すべきだと思った人に謝罪した。あの時はファウルが正しいと思っていたけど、そこまでひどいものだとは想像していなかった。僕は悪意を持ったことはない。むしろいつも愛を持っている。僕を応援してくれる人への愛、僕と一緒に走る人への愛、そしてスポーツへの愛、人生への愛。僕は愛しすぎて多くの間違いを犯した」

「そして今日はその中のひとつだった!僕には決して悪意はなかった。でも、一部の人々には悪意がある!判断が下手、ポジショニングが下手。何年にもわたって築いたものを忘れ、どんな人間かを判断されることを考えてみてはどうだろうか。一瞬だけでも」

「ゴールを決められたくないと頑張ったので、僕は彼を傷つけずに済んでホッとした。しかし、僕の判断ですでに傷ついた人も多いと思う」

「彼らが今日もそうしているように!サポートのメッセージをありがとう。失敗を糧に成長していく。人間には欠陥があるものさ!神様のご加護がありますように。あなたへの大きな愛とともに」



PR
関連ニュース

CL敗退バイエルン、ズボナレクの初ゴールなどで快勝し2位堅守【ブンデスリーガ】

バイエルンは12日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節シュツットガルトに敗れた2位バイエルン(勝ち点69)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ではレアル・マドリーの前に敗退。無冠が確定した中、ケインやムシアラ、サネらが負傷欠場となって控え主体のスタメンでサラゴサが移籍後初先発となった。 前節残留を確定させた12位ヴォルフスブルク(勝ち点37)に対し、テルを最前線に、2列目に右からミュラー、ズボナレク、サラゴサと並べたバイエルンが良い入りを見せると、開始4分に先制する。アルフォンソ・デイビスのクロスを受けたズボナレクがボックス右からシュートを決めきった。 19歳の初先発U-21クロアチア代表MFズボナレクの初ゴールで早々にリードしたバイエルンは続く13分に追加点。サラゴサの左クロスをファーサイドのズボナレクが頭で落とし、ミュラーがポスト。丁寧な落としを受けたゴレツカがシュートを蹴り込んだ。 さらに18分、右サイドを抜け出したミュラーのアシストからサラゴサに移籍後初ゴールが生まれたかと思われたが、VARが入ってミュラーのポジションがオフサイドを取られノーゴールに。 その後もハーフコートゲームとしたバイエルンが2-0で前半を終えた。 迎えた後半もバイエルンが一方的にボールを保持する展開の中、互いに決定機なく時間が経過。 73分にはノイアーをお役御免とした中、そのまま2-0で勝利。2位を堅守している。 2024.05.13 02:22 Mon

ミランが最終ライン強化へ重要会談、チャウ代理人と補強候補についても協議

ミランが最終ラインの強化へ、重要な協議に臨んだという。 スクデット奪還失敗に今季無冠、ステファノ・ピオリ監督(58)の退任が確実なミラン。オリヴィエ・ジルーが退団する最前線とともに、最終ラインの再編も迫られている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、9日、ドイツ代表DFマリック・チャウ(22)の代理人がミラン本社を訪問。代理人は序盤戦で躍動もケガに苦しんだチャウについて、来季以降の起用法など、様々な見解をミランに求めたという。 実はこの代理人、ミランが獲得候補に挙げるヴォルフスブルクのフランス人DF、マクサンス・ラクロワ(24)のエージェントも兼務。 ミランはアントニオ・ドッタヴィオSDがラクロワ獲得に熱を入れているとされ、今回の代理人訪問は、ラクロワに関するかなり踏み込んだ内容の協議も兼ねたもの。やはりヴォルフスブルクの若きディフェンスリーダーが欲しいようだ。 最新の情報では、ラクロワにはユベントスも関心を寄せ、ヴォルフスブルクは移籍金3000万ユーロ(約50億3000万円)を求めているとのこと。チャウがバイエルンとレアル・マドリーから狙われていることも含め、重要な代理人との協議になったが、収穫やいかに。 2024.05.10 14:35 Fri

ECL出場権を争うフライブルクに痛手…前節退場のシディリアが3試合の出場停止処分でシーズン終了

ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は29日、フライブルクのU-23フランス代表DFキリアン・シディリアに対して3試合の出場停止処分を科したことを発表した。これにより、シディリアの今シーズンが終了した。 シディリアは27日に行われたブンデスリーガ第31節のヴォルフスブルク戦に先発出場したが、64分にケビン・パレデスに危険なスライディングタックルを見舞い一発退場となっていた。 フライブルクは今後、5月にケルン戦、ハイデンハイム戦、ウニオン・ベルリン戦の3試合を控えているが、今回の処分でシディリアの欠場が決まった。 なお、現在7位に位置するフライブルクは、来季のヨーロッパ・カンファレンスリーグリーグ(EL)出場圏内の6位フランクフルトとは5ポイント差となっている。 2024.04.30 07:33 Tue

堂安が先制点を演出も10人のフライブルクが下位相手に逆転負けを喫す…【ブンデスリーガ】

堂安律の所属するフライブルクは27日、ブンデスリーガ第31節でヴォルフスブルクと対戦し1-2で敗戦した。堂安はフル出場している。 前節マインツに引き分けた7位フライブルク(勝ち点40)が、前節3試合ぶりの白星を飾った13位ヴォルフスブルク(勝ち点31)をホームに迎えた一戦。堂安が[3-4-2-1]の右MFでスタメンとなった。 フライブルクは開始早々に決定機を創出する。5分、右クロスをこぼれ球をに反応した堂安の落としをからグレゴリッチュがシュート。さらにクロスバーを直撃したボールをR・サライがバイシクルシュートで狙ったが、これは枠の上に外れた。 フライブルクは17分にも、右サイドから仕掛けた堂安がゴール手前のグレゴリッチュへピンポイントクロスを供給すると、守備に戻ったバクのクリアボールがあわやオウンゴールとなるが、これは左ポストに弾かれた。 その後も両サイドを起点に攻めを構築するフライブルクは、42分に先制する。カイテルのロングパスで右サイドを抜け出した堂安がボックス右から侵入すると、折り返しを守備に戻ったボルナウにディフレクトし、ゴール右に吸い込まれた。 ハーフタイムに3枚替えを敢行したヴォルフスブルクに対し、フライブルクは52分にギュンターの左クロスをファーサイドの堂安がヘディングシュートでゴールに迫ったが、これはゴール右に外れた。 その後、フライブルクは修正を施したヴォルフスブルクに押し返されてやや劣勢の時間が続く。すると64分、堂安をかわしたケビン・パレデスに危険なスライディングタックルを見舞ったシディリアが一発退場となった。 数的不利となったフライブルクは、82分にセットプレーから失点を許す。ボックス右手前でFKを与えると、アルノルトの直接FKは右ポストを叩きながらネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。 追いつかれたフライブルクだったが、すぐに反撃。すると84分、ギュンターの浮かせたパスに反応したホーラーがゴールエリア左手前で飛び出したGKに倒されると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。しかし、芝で軸足を滑らせR・サライのPKは枠の上に外れた。 逆転のチャンスを逃したフライブルクは、直後に失点を許す。90分、アルノルトの横パスをバイタルエリア中央手前で受けたラクロワが右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 結局、これが決勝点となり1-2でタイムアップ。下位相手に痛恨の逆転負けを喫したフライブルクは、痛恨のポイントロスで来季の欧州カップ戦を争う上位追走に失敗した。 2024.04.28 00:45 Sun

浅野先発ボーフム、残留争うヴォルフスブルクに敗れて8戦勝ちなし【ブンデスリーガ】

ボーフムは20日、ブンデスリーガ第30節でヴォルフスブルクとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。ボーフムのFW浅野拓磨は前半のみの出場となった。 前節ハイデンハイムに辛くも引き分けた15位ボーフム(勝ち点27)は7試合勝ちなしと苦しい状況が続く中、浅野が[4-2-3-1]の左MFで先発となった。 残留を争う14位ヴォルフスブルク(勝ち点28)に対し、立ち上がりの主導権争いを経て10分、CKの流れからボルナウのヘディングシュートでゴールに迫られたボーフムは、16分に浅野がミドルシュートで牽制。 すると28分、ロングカウンターの流れからオスターヘッジが決定的なシュートを浴びせると、32分には浅野に決定機。FKのクイックリスタートでボックス中央に抜け出しシュートに持ち込んだが、GKのセーブに阻まれた。 そして39分には先制しかける。CKの流れからオスターヘッジがネットを揺らすもVARが入ってオフサイド判定となった。 すると43分に痛恨の失点。最終ラインで軽率なミスを乱発した流れから最後はヴィンドに決められた。 1点ビハインドで迎えた後半、浅野が交代となりアントウィ=アジェイを投入したボーフムは、なかなかシュートシーンを生み出すことができない。 67分には直前に投入されていたサールにGKリエマンを強襲された中、71分にようやく好機を演出。シュテーガーの左クロスにホフマンがヘッドで合わせるも枠を捉えきれない。 結局、終盤にブロシンスキ、フェルスターとアタッカーを投入したもののゴールは奪えずシャットアウト負け。残留争いのシックスポインターを落とし、泥沼の8戦勝ちなしとなった。 2024.04.21 00:30 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly