17年ぶりに母国クラブへ加入した元スイス代表MFベーラミが契約解除

2019.10.04 21:15 Fri
Getty Images
スイス・スーパーリーグのシオンは3日、元スイス代表MFヴァロン・ベーラミ(34)と双方合意の下で契約を解除したことを発表した。

ベーラミは、2002年にルガーノでプロキャリアをスタート。しかし、1年で海を渡り2003年7月にジェノアへ移籍。エラス・ヴェローナ、ラツィオ、ウェストハム、フィオレンティーナ、ナポリ、ハンブルガーSV、ワトフォードとイタリア、イングランド、ドイツのクラブを渡り歩いた。
2017年8月にはワトフォードからウディネーゼへと完全移籍すると、2シーズンで公式戦39試合に出場し2ゴール1アシストを記録。今年7月にシオンに加入していた。

セリエAでは通算206試合に出場し6ゴール7アシスト、プレミアリーグでは105試合に出場し4ゴール4アシストを記録。チャンピオンズリーグでは10試合に出場。スイス代表としても83キャップを記録。W杯には、2006年、2010年、2014年、2018年と4大会に出場。ユーロも2008年、2016年と2大会に出場していた。

なお、ベーラミは引退の意思はなく、キャリを続けたい希望があるとのこと。契約解除の理由を語った。
「僕たちの話は順調に進んでいたが、いくつかの理由が現在の状況に繋がった。最善の方法で別れるため、終止符を打つという決定を下した」

「チームとクラブが未来に向けて最善を尽くすことを願っている。僕にとって最善の決断は、後悔することなく他の場所へ旅を続けることだと感じている」

ベーラミは、シオンでスイス・スーパーリーグで4試合、スイスカップで1試合に出場していた。
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