「未だに試合後の議論が減ってない」ギュンドアン、VARの問題点指摘
2019.08.28 16:30 Wed
マンチェスター・シティに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(28)が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に不満を漏らした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
そういった中、ギュンドアンがVARについて言及。審判の助けになることは否定しないとしながらも、ジャッジを明確にするために導入されたにも関わらず、試合後の議論が減っていないことを問題視した。
「VARは選手だけでなく、観客、全ての人にとってフットボールを変えてしまう」
「残念なことに、僕ら全員がフットボールを愛している主な理由を奪っているんだ。感情というものをね」
「今はもう変更することはできないし、僕らも受け入れるしかない。それが将来、僕らを助けてくれると確信しているけど、新たな問題が出てきているのも確かだ。どのように解決していくかは考えていかないとね」
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より正しいジャッジを求めて開発されたVARが、今シーズンからプレミアリーグに導入された。しかし、第3節を終えた時点ですでに多くの賛否両論がある。なかでもシティは、ここまでVARの影響を序盤から受けている。17日にホームで行われたプレミアリーグ第2節のトッテナム戦では、決勝点になるかに思われたゴールがVARによって幻に終わるなど、3試合を終えて2度の取り消しに遭っている。「VARは選手だけでなく、観客、全ての人にとってフットボールを変えてしまう」
「残念なことに、僕ら全員がフットボールを愛している主な理由を奪っているんだ。感情というものをね」
「審判の助けになることは否定しないが、僕は好きにはなれないね。問題なのはVARを導入したのに、まだ明確なジャッジが下されないということだ。試合後もそれがゴールなのか、PKなのか、オフサイドなのかが未だに議論されている。VARでもそこの改善は見られない」
「今はもう変更することはできないし、僕らも受け入れるしかない。それが将来、僕らを助けてくれると確信しているけど、新たな問題が出てきているのも確かだ。どのように解決していくかは考えていかないとね」
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