C・ロナウドのレイプ疑惑事件は決着せず…被害者弁護人が連邦裁判所への変更を主張
2019.06.06 14:30 Thu
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの強姦疑惑を巡る訴訟はまだ決着していないようだ。『ESPN』が被害者弁護人からの最新の情報を伝えている。
アメリカ『ブルームバーグ』など複数メディアは5日、今回の事件に関して訴訟を起こしていたキャスリン・マヨルガさんが先月、事件が起こったとされるラスベガスがある、アメリカのネバダ州裁判所に訴えを取り下げたことを伝えていた。
両者がこの件に関して和解したなどの詳細に関しては言及されていなかったが、この事件が静かに決着したと報じていた。
しかし、マヨルガさんの弁護人の1人であるラリッサ・ドロホバイツェアー氏は、『ESPN』の取材に対して、ネバダ州裁判所への訴え取り下げの措置は、裁判所の変更を目的としたものであり、訴え自体を取り下げたわけではないと語った。
ラリッサ氏によると、アメリカの連邦裁判所は外国人への奉仕という規則によって同一の請求を連邦裁判所と各州の裁判所に同時に行えないため、今回連邦裁判所で改めて訴訟を起こすためにネバダ州裁判所への訴えを取り下げる措置を講じたという。そして、裁判所の変更を行ったものの、訴訟を行う意思は依然としてあるとのことだ。
その後、ラスベガス警察による調査及び訴訟は完全に停滞していたが、アメリカ『ニューヨーク・タイムズ』は今年3月、C・ロナウドが警察の捜査の一環で当局に拘束されるリスクを回避するため、ユベントス側が今年アメリカで行われるインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2019に同選手を参加させない意向であると報じるなど、訴訟の余波を窺わせる内容の記事を掲載していた。
なお、今回の訴え取り下げに関してC・ロナウドの弁護人を務めるペーター・クリスティアンセン氏はメディアからのコメント要請を拒否している。また、ラスベガス警察も捜査の進捗状況に関するコメントを拒否している。
アメリカ『ブルームバーグ』など複数メディアは5日、今回の事件に関して訴訟を起こしていたキャスリン・マヨルガさんが先月、事件が起こったとされるラスベガスがある、アメリカのネバダ州裁判所に訴えを取り下げたことを伝えていた。
しかし、マヨルガさんの弁護人の1人であるラリッサ・ドロホバイツェアー氏は、『ESPN』の取材に対して、ネバダ州裁判所への訴え取り下げの措置は、裁判所の変更を目的としたものであり、訴え自体を取り下げたわけではないと語った。
ラリッサ氏によると、アメリカの連邦裁判所は外国人への奉仕という規則によって同一の請求を連邦裁判所と各州の裁判所に同時に行えないため、今回連邦裁判所で改めて訴訟を起こすためにネバダ州裁判所への訴えを取り下げる措置を講じたという。そして、裁判所の変更を行ったものの、訴訟を行う意思は依然としてあるとのことだ。
C・ロナウドは、アメリカ人モデルのマヨルガさんからの告発により、2009年にラスベガスの高級ホテルのペイントハウススウィートで強姦した疑いが浮上。当人は容疑を否定していたものの、ラスベガス警察が調査に動き出していた。また、先日にドイツ『Der Spiegel』は、C・ロナウド側が口止め料としてマヨルガさん側に37万5000ドル(約4275万円)を支払うとの契約書の存在を公表したことで、サッカー界屈指のスーパースターの立場が危ぶまれていた。
その後、ラスベガス警察による調査及び訴訟は完全に停滞していたが、アメリカ『ニューヨーク・タイムズ』は今年3月、C・ロナウドが警察の捜査の一環で当局に拘束されるリスクを回避するため、ユベントス側が今年アメリカで行われるインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2019に同選手を参加させない意向であると報じるなど、訴訟の余波を窺わせる内容の記事を掲載していた。
なお、今回の訴え取り下げに関してC・ロナウドの弁護人を務めるペーター・クリスティアンセン氏はメディアからのコメント要請を拒否している。また、ラスベガス警察も捜査の進捗状況に関するコメントを拒否している。
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