「黒人である僕には時間の無駄」コーチングライセンス取得についてローズが苦言
2019.04.27 16:22 Sat
ヨーロッパで横行している人種差別。それは選手だけでなく監督にまで及んでいるようだ。
しかしローズは、人種差別は選手だけが対象になるわけではないと言う。将来的にコーチングライセンスの取得を考えているか問われた同選手は、アーセナルで活躍した元イングランド代表のソル・キャンベル氏を引き合いにし、「時間の無駄だ」と苦言を呈した。
「フットボール界には黒人監督が少ない。彼らは下の階級での仕事を余儀なくされているんだ」
「僕はよくコーチングバッジを取るのか聞かれるんだけど、なぜだい?そんなチャンス与えてくれないじゃないか。だから僕は監督になることに興味はない。時間の無駄さ」
「当時はイングランド最高のDFの一人とも言われていた彼ほどのキャリアを持った人物がリーグ2で指揮を執らなければならないというのなら、僕は監督になりたいとは思わない」
「全く魅力的ではない。だから今はそんな計画はない。コーチングバッジを欲しいと思わない。現状がこんなだからね」
キャンベル氏は昨年11月にイングランド4部に相当するリーグ2のマクルズフィールド・タウンの監督に就任している。確かに現在のプレミアリーグのクラブを見ても、黒人監督は一人もいないが、それと人種差別は関係しているのだろうか。
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トッテナムのイングランド代表MFダニー・ローズは残念ながら人種差別被害に遭うフットボーラーの一人。先月25日のユーロ2020予選のモンテネグロ代表戦で、ローズは相手サポーターから差別的なヤジを受けた。そしてそれは今月26日、モンテネグロ代表に対して2万ユーロ(約250万円)の罰金と1試合の無観客試合という処分で片が付いた。「フットボール界には黒人監督が少ない。彼らは下の階級での仕事を余儀なくされているんだ」
「僕はよくコーチングバッジを取るのか聞かれるんだけど、なぜだい?そんなチャンス与えてくれないじゃないか。だから僕は監督になることに興味はない。時間の無駄さ」
「例えばソル・キャンベルはなぜリーグ2のクラブで監督業を始めなければならなかったんだ? リーグ2を軽視しているわけではないけど、他の人はチャンピオンシップやプレミアリーグで初めてのチームを率いていた」
「当時はイングランド最高のDFの一人とも言われていた彼ほどのキャリアを持った人物がリーグ2で指揮を執らなければならないというのなら、僕は監督になりたいとは思わない」
「全く魅力的ではない。だから今はそんな計画はない。コーチングバッジを欲しいと思わない。現状がこんなだからね」
キャンベル氏は昨年11月にイングランド4部に相当するリーグ2のマクルズフィールド・タウンの監督に就任している。確かに現在のプレミアリーグのクラブを見ても、黒人監督は一人もいないが、それと人種差別は関係しているのだろうか。
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