アジア制覇で新たな一歩を! 吉田麻也「ここで結果を出せるかどうかで…」 英語応対で拍手喝采も《AFCアジアカップ2019》
2019.01.31 21:11 Thu
2月1日に行われるAFCアジアカップ2019・決勝のカタール代表戦を前日に控えた日本代表の森保一監督と、DF吉田麻也が公式記者会見に出席した。
吉田は、アジアカップ優勝が世代交代をしようとしている日本にとって人気・成長に向けて「新たな一歩になる」主張。また、最後の質問には英語で応対し、アジアの代表としてフェアな戦いをしたいと語った。
◆吉田麻也(サウサンプトン)
「監督も言った通り、6試合やってきていますし、短期間での6試合なので疲れもあると思います。ただ、カタールのほうが中2日で、フィジカル的にはタフなものになっていると思います。そこに関しては、言い訳をするつもりはないですし、ベストな状態で決勝に臨めるように準備していきます」
──優勝した8年前のチームと比べて現在の日本代表とどう違うか
「9年前の(南アフリカ)W杯後に多くの選手が海を渡ってヨーロッパでプレーするようになりました。前回優勝した大会から8年が経ち、スタメンの選手を見てみても、移籍も増えて、全員がヨーロッパでプレーするようになりました。そこの精神的な成長は日本の財産になっていると感じています。先日のイラン戦でも、若い選手はイランのサポーターが多く入ってもアウェイの雰囲気を楽しんでいるように見えましたし、僕自身もそれは心強いと感じました」
──今回のアジアカップ優勝がご自身、そしてチームにどういった意味があるか
「ロシア・ワールドカップの前から言い続けていますけど、ロシアW杯、アジアカップ、そして次のコパ・アメリカという1年が日本にとって非常に大きなターニングポイントというか、大きな意味を成す時期だと思っています。ここで結果を出せるかどうかでスポーツとしての人気もそうですけど、成長にも大きく懸かってくると思います。僕らはその大きな責任を負ってプレーしていると自覚していますし、個人的にも日本代表として5度目のアジアカップを勝ち取りたいと思います」
──監督は継続力、対応力を口にしている中、今大会は団結力も大事になってくると思うが
「どんな仕事をする時も、良いグループであればあるほど良い結果が出せると感じています。それは前回のW杯もそうですし、8年前のアジアカップもそうですけど、良いグループで良い雰囲気で仕事ができるということは、とても誇らしいことです」
「良い雰囲気だけで結果が出るわけではないですけど、日本代表の誇りや責任を背負って厳しくやるところはやらなくてはいけません」
「そこは監督を含めてオン・オフの切り替えをやっていただいているのかなと思います。イラン戦の後もみんなで外食しましたし、そういう意味でも非常に良い雰囲気がチーム内に漂っているのかなと個人的には感じています」
──UAEvsカタールのゲームでは、カタールを邪魔する行為があった。決勝でもカタールは心理的なプレッシャーを感じていると思うが、日本代表選手としてどう思うか
「(英語で応対)それはAFCがしっかりとコントロールすべきだと思います。イランと日本の試合でも同じようなことがありましたが、(カタールvsUAEでは)全くコントロールできていませんでした。僕らができることは、自分たちに集中して、自分たちを守ることです」
「自分たちを精神的にコントロールすることは、アジアでプレーする上でとても重要です。特に主審もヨーロッパとは全く異なり、日本とも違います。そのため、(自分たちをコントロールすることは)試合に勝つ上でとても重要です。そういう環境に対応するという面においては、日本はこの大会6試合を通して、よくできていたと思います」
「しかし、この大会はテレビを通して世界中に放送されているので、特に試合後の馬鹿げた行為は見たくないです。なぜなら僕らはアジアを代表しているからです。大会のハッシュタグで『Bringing Asia Together』とあるように、アジアを代表してアジアを一つにすることはとても大切なことだと思います。そのため明日の試合でカタールと対戦することを楽しみにしています。イラン戦の後もホテルでイランの選手とエレベーターで会った時に相手の選手から謝罪がありました。これはスポーツマンシップとフェアプレーの表れです。明日の試合でも両チームがフェアな戦いをして、アジアとしてどうプレーするかを示すことは、日本だけでなくアジアにとっても次に進めることになると思います」
吉田は、アジアカップ優勝が世代交代をしようとしている日本にとって人気・成長に向けて「新たな一歩になる」主張。また、最後の質問には英語で応対し、アジアの代表としてフェアな戦いをしたいと語った。
「監督も言った通り、6試合やってきていますし、短期間での6試合なので疲れもあると思います。ただ、カタールのほうが中2日で、フィジカル的にはタフなものになっていると思います。そこに関しては、言い訳をするつもりはないですし、ベストな状態で決勝に臨めるように準備していきます」
──優勝した8年前のチームと比べて現在の日本代表とどう違うか
「9年前の(南アフリカ)W杯後に多くの選手が海を渡ってヨーロッパでプレーするようになりました。前回優勝した大会から8年が経ち、スタメンの選手を見てみても、移籍も増えて、全員がヨーロッパでプレーするようになりました。そこの精神的な成長は日本の財産になっていると感じています。先日のイラン戦でも、若い選手はイランのサポーターが多く入ってもアウェイの雰囲気を楽しんでいるように見えましたし、僕自身もそれは心強いと感じました」
──今回のアジアカップ優勝がご自身、そしてチームにどういった意味があるか
「ロシア・ワールドカップの前から言い続けていますけど、ロシアW杯、アジアカップ、そして次のコパ・アメリカという1年が日本にとって非常に大きなターニングポイントというか、大きな意味を成す時期だと思っています。ここで結果を出せるかどうかでスポーツとしての人気もそうですけど、成長にも大きく懸かってくると思います。僕らはその大きな責任を負ってプレーしていると自覚していますし、個人的にも日本代表として5度目のアジアカップを勝ち取りたいと思います」
「監督の下、良いグループとして戦ってこれています。1カ月近く一緒にいますけど、もっともっと一緒にプレーしたいと感じる仲間なので、このチームで勝ち取ることができれば、世代交代をしている日本代表にとって新たな一歩になると思います。それは即ち、次のW杯で、前回のW杯で成し遂げることができなかった目標を達成する一歩になるのではないかなと感じています」
──監督は継続力、対応力を口にしている中、今大会は団結力も大事になってくると思うが
「どんな仕事をする時も、良いグループであればあるほど良い結果が出せると感じています。それは前回のW杯もそうですし、8年前のアジアカップもそうですけど、良いグループで良い雰囲気で仕事ができるということは、とても誇らしいことです」
「良い雰囲気だけで結果が出るわけではないですけど、日本代表の誇りや責任を背負って厳しくやるところはやらなくてはいけません」
「そこは監督を含めてオン・オフの切り替えをやっていただいているのかなと思います。イラン戦の後もみんなで外食しましたし、そういう意味でも非常に良い雰囲気がチーム内に漂っているのかなと個人的には感じています」
──UAEvsカタールのゲームでは、カタールを邪魔する行為があった。決勝でもカタールは心理的なプレッシャーを感じていると思うが、日本代表選手としてどう思うか
「(英語で応対)それはAFCがしっかりとコントロールすべきだと思います。イランと日本の試合でも同じようなことがありましたが、(カタールvsUAEでは)全くコントロールできていませんでした。僕らができることは、自分たちに集中して、自分たちを守ることです」
「自分たちを精神的にコントロールすることは、アジアでプレーする上でとても重要です。特に主審もヨーロッパとは全く異なり、日本とも違います。そのため、(自分たちをコントロールすることは)試合に勝つ上でとても重要です。そういう環境に対応するという面においては、日本はこの大会6試合を通して、よくできていたと思います」
「しかし、この大会はテレビを通して世界中に放送されているので、特に試合後の馬鹿げた行為は見たくないです。なぜなら僕らはアジアを代表しているからです。大会のハッシュタグで『Bringing Asia Together』とあるように、アジアを代表してアジアを一つにすることはとても大切なことだと思います。そのため明日の試合でカタールと対戦することを楽しみにしています。イラン戦の後もホテルでイランの選手とエレベーターで会った時に相手の選手から謝罪がありました。これはスポーツマンシップとフェアプレーの表れです。明日の試合でも両チームがフェアな戦いをして、アジアとしてどうプレーするかを示すことは、日本だけでなくアジアにとっても次に進めることになると思います」
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