アストーリへの愛は不可侵! ヴィオラDF「罰金を科されるなら払うよ」
2018.09.06 16:24 Thu
▽フィオレンティーナは今年3月に急逝した前キャプテンへの変わることない愛を今後も示し続ける意向だ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽今季からセリエAやセリエBではプレミアリーグと同様にリーグ側が用意した規定のキャプテンマークを着用することが義務付けられている。しかし、アニメをモチーフにした個性的なキャプテンマークなどで知られるアタランタ主将FWアレハンドロ・ゴメス、チームカラーのジャッロロッソにこだわるローマ主将MFダニエレ・デ・ロッシはこの規定のキャプテンマークを着用せず、物議を醸していた。
▽そして、ペッゼッラもウディネーゼ戦では規定のキャプテンマークではなくアストーリが生前身に着けていた背番号の「13」をあしらったオリジナルのデザインのバンドを腕に巻いて出場。アストーリへの敬意を表すると共に、アレハンドロ・ゴメス、デ・ロッシに続いてリーグ機構側にキャプテンマークに関する規定変更を訴えた。
▽これに対してセリエAを運営するレガ・カルチョは4日、セリエA第4節以降に規定のキャプテンマーク着用義務を怠った場合、正式に処分を科す旨を各クラブに通知しており、次節から罰金処分が科されることが決定した。
「フィオレンティーナの腕章はアストーリに捧げるものなんだ。そして、誰にも触らせないよ」
「仮に、レガ側が僕たちを罰する決定をするならば、僕たちはその罰金を受け入れる」
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▽フィオレンティーナは2日にホームで行われたセリエA第3節でウディネーゼと対戦。この試合では今季からキャプテンを務めるアルゼンチン代表DFヘルマン・ペッゼッラが、今年3月4日に急逝した前キャプテンのダビデ・アストーリへの敬意をある行動で示した。▽そして、ペッゼッラもウディネーゼ戦では規定のキャプテンマークではなくアストーリが生前身に着けていた背番号の「13」をあしらったオリジナルのデザインのバンドを腕に巻いて出場。アストーリへの敬意を表すると共に、アレハンドロ・ゴメス、デ・ロッシに続いてリーグ機構側にキャプテンマークに関する規定変更を訴えた。
▽これに対してセリエAを運営するレガ・カルチョは4日、セリエA第4節以降に規定のキャプテンマーク着用義務を怠った場合、正式に処分を科す旨を各クラブに通知しており、次節から罰金処分が科されることが決定した。
▽しかし、イタリア代表招集中のフィオレンティーナDFクリスティアーノ・ビラギはたとえリーグ側から処分を科されようと、今後もチームとしてアストーリへの敬意を示したキャプテンマークを使用し続ける意向を示した。
「フィオレンティーナの腕章はアストーリに捧げるものなんだ。そして、誰にも触らせないよ」
「仮に、レガ側が僕たちを罰する決定をするならば、僕たちはその罰金を受け入れる」
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