EL&ブンデスで未勝利に苦しむケルンがGMと契約解消

2017.10.24 21:43 Tue
Getty Images
▽日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは23日、ゼネラルマネージャー(GM)を務めるヨルク・シュマットケ氏と契約解消で合意したことを発表した。
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▽詳細な分析を通した結果、ケルンとシュマットケ氏はクラブの将来的なビジョンの部分で相違があると認識。このため、2023年まで残していたシュマットケ氏との契約を、両者の双方合意の上で解消する運びとなった。
▽この件に関して、ケルン会長のヴェルナー・スピナー氏とシュマットケ氏は、クラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。

◆ヴェルナー・スピナー会長

「ヨルク・シュマットケ氏はケルンのために非常に良い仕事をしてくれた。彼はこのチームをブンデスリーガに引き戻したし、25年間で初めてヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすまでにこのクラブのクオリティーを押し上げることを、チームの一員として手助けしてくれたんだ。この件について、私たちは彼に多大なる感謝を送る。彼と彼の家族の未来が、全てにおいて上手くいくことを願っているよ」
◆ヨルク・シュマットケ氏

「この合意によって、新鮮な情動が巻き起こり、新たな道への扉を開きたい気持ちでいる。信頼してここでの仕事を任せてくれたことには、感謝を告げたい。チーム、トレーニングスタッフ、その他あらゆる人々が、多くの成功に恵まれることを最大限願っている」

▽シュマットケ氏は、2013年夏に当時ブンデスリーガ2部に所属していたケルンでの役職に就任。その後、2014年1月に長澤和輝を獲得したケルンは2013-2014シーズンにブンデス2部で優勝を果たし、昇格を決める。さらに、昇格シーズンとなった2014年夏には大迫勇也を獲得し、以降1部に残留し続けると、昨シーズンは5位でリーグ戦を終了。クラブ史上初となるEL出場権を獲得していた。

▽しかし、ケルンは今シーズンに入ると、ブンデス第9節終了時点で2分け7敗の最下位と低迷。ELでもグループH第3節終了時点で全敗と、苦渋を味わっている最中の解任発表となった。

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