「若手を見る基準はスピード」八塚浩MCにプレミア期待の若手と今夏移籍のベスト&ワースト補強を聞く《Foot!×超WSコラボ企画》
2016.11.24 20:00 Thu
▽国内唯一のデイリーサッカーニュースであるJ SPORTSの人気番組『Foot!』。超ワールドサッカーでは、今週の月曜から金曜にわたってFoot!×超WSコラボ企画を実施。4日目となる本日は、『Foot! THURSDAY』のMCを務める八塚浩氏のインタビュー。1994年以降に生まれた若手プレミアリーガーで注目している選手と、プレミアリーグ第11節を終えた段階での今夏移籍のベスト&ワースト補強選手をうかがった。(※インタビューは11月10日に実施。成績は第11節終了時点)
「ユナイテッドのマルシャルやラシュフォードは好きですね。若さいっぱいですし。スピードもあるし、キレもありますからね。あとはエムレ・カンが良いですね」
「若手を見る基準を設けていて、僕はスピードを見ています。スピードっていずれは衰えるじゃないですか。だから、若い内が最高の見所であって、見逃したくないんです。あとは、戦う姿勢ですね。ベテランの様にボールをくれたらやるよというのではなく、俺がもらいたからここに顔出しましたという猛烈にアップダウンする選手とか、ボランチならとにかく拾いますという待たない選手が好きです。待つのはベテランになってもできるのでね」
──そういったポイントを若い内にやれている選手は、ベテランになってチームの核になっている印象があります
「そこはかなりポイントだと思います。「足が折れても、心臓が破裂してでもやるんだ」というぐらいの姿勢を見せてくれる選手が好きですね。プレミアは特にそうですね」
──今夏にプレミアリーグに移籍してきた選手では気になる選手はいらっしゃいますか
「僕はポグバですね。ずっと気にしています。この選手の適正ポジションが、トップ下が良いのか、ちょっと下げてアンカーの位置なのか。インサイドハーフの様に出入りを自由にさせるのが良いのか。その辺りがまだ分かりません。ただ、ユーベの時の輝きがあるようには見えないんですよね」
──今はモウリーニョ監督も使い所、そして適正ポジションを迷っている印象です
「約束事があるようで無い方が良いんだよね。という感じが、良い気がします。ポグバを使いこなすのは難しいと思います。ただ、自由に顔を出して、自由にして良いけど、最低限はこれをやれというのはモウリーニョならできる気もしています」
「ポグバが持っている才能としては、センターバックとしても素晴らしいと思っているんです。もちろんボランチでも良いし、アンカーでも良いし。上手く行けばフォワードとしても良いんじゃないかと。つまり、こんなにも夢を与えてくれる選手はいないんですよね。どこのチームでもセンターバックとセンターフォワードが居ないと言っている中で、ポグバならどっちもできるんじゃないかなと。ある種、最高級のような選手だと思います」
「例えば、イブラヒモビッチにセンターバックやれ、センターバックに向いているなんて誰も思いもしないですけど、ポグバはどっちでも行けると思っちゃうんですよね。なのでポグバを推したいですね」
──ポグバ以外にも気になる選手はいらっしゃいますか
「イブラヒモビッチは来シーズンにでもアメリカに行っちゃうんじゃないかって話がありますけど、そうなるとプレミアで1年だけだともったいないなと。もっと見たいなという感じがします」
「ルーニーとも共存できればと言われていますが、タイプが違うじゃないですか。だから、イブラヒモビッチに長く居てもらって、彼の味を出してもらいたいなとは思います」
──移籍という点では近年イタリアから来る選手が多いですが、その辺りはどの様に見ていらっしゃいますか
「クアドラードはそうでしたが、プレミアには馴染めなくてもイタリアには馴染めるという選手は多いですね。それを思うと、ザザも上手くいかないのかなと。そんな感じがします」
「案外スペインから来る選手は上手く行くパターンが多いですよね。上手いからなのかな…。マルコス・アロンソとかもそうですね。もう少し味が出る気がするかな。カンテは相変わらずだよね」
──イタリアから来る選手があまり上手くいかない所はどう思われますか
「今はイングランドでイタリアがブームだと思うんです。指揮官の面で。コンテが居て、ラニエリが居て。そしてマッツァーリが居ますでしょ。マッツァーリが成功するか否かは凄く注目しています。あんなにマニアックで、3バックの使い手と言われていましたが、それはことカルチョでの話であって、イングランドの人に受け入れられるのか、勝敗として勝てるのか。マッツァーリの結果次第では、まだイタリアの人が来るかどうかを左右すると思います」
「マニアックな監督はいっぱいいるんです。ことディフェンス面では。ただ、これはサッカーの魅力を消すんですよね。相手の良いところを消すサッカーなのでね。だから、マッツァーリのことは一番注目しています。それによって選手を連れてくることにもなります」
「今までは、プレミアが好きな選手が行けたんですよね。ゾラとか、マンチーニとか。でも、マニアックな指揮官が成功例として出て、そこに合わせたマニアックな選手を獲るようになると、プレミアが変質していくのかなと思います」
──移籍のトレンドがイタリアに向く可能性もあるということですね
「例えば、ボヌッチなんかはどこのチームに行っても成功すると思っています。ただ、行きたくないとは思います。個人的にも難しいのかなと思っています。そういったことを思うと、マッツァーリは気になりますね。選手以上に」
「グアルディオラが来て、クロップが来て、コンテが来て、モウリーニョが居て、ヴェンゲルも居て。指揮官の方が選手よりも注目しちゃいますね。ラニエリが昨シーズン優勝して、今シーズンはコンテが優勝したら快挙だと思いますね」
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──若手選手で気になる選手などいらっしゃいますか「ユナイテッドのマルシャルやラシュフォードは好きですね。若さいっぱいですし。スピードもあるし、キレもありますからね。あとはエムレ・カンが良いですね」
──そういったポイントを若い内にやれている選手は、ベテランになってチームの核になっている印象があります
「そこはかなりポイントだと思います。「足が折れても、心臓が破裂してでもやるんだ」というぐらいの姿勢を見せてくれる選手が好きですね。プレミアは特にそうですね」
──今夏にプレミアリーグに移籍してきた選手では気になる選手はいらっしゃいますか
「僕はポグバですね。ずっと気にしています。この選手の適正ポジションが、トップ下が良いのか、ちょっと下げてアンカーの位置なのか。インサイドハーフの様に出入りを自由にさせるのが良いのか。その辺りがまだ分かりません。ただ、ユーベの時の輝きがあるようには見えないんですよね」
「でも、この間のシュート(第11節のスウォンジー戦)なんか見ちゃうと凄いなと。持っている力は相当に高いですからね。イブラヒモビッチのような役者が上の選手が居るところにポグバが入ると良いんですよね。大将になってしまうとそれまでだけど、まだ上が居ると分かるとね。ポグバが今のチームでユーベ時代のポテンシャルを出せるかに凄く注目しています」
──今はモウリーニョ監督も使い所、そして適正ポジションを迷っている印象です
「約束事があるようで無い方が良いんだよね。という感じが、良い気がします。ポグバを使いこなすのは難しいと思います。ただ、自由に顔を出して、自由にして良いけど、最低限はこれをやれというのはモウリーニョならできる気もしています」
「ポグバが持っている才能としては、センターバックとしても素晴らしいと思っているんです。もちろんボランチでも良いし、アンカーでも良いし。上手く行けばフォワードとしても良いんじゃないかと。つまり、こんなにも夢を与えてくれる選手はいないんですよね。どこのチームでもセンターバックとセンターフォワードが居ないと言っている中で、ポグバならどっちもできるんじゃないかなと。ある種、最高級のような選手だと思います」
「例えば、イブラヒモビッチにセンターバックやれ、センターバックに向いているなんて誰も思いもしないですけど、ポグバはどっちでも行けると思っちゃうんですよね。なのでポグバを推したいですね」
──ポグバ以外にも気になる選手はいらっしゃいますか
「イブラヒモビッチは来シーズンにでもアメリカに行っちゃうんじゃないかって話がありますけど、そうなるとプレミアで1年だけだともったいないなと。もっと見たいなという感じがします」
「ルーニーとも共存できればと言われていますが、タイプが違うじゃないですか。だから、イブラヒモビッチに長く居てもらって、彼の味を出してもらいたいなとは思います」
──移籍という点では近年イタリアから来る選手が多いですが、その辺りはどの様に見ていらっしゃいますか
「クアドラードはそうでしたが、プレミアには馴染めなくてもイタリアには馴染めるという選手は多いですね。それを思うと、ザザも上手くいかないのかなと。そんな感じがします」
「案外スペインから来る選手は上手く行くパターンが多いですよね。上手いからなのかな…。マルコス・アロンソとかもそうですね。もう少し味が出る気がするかな。カンテは相変わらずだよね」
──イタリアから来る選手があまり上手くいかない所はどう思われますか
「今はイングランドでイタリアがブームだと思うんです。指揮官の面で。コンテが居て、ラニエリが居て。そしてマッツァーリが居ますでしょ。マッツァーリが成功するか否かは凄く注目しています。あんなにマニアックで、3バックの使い手と言われていましたが、それはことカルチョでの話であって、イングランドの人に受け入れられるのか、勝敗として勝てるのか。マッツァーリの結果次第では、まだイタリアの人が来るかどうかを左右すると思います」
「マニアックな監督はいっぱいいるんです。ことディフェンス面では。ただ、これはサッカーの魅力を消すんですよね。相手の良いところを消すサッカーなのでね。だから、マッツァーリのことは一番注目しています。それによって選手を連れてくることにもなります」
「今までは、プレミアが好きな選手が行けたんですよね。ゾラとか、マンチーニとか。でも、マニアックな指揮官が成功例として出て、そこに合わせたマニアックな選手を獲るようになると、プレミアが変質していくのかなと思います」
──移籍のトレンドがイタリアに向く可能性もあるということですね
「例えば、ボヌッチなんかはどこのチームに行っても成功すると思っています。ただ、行きたくないとは思います。個人的にも難しいのかなと思っています。そういったことを思うと、マッツァーリは気になりますね。選手以上に」
「グアルディオラが来て、クロップが来て、コンテが来て、モウリーニョが居て、ヴェンゲルも居て。指揮官の方が選手よりも注目しちゃいますね。ラニエリが昨シーズン優勝して、今シーズンはコンテが優勝したら快挙だと思いますね」
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