群雄割拠のFリーグ!! リーグ王者を決めるプレーオフの見所は!?
2018.01.08 12:00 Mon
▽DUARIG Fリーグ2017/2018シーズンは、6日から8日にかけて行われる駒沢セントラルをもってレギュラーシーズンが終了。1月13日から行われるプレーオフで優勝チームが決定する。
▽リーグ戦を1位で終えた名古屋オーシャンズはプレーオフ決勝からの出場が決定。その他、湘南ベルマーレ、ペスカドーラ町田、フウガドールすみだはプレーオフ1回戦からの出場が決定し、残り1枠は府中アスレティックFCとシュライカー大阪が争っている。
▽今シーズンのプレーオフのレギュレーションでは、リーグ戦2位と5位、3位と4位が対戦する。トーナメント方式で勝ち上がったチームが名古屋の待つ決勝に進出。その決勝戦では2試合を実施し今シーズンの王者が決する。
◆ワールドクラスの外国人が躍動する名古屋オーシャンズ
▽するとこの新外国人選手たちがすぐさま日本のフットサルにフィット。2節を残してルイジーニョが34ゴール、ラファが23ゴール、ヴァルチーニョが22ゴールと得点を量産。実にチーム得点147ゴールの53%を3人で奪っている。
◆チームワークと勢いで大躍進を遂げた湘南ベルマーレ
▽このチームを今季からまとめる奥村敬人監督は「目標はあくまでも優勝。まだ権利を取れただけ」とさらに前を向く。今Fリーグで一番勢いがあり、チームワークが高まっている湘南が初のリーグ優勝を目指して歩みを続ける。
◆チーム戦術と個人技の融合を見せるペスカドーラ町田
▽最後の名古屋戦(第28節)では、両指揮官の駆け引きが高いレベルで繰り広げられたことで拮抗した展開に。この状況を打破したのが得意のドリブルで名古屋の守備網を突破したFP室田祐希だった。古巣相手に、得意のドリブルで決勝点を奪い、チームは2-0で勝利。リーグ戦終盤で覚醒の予感を漂わせる若きドリブラーに期待だ。
◆浮き沈みの中で手応えを掴んだフウガドールすみだ
▽プレーオフ出場を決めた第31節では、府中アスレティックFCに6-2と大勝。試合後、指揮官は「自分たちの良さを出すことも大事だが、相手の良さを消すことも必要」と語るなどプレーオフで優勝するために、これまでとは違う戦いを選択したことを明かした。
▽さらに、湘南から今シーズン加入したFP岡村康平が2ゴールを奪う活躍を見せるなど、ここにきてチームにフィットしていることを結果で示した。すみだ特有のチームとしての一体感と、指揮官の采配で初のリーグ制覇を目指す。
◆日本代表ホットラインを持つ府中アスレティックFC
▽その渡邉を支えるのが、同じ日本代表のFP皆本晃だ。例年であれば、皆本が攻守にわたってタスクをこなし、チームの全ての役割を担ってきた。しかし、渡邉がゴールゲッターとして活躍する今シーズンは、ゲームメーカーとして動くことに集中。結果、チームが失速せずにプレーオフ権を争うまま、駒沢セントラルを迎えることができた。自力で掴めるプレーオフ進出権、ラスト2試合の2人のコンビネーションは必見だ。
◆ついに戦力が揃った昨季の王者・シュライカー大阪
▽しかし、シーズン終盤に加藤が復帰し、6日に行われた試合ではアルトゥールもピッチに立つなどついに戦力が揃った。木暮賢一郎監督も「これまで一番見たかったセットが組めた」と、ようやく揃った選手たちに手応えを感じている。
▽昨シーズンは破壊的な攻撃力で他を圧倒した大阪だが、ここにきてその強さがさらに増している。クレパウジ・ヴィシウスが日本に帰化したことで、アルトゥール、チアゴと同じピッチに起用できるようになった(Fリーグでは外国籍2名までが同時にピッチに立てる)。プレーオフに進出できれば、間違いなく脅威となるだろう。
■Fリーグ第32節・第33節 駒沢セントラル
▽1月7日(日)
《10:00》
湘南ベルマーレ vs アグレミーナ浜松
《12:15》
名古屋オーシャンズ vs デウソン神戸
《14:30》
ペスカドーラ町田 vs 府中アスレティックFC
《16:45》
フウガドールすみだ vs バルドラール浦安
《19:00》
エスポラーダ北海道 vs ヴォスクオーレ仙台
▽1月8日(月・祝)
《10:00》
シュライカー大阪 vs アグレミーナ浜松
《12:15》
府中アスレティックFC vs バサジィ大分
《14:30》
名古屋オーシャンズ vs 湘南ベルマーレ
《16:45》
フウガドールすみだ vs デウソン神戸
《19:00》
ペスカドーラ町田 vs ヴォスクオーレ仙台
▽リーグ戦を1位で終えた名古屋オーシャンズはプレーオフ決勝からの出場が決定。その他、湘南ベルマーレ、ペスカドーラ町田、フウガドールすみだはプレーオフ1回戦からの出場が決定し、残り1枠は府中アスレティックFCとシュライカー大阪が争っている。
◆ワールドクラスの外国人が躍動する名古屋オーシャンズ
(C)CWS Brains,LTD.
▽昨シーズンはリーグ戦10連覇を目指して臨みながらも、失意のシーズンとなった名古屋。それだけに今シーズンに懸ける思いは強く、開幕前にブラジル代表FPラファやブラジル人FPペピータを獲得。そのペピータが負傷すると、シーズン中にはさらにブラジル代表FPルイジーニョ、ブラジル人FPヴァルチーニョを補強した。▽するとこの新外国人選手たちがすぐさま日本のフットサルにフィット。2節を残してルイジーニョが34ゴール、ラファが23ゴール、ヴァルチーニョが22ゴールと得点を量産。実にチーム得点147ゴールの53%を3人で奪っている。
▽一方で、彼らが不在となった試合では、チームがうまく機能しなかったことも事実。実際に第20節のフウガドールすみだ戦ではラファが欠場の中、ルイジーニョが退場。2人の現役セレソンを欠くチームは、バランスを崩して3-7と大敗を喫した。それだけに、名古屋にとっては万全の状態で決勝戦を迎えられるかがカギを握る。
◆チームワークと勢いで大躍進を遂げた湘南ベルマーレ
(C)CWS Brains,LTD.
▽Fリーグが開幕して10シーズンで最高順は開幕年の5位。その後は下位が定位置となっていたが、今シーズンは逆襲のシーズンとなった。FPロドリゴは積極的な仕掛けと得意の左足でゴールを量産し、2節を残して30ゴールをマーク。復帰したFP内村俊太もバランサーとしてチームを支え、GKフィウーザも超人的な反射神経を武器にゴールに鍵をかけるなど、各ポジションの選手が自身の役割を全うした結果、クラブ史上初となるプレーオフ出場権を獲得した。▽このチームを今季からまとめる奥村敬人監督は「目標はあくまでも優勝。まだ権利を取れただけ」とさらに前を向く。今Fリーグで一番勢いがあり、チームワークが高まっている湘南が初のリーグ優勝を目指して歩みを続ける。
◆チーム戦術と個人技の融合を見せるペスカドーラ町田
(C)CWS Brains,LTD.
▽今シーズンもリーグ1位の候補と思われていた町田は、シーズン中に15戦無敗を達成。しかし、内容面では11勝4分けと勝ちきれない試合も見られ、これが影響して名古屋を独走させてしまった。しかし、岡山孝介監督の追い求めるクアトロ戦術がハマったときの強さは光っており、今シーズンは名古屋を相手に2勝1敗と勝ち越している。▽最後の名古屋戦(第28節)では、両指揮官の駆け引きが高いレベルで繰り広げられたことで拮抗した展開に。この状況を打破したのが得意のドリブルで名古屋の守備網を突破したFP室田祐希だった。古巣相手に、得意のドリブルで決勝点を奪い、チームは2-0で勝利。リーグ戦終盤で覚醒の予感を漂わせる若きドリブラーに期待だ。
◆浮き沈みの中で手応えを掴んだフウガドールすみだ
(C)CWS Brains,LTD.
▽開幕戦でバサジィ大分を相手に9-1と華麗な大勝劇を見せつけたすみだだったが、続く第2節の湘南戦では2-5と大敗。その後も、好不調の波がはっきりと出てしまい、浮き沈みの激しいシーズンとなった。それでも須賀雄大監督の下、チームは一枚岩となりブレずに戦いプレーオフ出場権を手にした。▽プレーオフ出場を決めた第31節では、府中アスレティックFCに6-2と大勝。試合後、指揮官は「自分たちの良さを出すことも大事だが、相手の良さを消すことも必要」と語るなどプレーオフで優勝するために、これまでとは違う戦いを選択したことを明かした。
▽さらに、湘南から今シーズン加入したFP岡村康平が2ゴールを奪う活躍を見せるなど、ここにきてチームにフィットしていることを結果で示した。すみだ特有のチームとしての一体感と、指揮官の采配で初のリーグ制覇を目指す。
◆日本代表ホットラインを持つ府中アスレティックFC
(C)CWS Brains,LTD.
▽今シーズンの府中は、ホームアリーナとしていた府中市立総合体育館が、リーグ規定のコートサイズを取れないことから使用禁止となり、様々なアリーナで試合を行うなどピッチ外の影響を大きく受けた。それでも、日本代表FP渡邉知晃が開幕から好調を維持してゴールを量産。第31節終了時点で2位に10ゴール差をつける44ゴールをマークしてチームを支えてきた。▽その渡邉を支えるのが、同じ日本代表のFP皆本晃だ。例年であれば、皆本が攻守にわたってタスクをこなし、チームの全ての役割を担ってきた。しかし、渡邉がゴールゲッターとして活躍する今シーズンは、ゲームメーカーとして動くことに集中。結果、チームが失速せずにプレーオフ権を争うまま、駒沢セントラルを迎えることができた。自力で掴めるプレーオフ進出権、ラスト2試合の2人のコンビネーションは必見だ。
◆ついに戦力が揃った昨季の王者・シュライカー大阪
(C)CWS Brains,LTD.
▽昨シーズン、名古屋オーシャンズの10連覇を阻んだディフェンディングチャンピオンは開幕から苦しい戦いを続けてきた。昨シーズン途中にFP加藤未渚実が前十字じん帯を負傷し、開幕に間に合わず。さらにMVP級の活躍を見せたFPアルトゥールも、負傷の影響でコンディションが上がらずにメンバー外となる試合が続いた。その結果、まさかのプレーオフ争いに巻き込まれている。▽しかし、シーズン終盤に加藤が復帰し、6日に行われた試合ではアルトゥールもピッチに立つなどついに戦力が揃った。木暮賢一郎監督も「これまで一番見たかったセットが組めた」と、ようやく揃った選手たちに手応えを感じている。
▽昨シーズンは破壊的な攻撃力で他を圧倒した大阪だが、ここにきてその強さがさらに増している。クレパウジ・ヴィシウスが日本に帰化したことで、アルトゥール、チアゴと同じピッチに起用できるようになった(Fリーグでは外国籍2名までが同時にピッチに立てる)。プレーオフに進出できれば、間違いなく脅威となるだろう。
■Fリーグ第32節・第33節 駒沢セントラル
▽1月7日(日)
《10:00》
湘南ベルマーレ vs アグレミーナ浜松
《12:15》
名古屋オーシャンズ vs デウソン神戸
《14:30》
ペスカドーラ町田 vs 府中アスレティックFC
《16:45》
フウガドールすみだ vs バルドラール浦安
《19:00》
エスポラーダ北海道 vs ヴォスクオーレ仙台
▽1月8日(月・祝)
《10:00》
シュライカー大阪 vs アグレミーナ浜松
《12:15》
府中アスレティックFC vs バサジィ大分
《14:30》
名古屋オーシャンズ vs 湘南ベルマーレ
《16:45》
フウガドールすみだ vs デウソン神戸
《19:00》
ペスカドーラ町田 vs ヴォスクオーレ仙台
|
関連ニュース